6月28日(金)、CJA日本語学校・日本語教師養成講座・第1期「修了式」式典挙行!
★理事長・祝辞
受講生の皆様、今日の修了式を無事に迎えられたことにつき、先ずはおめでとうございますとお慶び申し上げます。
そして学校関係者としましては、種々の意味で、ありがとうございましたと厚く御礼を申し上げます。
この日本語教師という立場は、広い世界の現状を見渡しますと、日本文化の中核・粋の部分を、世界中に広める使者・伝道師ということになりますが、それだけに、教師自身が日本文化や言語の意味や値打などをも良く心得て、丁寧に親切に、また生徒たちへの愛情もって根気よく説明しご紹介する必要があります。
とはいえ、教師という仕事においては、生徒達に向けて、これで良いという満足のいくレベルにまで指導できるには、通常は10年や20年は掛かるものです。
そこで、外国から来られた青年たちに、日本語や日本文化を紹介して、良く分かった、ありがとうございましたと心からお礼を言っていただけるようになるまで、その日を目指して、急がず慌てず、ゆっくりと、しかし着実に歩みを進めながら、成長していってください。
未だ日本語教師という立場を取得したばかりの現在では、教師としての知識や技術は、まだまだ未熟なものです。
しかし、新進の教師の良いところは、外国の皆様に日本古来の文化の粋を教えたいという熱い心情をもって、どこまでも辛抱強く丁寧に繰り返す、愛情深い姿勢において、決してベテラン教師に見劣りするものではありません。
例え、日本語指導上の知識やスキルの点で未熟さはあっても、愛情と友情、そして寛大な人間性という、外国人との共生・友好関係構築において、不可欠でかつ最も重要な人間的要素をふんだんに発揮していただいて、プロの日本語教師として、その職分を全うしていただきたいと、心から望みます。
★校長の祝辞・・・3か月の苦労の日々を、真剣にかつ精一杯に戦って耐え抜いた受講生たちの一人一人の顔を、指導教師陣の責任者という立場から、じっと見ていて、思わず溢れ出る感情の波を抑えきれずに、涙に暮れて言葉が途切れがち・・・・
★各講師からの祝辞・・・一日8時間の学習・訓練・実践演習・教育実習・・・そのための夜を徹しての教案づくりなどをも、やむを得ずに受講生に要請しつつも、その厳しい指導や試行錯誤の連続の日々が続いたことに対して、いくら挑戦心と忍耐心とをもって耐えるようにとは期待しつつも、心底で抱き続けた受講生たちへの憐憫の情に苦しみつつ迎えた今日の修了式・・・本当にお疲れさまでした…しかし、おめでとうございます。
★事務局長兼講師の柳瀬先生の祝辞・・・修了の祝いに、かの有名なサミュエル・ウルマンの「青春」という題の詩を朗読開始・・・したものの、途中から、自分自身がその詩の言葉と内容に、強い感動を覚え、涙・涙で濡れてしまいました。
しかし、受講生の皆さんには、その詩と彼の思いは伝わったと思います…
★生徒からの謝辞・・・3か月間、一人の男性をまじえた多くの女性の同期の受講生たち全員が、本当に仲良く助け合って、毎日続いた苦闘の連続にもしっかりと耐え抜いて、生涯忘れられない程の強い連帯意識をもって、漸く迎えた今日、急に種々の思いが絡み合って、それらが激しい怒涛の波のように吹き出し、思わず涙・涙で・・・・あとは言葉が続かず・・・
とはいえ、日本語を教えるということにおいて必要とされる知識や技術のレベルの高さは、受講前に想像していたものよりはるかに高く、そのことをしっかりと知っただけでも、大きな値打ちがあり、修了式を終えた後も、研鑽努力の毎日を続けなければならないと覚悟を新たにしました。
先生方へ、皆さまのご恩を忘れず、日本語教師として、今後も精進を続けます。
★そして最後に、受講生・教師、全員そろっての記念写真撮影会!
以上
令和1年6月28日 金曜日
CJA日本語学校・理事長 岡村寛三郎
★理事長・祝辞
受講生の皆様、今日の修了式を無事に迎えられたことにつき、先ずはおめでとうございますとお慶び申し上げます。
そして学校関係者としましては、種々の意味で、ありがとうございましたと厚く御礼を申し上げます。
この日本語教師という立場は、広い世界の現状を見渡しますと、日本文化の中核・粋の部分を、世界中に広める使者・伝道師ということになりますが、それだけに、教師自身が日本文化や言語の意味や値打などをも良く心得て、丁寧に親切に、また生徒たちへの愛情もって根気よく説明しご紹介する必要があります。
とはいえ、教師という仕事においては、生徒達に向けて、これで良いという満足のいくレベルにまで指導できるには、通常は10年や20年は掛かるものです。
そこで、外国から来られた青年たちに、日本語や日本文化を紹介して、良く分かった、ありがとうございましたと心からお礼を言っていただけるようになるまで、その日を目指して、急がず慌てず、ゆっくりと、しかし着実に歩みを進めながら、成長していってください。
未だ日本語教師という立場を取得したばかりの現在では、教師としての知識や技術は、まだまだ未熟なものです。
しかし、新進の教師の良いところは、外国の皆様に日本古来の文化の粋を教えたいという熱い心情をもって、どこまでも辛抱強く丁寧に繰り返す、愛情深い姿勢において、決してベテラン教師に見劣りするものではありません。
例え、日本語指導上の知識やスキルの点で未熟さはあっても、愛情と友情、そして寛大な人間性という、外国人との共生・友好関係構築において、不可欠でかつ最も重要な人間的要素をふんだんに発揮していただいて、プロの日本語教師として、その職分を全うしていただきたいと、心から望みます。
★校長の祝辞・・・3か月の苦労の日々を、真剣にかつ精一杯に戦って耐え抜いた受講生たちの一人一人の顔を、指導教師陣の責任者という立場から、じっと見ていて、思わず溢れ出る感情の波を抑えきれずに、涙に暮れて言葉が途切れがち・・・・
★各講師からの祝辞・・・一日8時間の学習・訓練・実践演習・教育実習・・・そのための夜を徹しての教案づくりなどをも、やむを得ずに受講生に要請しつつも、その厳しい指導や試行錯誤の連続の日々が続いたことに対して、いくら挑戦心と忍耐心とをもって耐えるようにとは期待しつつも、心底で抱き続けた受講生たちへの憐憫の情に苦しみつつ迎えた今日の修了式・・・本当にお疲れさまでした…しかし、おめでとうございます。
★事務局長兼講師の柳瀬先生の祝辞・・・修了の祝いに、かの有名なサミュエル・ウルマンの「青春」という題の詩を朗読開始・・・したものの、途中から、自分自身がその詩の言葉と内容に、強い感動を覚え、涙・涙で濡れてしまいました。
しかし、受講生の皆さんには、その詩と彼の思いは伝わったと思います…
★生徒からの謝辞・・・3か月間、一人の男性をまじえた多くの女性の同期の受講生たち全員が、本当に仲良く助け合って、毎日続いた苦闘の連続にもしっかりと耐え抜いて、生涯忘れられない程の強い連帯意識をもって、漸く迎えた今日、急に種々の思いが絡み合って、それらが激しい怒涛の波のように吹き出し、思わず涙・涙で・・・・あとは言葉が続かず・・・
とはいえ、日本語を教えるということにおいて必要とされる知識や技術のレベルの高さは、受講前に想像していたものよりはるかに高く、そのことをしっかりと知っただけでも、大きな値打ちがあり、修了式を終えた後も、研鑽努力の毎日を続けなければならないと覚悟を新たにしました。
先生方へ、皆さまのご恩を忘れず、日本語教師として、今後も精進を続けます。
★そして最後に、受講生・教師、全員そろっての記念写真撮影会!
以上
令和1年6月28日 金曜日
CJA日本語学校・理事長 岡村寛三郎