「生物多様性」が見られる1つの象徴的な場所は、やっぱり日本の「里山」ですね。
「里山」のような自然環境を守ることが「生物多様性」の保全につながるんじゃないでしょうか?
「里山」とは、奥山(原生的な自然)と都市との中間に位置し、集落に近接する小高い山のことをいうそうです。
間伐や下草刈りなど、人が手をかけることで環境を維持してきた自然がそこにはあります。
さらに、「里山」と集落、それらを取り巻く雑木林、農地、ため池、草原などが一体となって構成される地域のことを「里地里山」と呼ぶそうです。
では、なぜ日本の「里山」がその「生物多様性」を考えるうえで象徴的な場所といわれているのでしょうか?
「里山」は、かつて日本の農村地帯にあたりまえのように見られました。人々は「里山」から、燃料となる薪や、食料となる木の実・きのこ、田畑の肥料となる落ち葉など自然の恵みを得てきました。
一方、「里山」に住む生き物たちは、田畑などにいる昆虫や魚、カエルなどをエサにするなど、人の暮らしがそばにあることで生態系が保たれるという恩恵も得てきたのです。 また「里山」は、人が暮らす場所と、手つかずの自然との境界線でもありました。イノシシなどの大型の動物が人里に出てこないための防波堤の役割も担っていたようです。
ところが近年、離農や農村の過疎化、農家の高齢化などで「里山」に人の手が入らなくなり、放棄された「里山」では繁殖力の強い動植物(そうですイノシシ、タヌキ、サルなどです。)が勢力を拡大して、均衡が保たれていた生態系が急速に崩れてきています。(最近ひどくなってきました。)
そこで、もう一度、人が手をかけることでかつての「里山」の自然をよみがえらせ、人の暮らしと豊かな自然との共生を目指そうとする動きが、日本各地で始まっているのだそうです。
実は、我が家もそうなんですよ。少しづつですが、時間をみて里山整備をしています。
「トトロの森」ように作ろうかと思っちゃたりして・・・コナラやクヌギなどの落葉広葉樹の雑木林が広がり、オオタカやフクロウなども生息しそうな環境にしたいものです。
あなたの身近にも、かつての「里山」の面影を残している場所はありませんか?
かつての「里地里山」で見られたように、人の暮らしと多様な生物が生息できる自然がともに成り立つような環境をもう一度、現代社会にも取り戻すことが大切なんじゃないでしょうか?
それにしても、寒いですね。
朝7時ごろ車に乗ろうとしたらフロントガラスが凍っていたのでぬるま湯をかけたのよ。
でも、車のドアを開けて乗りこむ間にまた凍りました(^^;
ウォッシャー液も凍って出ないし…。
わっくんの所はもっと寒いでしょうね。風邪にお気をつけて。
そうです。寒いです。
そこで、寒中お見舞い申し上げます。
そっち比べると、もっと寒いですよ。 でも、寒さに負けないで頑張っています。 もう後、2~3か月したら、「暑い!暑い!」って言うことになうでしょう?