分葱（わけぎ）

　
【わけぎ】って知っていますか？
先日、わけぎを植えました。これで、春にはおいしいヌタが食べれます。
わけぎ料理と言えばこちらではヌタが有名です。ヌタにはタコと辛し酢味噌、そして、わけぎを混ぜるのが定番です。
隣の県はわけぎの生産量が日本一と言われています。（マスコットのワッキーちゃんがあります。）　ねぎラーメンはあるのに、わけぎラーメンはないようですね。わけぎってあまり知られていないのでしょうか？
わけぎを食べて、健康で美人になってください。


わけぎは、ねぎとたまねぎの雑種で、緑黄色野菜の一つと言われています。根元が多くの株に別れた葱（ねぎ）の意味で「分葱（わけぎ）」と言うのでしょう。ねぎと比べて刺激臭や辛みが少なく、独特の香りと甘みがあり、β（ベータ）－カロチン、ビタミンＣなどの栄養素を豊富に含んでいるそうです。
β－カロチンは、活性酸素の働きを抑制する作用があり、ガンを防ぐ効果があるそうです。また、皮膚・粘膜・目の網膜を健康に保つ作用のほか、風邪の予防、つまり免疫力を強化し細菌やウイルスから身体を守る働きがあるそうです。
ビタミンＣは、コラーゲンの生成を促し、しわを予防する作用や、メラニンの生成を抑えシミを予防する働きがあるそうです。肌の悩みを抱えている人は積極的に摂りたい栄養素ですよ。さらにわけぎには、便秘を改善し整腸作用のある食物繊維、体内に蓄積されたナトリウム（塩分）の排泄を促し高血圧を予防するカリウム、貧血予防の効果がある鉄などの栄養成分も多く含まれているうだって。
ほかにもわけぎには、ねぎと共通する効能もあり、疲労回復、食欲増進に最適な食材ですよ。