寒い冬を越したあと、収穫が楽しみなソラマメだけど、いつも、なかなか思うように実がなりません。
花はいっぱいつくのですが、実は小さいし、少ない。 花のすべてが実になるわけじゃないようですね。
本で調べてみると、
ソラマメはたくさんの花を咲かせますが、すべての花が立派な実になることはないそうです。 ソラマメはもともと無限伸育性といって、条件さえよければ主茎を伸ばし続ける性質を持っているようです。(まるでジャックと豆の木みたい?) 茎を伸ばしながら開花し、実をつけるので、茎葉と花で養分の取り合いになってしまい、花が落ちたり、実が付いても大きくならなかったりするのだそうです。
秋に種を蒔き寒い冬を越して育てる日本のソラマメ栽培方法では、主茎が伸び続けることはないようです。 主茎は、早い段階で上に伸びるのをやめたり、わき芽を出した後枯れたりするよです。
そのかわり、日本のソラマメは、わき芽をたくさん出すので半有限伸育型(日本型)と言うようです。(ちなみに、北欧型は無限伸育型です。)
そしてそれぞれの茎葉を伸ばしながら花をつけ続けるので、やはり養分の奪い合いになります。
そのため、実をつけさせる茎や花をあらかじめ決めて、それ以外を取り除く必要があるのです。 その仕立て方は、本や人によっていろいろ工夫されているそうです。
そこでおいらは、ソラマメの盆栽仕立てにチャレンジすることにしました。 次々出てくるわき芽を容赦なく摘み取って盆栽の様に仕立てる。 これぞ!まさしく野菜を盆栽にする「盆菜」じゃないか?
定植してから1ヶ月後、主茎を切りました。
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