Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

オリンピック開催が刺激材料となっての国際化に向けての世間の動き

2015年01月23日 | お知らせ
オリンピック開催が刺激材料となっての国際化に向けての世間の動き

皆様のご清栄をお慶び致します。

(1)さて、私は、東京でのビジネスは、メディカルツーリズムに必要な医療通訳士養成とその国際病院への派遣事業を行っている協同組合クラブ・メディカル・ツーリズム・ジャパンの業務ですが、最近では、1月22日付けの日経新聞一面記事「医 出づる国(国境を越えて)患者受け入れ、海外に名乗り」にもあるように、グローバル企業の誘致や、2020年の東京オリンピック時には外国人客2千万人突破を目指す国の病院の大半が、いつまでも医師不足を理由に国内患者のみを相手にする内向きでは心もとない。

医療経済学が専門の真野俊樹・多摩大学教授も「外国人向け医療は、日本が開かれた国になるために必要でしょう。」と明言しておられる。

(2)他方、(株)ロボット科学教育・代表取締役社長・鴨志田英樹先生との交流が始まっていますが、2020年の東京オリンピックの年に世界のロボット科学教育ファンが日本に集い、国際大会が開催されますので、そこでの大量のボランテイア通訳者を育成する業務につき、私ども(国)通訳案内士の団体である協同組合クラブ・メディカル・ツーリズム・ジャパンとの間での話し合いが、1月22日にスタートしています。

(3)更には、日経新聞1月23日の記事によれば、いよいよ日立製作所とグループの上場企業の合計10社が、2016年3月期から、欧州やアジアで主流となっているIFRS(国際会計基準)に移行するとのビッグ・ニュースが入っています。

このニュースは、もう10年も前から、日米両国の公認会計士である私の長男・岡村憲一郎が予測していた事柄ですが、いよいよ現実化してきました。

長男の10年前の予想に関しましては、後掲の添付資料(又は、別件での記事)において紹介しますので、是非ご覧ください。そこでは、アジア人や日本人と英語とのお付き合いの情況も詳しく語られています。

(4)NTTが、作業員が近づくのが難しい地点の設備の点検やケーブル敷設などに利用する目的で、小型の無人飛行機(ドローン)を6機導入するという報道(1月22日・日経新聞)や23日付けの日経新聞記事における≪介護・医療ロボを始めとする、政府が推進している「ロボット革命」≫の全容判明は、社会変化の激しさを物語る象徴的なニュースです。

例えば、「ものづくり・サービス」分野では、中小500社以上にロボ導入コンサルを行うとか、銀行などでの接客や大手旅館の配膳などの裏方作業にも積極的にロボット導入を進めるなどが示されています。

しかも、今年度中には、各省庁のほか、産業界や大学など約1000の企業・研究機関が参加する「ロボット革命イニシアティブ協議会」を立ち上げるという事柄も、大切なニュースでしょう。

このように、英会話や様々なアジア言語への理解や通訳が、国際化が遅れていた日本と日本人においても、もはや否応なく日常生活の一部になろうとしている他、ロボット導入による産業・生活の革新が大きく始まろうとしています。

平成27年1月23日 金曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
ACE Kids Academy
協同組合CMTJ理事長
 

≪参考資料≫

日本人と英語、10年前の予想が今現実に

長男・憲一郎からの便り
10年前:平成27年1月16日

公認会計士の私には「会計や監査の世界」のことしか分かりませんが、米国の会計基準とヨーロッパの会計基準(IFRS)の統合が本格化してきています。2009年を目処に統合される予定です。

会計制度は、その国の法律、経済制度、文化を反映したものですが、それが本格的に統一されるとういうことは、いよいよ、Businessの基本ルールが英語ベースで統一されていくということを意味します。

中国や東南アジアの諸国も追随する予定です。日本は、自国の特殊性を主張し、統合にはあまり乗り気ではありませんが、そのような世界の動きを、いつまでも無視できるわけもなく、早晩、その統合の渦の中に巻き込まれるのは時間の問題と思われます。

ところで、シンガポールの英語は、一般には、とても聞きづらいです、彼らは中国語なまりですから。でも、中国語しか話せないシンガポール人もいますが、シンガポール人は多くは英語も話せます。

ところが、その英語も中国語なまりのため、米国人には通じていないことも少なくはありません。それでも、彼らのヒアリング能力が抜群であることは、彼らにとって、非常に大きな武器となっています。

その国、その国、それぞれの文化的・言語的背景をもった、地域なまりの多い英語でも、世界中の人とコミュニケーションができている、そんな国は、シンガポール以外にも数多くあります。インドも然りです。

あと何十年かすると、日本もそのような時代になっている可能性があります。というより、そのような国にならないと、激化する一方の国際競争に勝てないし、経済的な面のメリットがあるだけでなく、英語が話せて、他文化・他国の人たちとも交流できることは、純粋に、この上なく楽しいことなのです。

中国で巨大な工場を運営している日系企業は多いのですが、日本語を中国に翻訳したスローガンが工場に掲げられ、日本のカイゼンなどの考え方の浸透を図っています。でも、いつか、中国人に日本人が雇われ、中国語を日本語に翻訳したスローガンのもと日本人が働くといった風景が珍しくない時代もやってくるのではないかとさえ感じています。

アジアで英語を使う場合、とにかく、コミュニケーションをしようという意思や熱意があれば、何とかなります。とりあえず、自分の考えを表現することが大事なのです。すなわち、言葉遣いやしゃべり方が上手であるとか流暢であるとかよりも、むしろ、何を表現するか、伝えるか、どのように表現するかが重要となるのです。

国ごとに思考手法が異なりますので、同じことを説得するにも、説得方法を変えていく必要があります。そこで、米国人の思考回路や、中国人の思考回路を学ぶこともまた、英語それ自体を習うことと同じほどに重要な課題となります。

米国人とのビジネスの世界では、中途半端な英語を使うぐらいなら、商談のときには通訳をつかった方が無難でしょう、相手のペースに嵌められてしまうのを防ぐために。

英語と付き合うのは、本当に難しいのですが、それをしないと、レベルの高い値打ちのある仕事は出来ない時代が、確実に近づいてきていると思います。

こういう時代的変化と流れとを前にして、子供たちの(英語)教育についてどう対処するべきか、各家庭が各家庭なりに真剣に考える必要があるでしょう。

勿論、いろんな方策があるかとは思いますが、そんな選択肢をも併せて提案、発信できるような塾があれば素晴らしいと思います。
今週は東京で研修を受けていますが、半分はオーストラリア人の講師による監査の研修です。しかし、自分は、American Englishに慣れている為、British English 系は聞きづらく、気を抜くことができません。

以上簡単ながら、欧米のみならず、アジアの各国をも訪問する機会の多い自分の仕事を通じて感じている事柄など、近況をご報告させていただきました。

最後に、皆様の今後のますますのご健勝とご清栄とをお祈りしつつ、筆を擱きます。

注:Kenichiro Okamura岡村憲一郎
    (1)淳心学院・東京大学卒・日米両国の公認会計士
PricewaterhouseCoopers Osaka「プライスウォーターハウス・クーパーズ」
(米国・世界最大の監査法人) ニューヨーク勤務を経てオオサカ勤務

     (2)2015年現在
          かえで会計アドバイザリー(株)&かえで税理士法人 代表取締役
         東京都千代田区永田町2-13-10プルデンシャルタワー4階
        http://米国会計.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早期知能開発 “ACE KIDS ACADEMY” 珠算・習字・英会話 1月24・25日説明会

2015年01月21日 | お知らせ
ACE Kids Academy

   早期知能開発の決め手
  
          子供たちのための珠算・習字・英会話講座

問い合わせ℡ フリーダイヤル0120-121213

 1月24日~25日 説明会 (予約が必要ですのでよろしくお願いします)

 以降~2月、無料体験レッスン 実施 (要予約)

 3月開講!

(1) 「珠算」開講の教室、一覧表

 ≪東播地区≫
 ・曽根校
 ・稲美校

 ≪北播地区≫
 ・加西校

 ≪西播地区≫
 ・たつの校

 ≪姫路地区≫
 ・青山校
 ・安室校
 ・増位校
 ・宮田校
 ・勝原校
 ・英賀保校
 ・荒川校
 ・東飾磨校
 ・御着校

 以上13教室


 (2) 「習字」開講の教室、一覧表

 ≪東播地区≫
 ・高砂校
 ・曽根校
 ・稲美校

 ≪北播地区≫
 ・社校
 ・小野校

 ≪西播地区≫
 ・たつの校

 ≪姫路地区≫
 ・青山校
 ・安室校
 ・増位校
 ・宮田校
 ・勝原校
 ・英賀保校
 ・荒川校
 ・東飾磨校
 ・御着校

 以上15教室

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都・人気No.1珠算塾の先生が、ACE Kids Academyに来校、2月15日

2015年01月20日 | お知らせ
京都・人気No.1珠算塾の先生が、ACE Kids Academyに来校、2月15日

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、話題の京都・人気No.1珠算塾の先生が、ACE Kids Academyスタッフへの研修と懇親会へのご参加目的で、姫路にお出でになられます。

私ども岡村ゼミナール&ACE Kids Academyでは、この先生が運営しておられる珠算塾において、多くの幼い年齢の園児・児童・子供たちが、日々の練習や学習に、本当に喜んで真剣にかつ情熱的に向かうようにしっかりと成長してゆく様子を実際に見て、その指導・教育方法の良さと大きな効果に、非常に驚き感心しています。

そこで、もっともっとこの先生のご指導を広く深く受けつつ、私どももまた播州エリアの多くの子供たちに、京都の子どもたちが享受しているのと同じ教育効果と素晴らしい成長を果たしていただくために、全力を挙げてまい進して参ります。

その努力の一環として、その先生を姫路にお招きし、京都のみならず世界各地の至る所で活動しておられるその内容について、詳しく学ばせていただく機会を設定しました。

岡村ゼミナールでは、珠算教育を通じて、子どもたちに、早くから(幼い時から)学習に積極的・自主的に向かう心構えや姿勢作りをしていただきたいと願っています。

子どもたちには、学習に向かうその姿勢を一生の財産にしていただき、社会に出てからも絶えず学び研鑽に励む姿勢で、正に全世界という舞台で、国際化時代の先頭を切っていただきたいと強く念願しています。

岡村ゼミナール&ACE Kids Academyでは、そういった念願・教育指導上の志をもって、珠算・習字・英会話・速読講座の開設と運営に臨みます。

どうかよろしくお願いします。

平成27年1月20日 火曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
ACE Kids Academy


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珠算教育部長・高島篤からのご挨拶 「そろばんをやっていて本当に良かった。」

2015年01月19日 | お知らせ
            ≪珠算教育部長のご挨拶≫
「そろばんをやって本当に良かった」

                             平成27年1月19日
                   岡村ゼミナール(株)“ACE Kids Academy”
                            珠算教育部長 高島 篤

私は、今47歳です。自分ではまだまだ若いと思っていましたが、いつの間にか約半世紀人生を生きております。

大学卒業後ずっと東京で働いていましたが、一昨年、故郷の姫路に戻ってきました。

一年強の充電期間を経ての再始動のきっかけになったのが「そろばん」であることも、まさに私の人生における「そろばん」の影響力の大きさを物語っています。

「そろばん」は私の人生の基礎をつくり、発展させてくれたかけがえのない相棒でした。

私自身、今、人生の分岐点に立っておりますが、次のステージに向かって力強く進んでいくために、その前段階として少しこれまでの自分の歩みについて、大好きな「そろばん」がもたらしてくれたものという視点で振り返ってみたいと思います。

 そろばんを習い始めたのは小学1年生でした。その後中学一年生で初段に合格してやめるまで7年間、そろばん教室に通いました。「好きこそものの上手なれ」です。私とそろばんとの相性は良く、教室通いが本当に楽しかったです。
 楽しさの一端はどんどん上達する実感です。子供の時のあの実感は非常に大事な感覚だと思います。小学3年生で節目である3級に合格しました。

 その後も順調に昇級しましたが、小学6年生で1級を受験し、初めて落ちました。悔しくて悔しくて号泣したことを今でも鮮明に覚えています。あの時の母の励ましの言葉、そして次は絶対に受かってやるという純粋に前向きな気持ち・・・

 今振り返っても小学校時代に、「そろばん」を通じて、いろいろなことを感じ、そして学ぶことができたと思います。間違いなく「そろばん」が、人生の基礎づくりをしてくれたのだと思います。

 私はとりわけ暗算が得意でした。そろばんの試験も、みとり算・伝票算は暗算でやりましたので実質試験でそろばんを弾いたのは掛け算と割り算だけでした。

 当時の私は、街を歩いていて目につく数字、例えば車のナンバープレートなどは、無意識のうちに、足したり引いたり掛けたり割ったりしていました。

 母とスーパーに行っても、レジではちょうどぴったりの金額を出して、よくレジの人にびっくりされると同時に誇らしかったことを覚えています。小学校の授業では先生に頼まれて私が教えていました。

 自分が自信を持って生きることのできる最高の「武器」でした。

この暗算力はもちろん、学業の助けにもなりました。数字が大好きなので、まずは問答無用に算数が好きになり得意科目となりました。

 その後、大学受験における数学まで算数・数学は、ずっと得意科目で点数を稼いでくれました。

 例えば、数字の計算が早いので、コツを使って解く問題もそのまま計算するというパワー戦法もたびたび使えましたし、計算が早い分、試験時間が人より長く使えたと思います。

 数字が苦手な人が多いなか、数字・数学が好きで他の教科を引っ張ってくれたというのは受験の上でも有利であったことは言うまでもありません。

 そのきっかけは間違いなく小学1年生から習った「そろばん」でした。

 人生を通じてずっと数字が得意なことが当たり前になっていますが、もしそろばんを習っていなかったらどうなっていたのか想像もつきません。数字が嫌い・数学が苦手になっていたのかもしれませんね。

 仕事では、化学工業の会社で長く働きました。中心工場の工場企画、生産管理、主要製品の営業、海外(台湾)勤務等を歴任しました。そのいずれのポジションにおいても、数字の強さ、計算の速さは自分の武器となりました。工場での原価計算、損益計算も得意でした。

 営業ではお客様と話しながら、暗算で売値・数量・利益等計算し、交渉のなかで即座に判断出来ました。海外でも数字は共通語ですので、数字の強さには一目置かれました。

 自分で言うのも何ですが、大きな会社のなかでも、私の数字の強さは有名で、言わば私の「代名詞」でありました。数字では高島さんに敵わないと誰からも思われていました。

 仕事上の数字ですからもちろん、単純に計算が早いということだけではそんなに役にたちません。数字の意味を読み取る力が必要です。しかしそういう力は、まずは数字が苦にならないこと、計算が出来ることからはぐくまれます。

 数字が好き、計算が好きなことが、数字を理解し、事業を理解することができる近道になります。
会社の仕事においても「数字の強さ」が大いに役立ちました。

 日常生活においても、役立つことばかりです。

 海外旅行が大好きで色んな国に行きました。その時も、為替計算が苦も無く出来ることは非常に助かりました。日々の買い物での割引計算や消費税計算でも助かります。

 妻と結婚して23年ですが、その間ずっと、妻は私を計算機替りにしています。

 たぶん妻から私が尊敬されている数少ない能力だと思います。

 ざっと駆け足で思いつくままにこれまでの人生を「そろばん」とともに振り返りました。

 人生を生きていくなかで言葉と並んで数字は避けて通れません。改めて自分自身のこれまでを振り返ってみて、数字が好きか嫌いか、苦か苦でないかは、学校・仕事・社会生活のどの場面においても相当の差を生じさせるものだと実感しています。

 「そろばん」は、誰でも気楽に始められます。勉強が苦手な子供でも
 
 上手くなれます。そしてその自信が勉強にも好影響を与えます。

 好きで熱中しているあいだに自然に数字が好きになり、それが結果的に人生の各ステージで大いに役立つことを私自身経験して参りました。

 我々が、習った頃より「そろばん」の教え方も、教具・教材も格段に進歩しています。

 ですから小さいお子様も習い始めることが出来ます。効率的な指導法により早く上達出来ます。
 
 「そろばん」で培う集中力や忍耐力は、これからの全ての勉強における基礎の力となります。
 必ず「そろばん」を習って良かったと思えます。

 一人でも多くの子供たちが、「そろばん」を習い始めることを願います。

 その子供たちが「そろばん」を好きになる手助けをする仕事をしていきたいと思います。

 そういう仕事は「素敵な仕事」だと心から思います。

                                      以上

                                ≪略歴≫
                            兵庫県立姫路西高等学校卒
                               神戸大学経済学部卒
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都・人気No.1珠算塾を全スタッフとともに再度訪問、その感想記

2015年01月19日 | お知らせ
 京都・人気No.1珠算塾を2回目訪問

 一筋の道を究めておられる珠算の先生とその教室を、12月に引き続き、今回はACE Kids Academy珠算・習字・英会話部スタッフ10名と共に総勢12名で2回目となる訪問をし、約3時間にわたる研修指導をみっちりと受けました。

 この先生の素晴らしさは、(1)珠算の腕の高さはもちろんのことながら、(2)視野と活動領域を文字通り世界至る所にまで広げられ、更には、(3)お話の仕方を徹底的に勉強され、子どもたち向けには、子供と同じ視線に立って、無駄がなく、しかし分かりやすい(最短距離での)説明を心がけられておられるところです。

 世間にマスターとかプロフェッショナルと呼ばれる師匠級の技能をお持ちの方は、分野ごとに大勢おられるでしょうが、この方の素晴らしさは、その上に、珠算の素晴らしい技術や効能を世間に広く普及させて、誰もがそろばんを好きになり、計算得意になって、合理的な生活姿勢を貫いてほしいと真摯に願って活動しておられるところです。

 その一環で、ACE Kids Academy職員へのご指導・ご鞭撻に際しても、「教師として、そろばんを教えるという素晴らしい立場や機会を持つことの素晴らしさを深く心に刻み、その仕事を好きになって、思いっきり子供たちのために尽くしてほしい。

 そろばんは、子どもにその技術や知識を教え込むことではなく、「こどもを育てる・成長させる=子ども自身が、喜んで・進んで、自力での修練・習得に向かう、そんな極的な姿勢を養う」ことですよと強く言われています。

 そこで、どんな子でも、例え身体・手足に障害があるような子でも、珠をはじくことの楽しさと喜びを見つけ出し味わえるように「上手に褒めて、元気づけて」導いていけば、きっと自力で技の習得に熱中するような積極的な姿勢を取るようになり、大きく成長していきますよと話されています。

 その教室では、50名以上の子どもたちが、一言の私語もせずに、椅子に着席するなり、教材道具類をカバンから取り出し、それらをサッと机上に並べ、珠をはじき始めるなり、珠をはじくが如きの指の動きだけでの暗算計算を開始します。

 数十人もの生徒が一堂に会しても、誰もが、静粛かつ緊張した雰囲気の中で、個人個人の課題に向かい、独力で処理することを始めるという全くの自走式修練スタイルです。

 そこで、小学1年生で入塾しても、1年後には、驚異的な暗算能力を身に着けて行きますが、そんな光景を目の前で見てきました。
その暗算計算の着手や反復練習は、右脳の活性化には特に効果的であり、初めて珠算の体験レッスンを受けにきたその第一日目からスタートする積極的な指導法をとりわけ重視しておられます。

 こうした基礎的技能を徹底的に反復練習していく事を、この塾では技能向上のための最重要な原則としておられます。
以上、誰にも分け隔てなく、労をいとわずに親切にご指導をしてくださるこの珠算十段のお人柄も立派な先生に、今回もまた、深いふかい感謝をしつつ、教室を後にしました。

                              平成27年1月19日
                              岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
                              ACE Kids Academy
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする