ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

選択

2004-09-09 20:00:00 | 日記
今日は、麻酔科受診でした。
相変わらず、身体の不調は続き、続き続けます。
何でかしらん。気もパッとしないし、
身体もイマイチだし、何が原因?ストレス?
結構、毎日毎日、母Fと狭い家に二人きり。
かなりきっついのよねぇ~。面倒くさいし。
そりの合わない人といつも一緒はねぇ~。
だいたい私〝あばば〟一人がかなり好きなのよねぇ~。
あぁ~、今も母F隣に来ちゃった、面倒よぉ~、一人にしてぇ~

こんな二人はやっぱり、スープの冷めない距離位に
離れて暮すのが一番なのよねぇ。
今はお互いに頼りきっていないし。
仕事が決まったら独立した方が良いだろうなぁ。
お金はかかるけど・・・
やっぱり、ベストは九州内での就職。かなっ。

今日、県政のたよりに障害者枠の県職員募集の記事が載っていたので、
そろそろ本腰入れて勉強せんといけんかなぁ。
年齢的に今年が最初で最後になる受験チャンス。
公務員ならば他の職種よりもスポーツも続けやすいだろうし、
福利厚生もしっかりしているし。
でも、本当に若干名しか採用されないので、これに賭けるのは危うすぎる。
今月末には、障害者の集団面接会があるけれど、
これに賭けるのはもっと危うい。
スポーツだけに生きていく事も出来るかもしれないけれど、
それにだって大会費用が付いて回るし、
プロで活躍できるなんて、万に一つの可能性だってないのが現実・・・・
障害基礎年金しか収入がない障害者は如何人生を歩んでいけば良いのだろう?
何かに夢中になるには、経済的に厳しすぎる。
交通事故等で一時的にでも大金が入ってきているのならば、
違う選択が出来るかもしれない。労災でも違うだろう。

私が友人を通して生命保険に加入した20歳の時、
もしもの障害に備えて「障害特約」も付けた。
4年前はもう友人は辞めてて違う人が私の担当だったけど、
最初はその担当の人だって障害特約に入っているから、
保証金が出ると言われた。
しかし、蓋を開けてみれば、怪我・事故でなく、
病気でなった障害だから一円も出ない。あんまりだ。
それこそ、傷に塩塗るような仕打ち。
そんな事は聞いていない。
怪我であろうと事故であろうと病気であろうと、
後天的に障害を負うと言うこと事態、予期せぬ人生の事故である。
怪我・事故・病気、同じ障害としたらどれ程の違いがあるのだろうか?
病気の方が一番性質が悪いという考えだって出来る。
貧乏な障害者・金持ちな障害者、同じ障害者なのに
これほど、措かれた環境が違うのか?
働いて収入を得たいと強く思っていても、自分の努力で埋めれぬ溝がある。
1級でも、月9万円に満たない障害基礎年金。
月9万円、一人で家を借りて暮す・・・出来ない。
家があれば如何にかなるかもしれない。
けれど借家にしか住む事の出来ない障害者は沢山居る。
自分の家を自分の身体に合わせて住む事の出来る障害者は、
全ての障害者でみても少数ではないだろうか。
私も年金を納めたことのある人間、
これ以上に年金を上げてくれとは決して言う事が出来ない。
貰えるだけでも有難いという気持ちはある。
しかし、それだけでは生活できない。これが現実。
この現実の中で暮していく事は辛すぎる。
生活保護を受ければ、車椅子生活者の欠かせない足である
乗用車を持つ事が出来ない。
それが出来なくて、年金だけで頑張るが
車椅子も消耗品・乗用車も消耗品。
月9万円で年にいくらの貯金が出来るだろうか。
車椅子も手帳で買えるが、5年間という耐用年数が決められている。
補助費だけでは買えない。
今、乗っている仙台で支給された車椅子は、自己負担が13万程あった。
車椅子は身体の一部、妥協した車椅子作りをすると
自分の身体に鞭打つようなもので、
脊柱の変形や褥瘡など生命にも関わる事だってある。

とっても長くなって、最初書き出しは全然違う事を書こうと思って、
選択なんて題にしたのに・・・
でも、今日のこれは今の、今からもきっとずっと私に付いてくる現実。
このままにしておこうと思います。