

美人の形容に用いられる芍薬の花は、5~6月が見ごろです。
直径10~20cmの大輪で、大きな花びらが重なり合ったとても優雅な花です。 古くから多くの園芸品種が作り出されてきたため、一重咲きや八重咲きの他に、こんもりと丸みのあるてまり咲きなど、さまざまな花形があるようです。
色も、白・ピンク・赤・紫・黄色など、バリエーション豊か。「ピンクハワイアンコーラル」、「ラテンドール」、「古都の光」、「かぐや姫」など、すてきな品種名がつけられているものが多いので、美しい姿と名前のイメージを重ね合わせながら見るのも良いものですよ。
芍薬と牡丹の違いは、 芍薬は枝分かれせずにまっすぐに立つのに対し、 牡丹は枝分かれしやすく横張りの樹形になることからだそうです。
どちらも丸ぽちゃタイプのように思えます。ゆりの花は牡丹などとは違うように思えるんですがね? 茎がまっすぐ伸びて長いので歩く姿はモデルのように綺麗に見えるのでしょうか?
シャクヤクの根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用があるそうです。漢方ではポピュラーな生薬で葛根湯、十全大補湯、大柴胡湯、当帰芍薬散など多くの漢方方剤に配合されてるようです。
シャクヤクと言うくらいだから、しゃっくりにも効果的だそうです。
写真は、先週行った倉敷のおいしいものブティック 平翠軒です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます