もみまきの道具を準備したときに、田植えで使う道具も出してみました。
写真の道具が、手で稲の苗を植える時の道具です。写真上部の棒は、ホームセンターで購入した、模造の竹に赤いビニールテープで等間隔に印をつけたものです。田植え時の苗の列幅用のものさしに使用します。(これは、昨年ですが私が作ったものです。) 昔は、木の棒または竹を使用していました。
苗の列は、等間隔に赤い玉が付いたヒモを張って決めます。ヒモは鉄のピンで張るようにします。片方の鉄のピンには、ヒモを巻き取れるようになっています。(ヒモが朽ちて、ボロボロになってきました。新品は販売されていないかな?)
この先祖代々から伝わる道具で、古代米の黒米を手作業で植える予定です。
でもそのうち、田植え機が普及したからか
見なくなりましたよね。
古代米、手がかかるのですね。
去年いただいたけど、貴重なものを、改めてありがとうございました。
そんなに重要な意味はありませんよ。
昔ながらの手作業をする理由は簡単ですよ。 機械を入れるより、手で植える方が楽で早いからです。そして、田植えをした気分を、自分をはじめ子どもやみんなに感じてもらいたいからです。
手作業を行う田んぼは2箇所あり、小さくて田んぼの形も変形しています。そんな小さな形の悪い田んぼに、栽培する量が少ない古代米を植えます。 数量が少ないので、ほとんど手作業をせざるを得ないのですよ。 もちろん、籾蒔きも手で蒔きました。 田植えは、6月中ごろの予定です。ご希望でしたら来て下さい。尾道からも、田植えをやってみたいと言う方が来られる予定です。特別なおもてなしはできませんが、帰りには少しですがお米や野菜などをお渡ししようと思っています。
見たことあるんですか。
最近、こんな道具を使っているのは、テレビなどでたまに見る「田植えまつり」くらいでしょうか。