

訪問した会社の社長が、「閑古鳥が鳴いてますよ。」と言っていた。
山の中の会社ですが、私の耳にはカッコウの鳴く声は聞こえません。まー、そりゃそうですよね。「閑古鳥が鳴く」とは店などに客がおらず、寂れた様を例える言葉で使いますからね。
調べて見ると、古語に呼子鳥・喚子鳥(よぶこどり)という季語があるようです。これは人を呼ぶような泣き声のする鳥という意味で主にカッコウなどを指すとのこと。カッコウの鳴き声が当時の人に物寂しいと感じさせたことから、喚子鳥が転じ、閑古鳥という言葉が生まれたようです。
松尾芭蕉の句「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥」
つまり、閑古鳥とはカッコウのことで、閑古鳥が鳴くは閑古鳥が鳴いているように寂しい状態を意味することなんだって。
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