

酒かすは体に良いと聞きましたが、そんじゃ、どんな効果があるんじゃろうか?
「酒かす」は、酒(焼酎じゃなく清酒の日本酒)を作る際にできる副産物だということは、おいらでも知っています。
米と麹(こうじ)を発酵させた「もろみ」という柔らかい固形物を搾ってできた液体が清酒で、残ったものが「酒かす」なんです。酒かすには、多くのたんぱく質と食物繊維が含まれているそうです。
そんじゃ、その酒かすのたんぱく質と食物繊維が体にどのようにいいのかを調べてみると、
たんぱく質は、筋肉や臓器など、私たちの体を構成する重要な成分で、酵素やホルモンなどの原料にもなります。また、食物繊維は、腸の働きを刺激して、腸内に発生した有害物質の排出を促す作用がありますので、腸内環境を整えるのに役立ちます。
それだけでなく、最近の研究では酒かすに「ペプチド」という成分が含まれていることが明らかになってきました。ペプチドはたんぱく質を作る最小単位のアミノ酸が複数結びついたもののことで、血圧を上昇させる物質の生成を抑制して高血圧を予防したり、肝機能を保護して肝臓の病気を予防したりする働きがあると言われています。
そうだったのか。 酒かす食べよっと!
酒かすを大人買いするときは、以下の保存方法を知っておいた方がいいでしょう。
酒かすを保存するときは、ビニール袋や密閉できる容器などに入れ、外の空気に触れないようにしましょう。
酒かすは、ピンク色や黄色に変色することがありますが、これは温度の影響で糖やアミノ酸などの成分が反応するためです。
変色していても品質や栄養価には変わりがないので食べられますが、気になるときは奈良漬などの漬物用として使うと良いでしょう。
変色を避けるために、冷蔵庫や冷凍庫など低温での保存がオススメです。
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