ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

またぁ~

2004-09-29 20:00:00 | 日記
今年、幾つめでしょうか?台風到来は・・・
今回は、上陸せず近くを通過しただけですんだので、
前回より心配せずに良かったのですが、
雨の一番酷かった午前中、前回とは逆の玄関から浸水。
今回は、集中的降った時間が短かったので、
新聞紙&雑巾で防ぐ事が出来ましたが、酷い雨が降る度に心配したり、
雑巾の搾り出しガ追いつかない事があったりでは、
身も心もクタクタになります。
車椅子専用なのに、著しく使い勝手が悪く。
トイレも普通の洋式トイレをコンクリートでかさ上げして、
便器の両側を手摺で囲ってあって、使いにくくって。
私は便器の斜め横に車椅子を寄せて移乗するのが、
ベストポジションなのに今のレイアウトでは絶対不可です。
浴槽・洗濯機置き場・トイレ・洗面所が狭いスペースに
押し込まれているので、身体を洗う場所なんて、
浴槽と防水カーテンの僅か50㌢程のスペース....
背の高い私だと、浴槽の縁に膝頭がぶつかってしまいます。
着替えるスペースも洗濯機の前の僅かな場所。
これがバリアフリーの観点から作られた建物とは思えません。
まるで逆に、バリア・ハウスです。まだ、前住んでいた市営住宅が良かった。
トイレも戸を外してアコーディオンカーテンに変えて、
戸が上がっていてトイレが低くなっている部分もかさ上げして、
風呂も戸をシャワーカーテンに変えて、すのこをひいてフラットにしたし、
台所からスロープを置いて洗面スペースとトイレ・風呂を
フラットにしたので、家の中で困る事は全然なかったのです。
ただ、1階でも数段の階段があるので、
いざって車椅子を引き上げながら家に入らなければいけなかっただけで、
今になって色んな情報を得てみると、
公営住宅で突然車椅子になった人に対応する為に
ベランダ側に段差解消機を設置している人が少なくない事を。
そうしていれば良かった、情報が欲しかった。
引越し費用もかからずに済んだのに。
3ヶ月ほどしか住まなかったのに態々改造までしたのに。
申し込み前に、この家を下見する事が出来ていれば
絶対に応募なんてしなかったのに。
長崎市は、応募したいと思っている家も見せてくれません。
全ての諸費用を払い、保証人をたて、
絶対入居します。という段階で初めて鍵をもらい家をみる事が出来るのです。
勿論、情報公開となる平面図や内部の写真すら見せてもらえません。
入居者の知っている事は、場所といくつの部屋があるのかです。
間取りなども分かりません。
DK・4K等部屋・住所・築年数・大体の家賃(所得によって変動・・・
)
駐車場の有無これだけの情報で選ぶのです。
家なんて1回入ったら早々引っ越せません。
特に所得の少ない物には、本当に引っ越し貧乏になるのです。
出て行くときにも数万円の修繕費が必要なのです。
管理をしているお役人方は家を借りるとき、下見しないで借りますか?
誰も借りないでしょう?いくら安い家だからといって見せないのは、
市民の当然あるべき権利を奪っているとしか思えません。