hitorigoto 2

  笑顔までの距離

武庫川渓谷の国鉄廃線跡を歩いて

2015-09-23 08:55:33 | hitorigoto
天気に恵また。それは秋というより残暑に近いほどの暑さを感じる瞬間もあるくらいの好天。

以前から行ってみたかった場所、武庫川渓谷に沿って放置されている国鉄の廃線跡を歩いてきた。 

武庫川の曲がりくねった際を、鉄橋やいくつものトンネルを作って走ってる。


今ではレールが外され枕木も外され、たまにボロボロに痛んだ枕木だったり、草木がレールに張り出してたりする。

かつてはここに、汽車が走ったんだろうトンネルの中にはススがこびりついてたりするのが見られる。


枕木が続いてるのを見ると汽車が走ってるのを想像できる。その頃には山深い中に連れってくれる手段なんてそうそうないから、いろんな境遇の人が、いろんな思いで、泣いたり、笑ったり、落胆しながらだったり、夢に胸踊らしたりしながら、ここを走る汽車に乗って渓谷を眺めていたんだろうな。


そんなことを考えながら約2時間半歩いた。いろんなところに目がいっていろんなこと考えてしまうので、他の人たちに抜かれてしまう。ここは有名なのかたくさんの人が歩いてる。足早に歩いてく人たちに、「ねえこれ見とこうよ」なんて言いたくなってくる。















話をしながら楽しそうだったり、はしゃぐ子供がいたり、それほど楽しそうでなかったり、ここにきたことだけの事実を刻むための画像を押さえるために歩いてたり、ウオーキングするだけの道だから自然の中の空気に浸ってリフレッシュするだけでいいのかもしれないな。
家に帰れば自分たちもまた過去に汽車に乗ってた人たちのような思いも背負ってるんだろうし・・・














ではではまた明日・・・























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