ミャンマーからのご報告・その⑶、詳細
➀ミャンマーで見聞きした事柄で、特筆するべきなのは、外国車の輸入が解禁されてから僅かに数年でしかないということでしたが、首都ヤンゴンでの普及ぶりはすさまじく、片側2車線の広めの道路が多いのですが、それでも常に大混雑で、それで事故が起きていないのが不思議な思いがしました。
信号が極端に少ないため、たまに見かける自転車も車列に交じって、行儀よく所定の方向には進んでいましたが、その中において、道路を横断する歩行者の危険というか、安全に渡るための術はまるでサーカスの芸人のような高度なレベルでした。
その歩行者における事故も、車同士の事故も、滞在していた土曜日の夕方から水曜日の夕方までの間、全く見かけませんでしたから、この点も驚きでした。
自動車は、ほとんどが日本車ですから、右ハンドルですが、道路は右側通行でしたので、左側通行になれた私には、取り分けその大混雑ですから、とても運転できそうにありませんでした。
そのミャンマーでは、進出のための環境が整ったということで、近くトヨタが完成車工場を設置するそうですから、増々日本との経済的関係が濃くなるでしょう。
②ミャンマーの経済的発展の過程で、日本語の学習を希望・習得して、日本への渡航を望む人たちが増えています。
既に「技能実習」制度では、その利用者数が、Vietnam人とほぼ肩を並べて一位と2位を争っている状況です。
米中間の経済戦争のあおりで、中国企業がVietnamに工場を移して迂回輸送をするケースが増えているため、(米国がVietnamからの輸出量の増加について神経質になっているものの)Vietnam国内での就業率は上昇しているそうですから、今後のVietnamからの人材の導入は、留学生数の減少傾向と共に、難しくなる可能性が高くなっています。
そこで、ミャンマーに視点を移し、ミャンマーでの日本語学校運営に協力する姿勢が望ましいと思います。
私が訪問した日本語学校は、大手と小規模教室の2校ですが、既に大きな組織に成長している学校・企業グループでは、いくら教室を作っても入学希望者の激増に追いつかないので困っているということでしたし、もう一つのヤンゴン市内にある40歳代の若いミャンマー人個人が経営・指導されている日本語学校は、最近、この新しい教室に移転したばかりだということでしたが、小さくとも、際立って高級志向での内装で驚きました。
しかも、その小教室のミャンマー人経営者兼教師は、一度も日本に来たことが無いにもかかわらず、CoolJapanの漫画を通して勉強したとも言っておられましたが、その高い日本語能力に、改めて感心しました。
そういった事情が背景にあって、先に紹介している大手の日本語学校に付随する人材送り出し機関においては、毎日毎日、日本からの労働者誘致の人材リクルート業者が、人材探しにやってきているという大繁盛ぶりも、印象に残りました。
③更には、フィリッピンと並んで、英語が様々な職場において頻繁に使用されている気配のあるミャンマーでは、その英語が得意であるということを活用しての国際労働市場への参入も進んでいる様子で、明らかにフィリッピンやインドにおける国民的英語力の活用を認められる様子でした。
そこで、現在、協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパンでは、フィリッピン人看護師を対象にしての英語・医療通訳士の養成を企画中の大手日本語学校さんに協力をさせていただく予定ですが、今後は、ミャンマー人やインド人をもターゲットに加えることが考えられます。
④ところで、戦後日本の経済的復興の急速さや世界的規模の大きさなどの要因の一つにそろばん使用での計数能力の優秀さが、我が国のみならず、他国でも度々話題になりましたが、そのそろばんの普及についてはミャンマーではまだまだの様相です。
そこに、早期知能開発:ACE Kids Academy珠算部(&ロボット科学教育)講座の輸出の可能性があります。
今回訪問した幼稚園・小学校・中学校・高校の総合学園グループでは、明らかにそのそろばんに強い関心を示していただけましたので、一人のそろばん教師の日本からの赴任が求められています。
以上、ミャンマーからのご報告⑶とさせていただきます。
令和1年6月29日 土曜日
岡村ゼミナール㈱人材リクルートセンター
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン
➀ミャンマーで見聞きした事柄で、特筆するべきなのは、外国車の輸入が解禁されてから僅かに数年でしかないということでしたが、首都ヤンゴンでの普及ぶりはすさまじく、片側2車線の広めの道路が多いのですが、それでも常に大混雑で、それで事故が起きていないのが不思議な思いがしました。
信号が極端に少ないため、たまに見かける自転車も車列に交じって、行儀よく所定の方向には進んでいましたが、その中において、道路を横断する歩行者の危険というか、安全に渡るための術はまるでサーカスの芸人のような高度なレベルでした。
その歩行者における事故も、車同士の事故も、滞在していた土曜日の夕方から水曜日の夕方までの間、全く見かけませんでしたから、この点も驚きでした。
自動車は、ほとんどが日本車ですから、右ハンドルですが、道路は右側通行でしたので、左側通行になれた私には、取り分けその大混雑ですから、とても運転できそうにありませんでした。
そのミャンマーでは、進出のための環境が整ったということで、近くトヨタが完成車工場を設置するそうですから、増々日本との経済的関係が濃くなるでしょう。
②ミャンマーの経済的発展の過程で、日本語の学習を希望・習得して、日本への渡航を望む人たちが増えています。
既に「技能実習」制度では、その利用者数が、Vietnam人とほぼ肩を並べて一位と2位を争っている状況です。
米中間の経済戦争のあおりで、中国企業がVietnamに工場を移して迂回輸送をするケースが増えているため、(米国がVietnamからの輸出量の増加について神経質になっているものの)Vietnam国内での就業率は上昇しているそうですから、今後のVietnamからの人材の導入は、留学生数の減少傾向と共に、難しくなる可能性が高くなっています。
そこで、ミャンマーに視点を移し、ミャンマーでの日本語学校運営に協力する姿勢が望ましいと思います。
私が訪問した日本語学校は、大手と小規模教室の2校ですが、既に大きな組織に成長している学校・企業グループでは、いくら教室を作っても入学希望者の激増に追いつかないので困っているということでしたし、もう一つのヤンゴン市内にある40歳代の若いミャンマー人個人が経営・指導されている日本語学校は、最近、この新しい教室に移転したばかりだということでしたが、小さくとも、際立って高級志向での内装で驚きました。
しかも、その小教室のミャンマー人経営者兼教師は、一度も日本に来たことが無いにもかかわらず、CoolJapanの漫画を通して勉強したとも言っておられましたが、その高い日本語能力に、改めて感心しました。
そういった事情が背景にあって、先に紹介している大手の日本語学校に付随する人材送り出し機関においては、毎日毎日、日本からの労働者誘致の人材リクルート業者が、人材探しにやってきているという大繁盛ぶりも、印象に残りました。
③更には、フィリッピンと並んで、英語が様々な職場において頻繁に使用されている気配のあるミャンマーでは、その英語が得意であるということを活用しての国際労働市場への参入も進んでいる様子で、明らかにフィリッピンやインドにおける国民的英語力の活用を認められる様子でした。
そこで、現在、協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパンでは、フィリッピン人看護師を対象にしての英語・医療通訳士の養成を企画中の大手日本語学校さんに協力をさせていただく予定ですが、今後は、ミャンマー人やインド人をもターゲットに加えることが考えられます。
④ところで、戦後日本の経済的復興の急速さや世界的規模の大きさなどの要因の一つにそろばん使用での計数能力の優秀さが、我が国のみならず、他国でも度々話題になりましたが、そのそろばんの普及についてはミャンマーではまだまだの様相です。
そこに、早期知能開発:ACE Kids Academy珠算部(&ロボット科学教育)講座の輸出の可能性があります。
今回訪問した幼稚園・小学校・中学校・高校の総合学園グループでは、明らかにそのそろばんに強い関心を示していただけましたので、一人のそろばん教師の日本からの赴任が求められています。
以上、ミャンマーからのご報告⑶とさせていただきます。
令和1年6月29日 土曜日
岡村ゼミナール㈱人材リクルートセンター
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン