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それは、むかしむかし、とある海外での出来事です。
たまたま、私が日本から持って行ってた「こんにゃくの粉」でこんにゃくを造った事です。 日本にいた頃、こんにゃくが好きではなかったが嫌いでもなかった。
こんにゃくの粉は保存ができ持ち運びも楽なので、「日本の味が恋しくなったころ、こんにゃくでも造ればいいや。」と思って持っていたこんにゃくの粉です。
海外生活で1年を過ぎた頃、友人とこんにゃくを造って食べようと話が決まり、こんにゃくを造ることになった。 しかし、今まで造った事がないのでさっぱり分からない。
箱に造り方が書いてあったので、3回ほど読み直して恐る恐る造ることにした。 だって、1回分の量しかなく失敗すれば、今度はいつ食べれるか分からないのだから慎重になりますよ。
できることはできたが、形や大きさはバラバラで、だれがみても不恰好なこんにゃくだった。 しかし、味はあんがいといける。久々に食べる日本食でもあり、忘れられぬ思い出の味となりました。 それからというもの、「うまい!こんにゃく」を食べると、あの時に苦労して造って食べたこんにゃくをいつも思い出さずにはいられません。
今では、海外でも日本食品は比較的に入手しやすいと思います。 海外で暮らす人で、こんにゃくを造って食べたいと希望される方がおられましたら、こんにゃくの粉を販売しますよ。
たまたま、造っただけですよ。誰だって、やればできると思います。
帰国後、何年かして、友達が大学の食文化学科で講師をしていて、こんにゃく造りを生徒とやってみるから、こんにゃくの粉を調達して欲しいと言うこともありました。 たぶん、こんにゃくダイエットとかで女子大生にはその頃人気があったのでしょう。