
おばあさんが、「近所からもらった、こんにゃくはどうだった?」と、今回もらったこんにゃくの味について聞いてきた。
やはり、もらったからには食べた後の感想を作った人に返さないと失礼になるとおばあさんは言う。うまかろが、まずかろうが味を評価して連絡することが、お互いに製造技術を高めることになるとの考えです。
こんにゃくは、低カロリーで食物繊維を多く含むヘルシーな食材ですが、約97%が水分で、水っぽいため、なかなか味がしみ込みません。
また、こんにゃく芋の主成分であるグルコマンナン(こんにゃくマンナン)を凝固させるのに、水酸化カルシウムなどを加えるため、特有の臭みやヌルヌル感が生じます。(草や木の灰が白くなるまで燃やした灰汁を使うと良いですよ。)
こんにゃくをおいしく食べるには、余分な水分や臭みを取り除く下ごしらえが重要。おでん、すき焼き、バター焼きなどの場合は、塩もみしてしばらくおいてから、たっぷりの熱湯で30秒ほどゆでます。味噌漬け、煮物、汁物の場合は、塩を全体にまぶしてめん棒などで軽くたたき、水で洗い流します。いため物、あえ物の場合は、鍋に入れて混ぜながら、からいり(乾煎り:水も油も入れずに煎る)するのがオススメ。味がしみ込みやすく、食感もよくなって、料理が一段とおいしく仕上がります。
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