神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

どこへ?

2023-10-11 23:13:20 | 短長編小説
・・・前に歩けば
カラッポの中に道が見える

誰の為の道なのか
選んだのは誰なのか?

誰かが選んだ道
ソコから先に何を描く

カラッポの中で描く現実世界
心地悪く・・・別の道探す

ここでは無い
誰も見た事が無い
生命が生まれない世界(空間)

言葉が並んだ
誰も居ない世界なら
明日(アス)は無い・・・かも・・・

時間も無い
生命も生まれ無い

こんな世界なら
心は失わない?

真実の扉を開ける鍵は・・・何処?
扉の中に真実が眠るなら
心変わりも無く
互いを見つめて過ごせば良い

その扉の向こうは
動物や生命を型どった
器が存在しないなら

全てを棄てさり
真実の心だけが残るなら

誰にも邪魔される事無く
二人の心をひとつにして

深く混じり合わせ
あなたの心を温め

未来永劫
あなたの心を
閉じ込めてしまいたい

その場所へ誘い込む
何かを探し

あなたの心を自分だけの
パンドラの箱に閉じ込め

鍵は自分の心に
溶かしてしまえ!

全ては現実世界を拒む
あなたの為に

後ひとつはあなただけを
求める自分の為に

あなたの心の思いも必要無い
全部自分の心のままに

もうあなたは自分の罠にハマった
蜘蛛の餌

後少し
・・・溶けてしまう迄

あなたと二人・・・楽しみましょう

再び生命を宿す器は
時間を止めた世界には存在しない

だから
互いの意識を育む為だけの世界

・・・あなたは誰?
ですか?

クロス7 [動きだした現実・3]

2023-08-04 15:35:50 | 短長編小説

ーーーー古巣よりーーーー

ソコに有ったのはクリスが破壊した星の残骸
俺の油断が招いた結果が・・・コレか!!

生々しい爪痕と星の民達の嘆きと食い千切られる程の叫び・・・・・・

全て俺のミスで招いた結果だ!
救えなかった星の民の心・・・

全てを委ねられた者として・・・ただ立ち止まる事は許されない
ソレでも考えずには居られない!

俺がもっと早く異変に気付いていたら助けられる命も有った・ハズだ!!

あの日迄・俺は長い眠りの中にいた・・・だがほんの一瞬の迷いが俺を引き留めた!!

ソレが同族の気配だった・・・
だがその迷いが俺を油断させた事は事実!!

ーーーーーーーー
モートンと名乗る賊は!
俺達の星しかも王族だろう・・・

俺の星の民達は
吸血鬼・ハーフ・人間の3族に別れてるが生粋の吸血鬼は王族だけ!

吸血鬼と人の間に生まれたハーフ
人間同士が結婚して生まれた子供が吸血鬼と成り
ハーフと吸血鬼の間には人間が生まれる

大昔から母星ではソレが当たり前で誰ひとりとして隠さなければ成らない事はひとつとして無い!!

しかし吸血鬼が他人の血を飲むなんてバカな事はしないし
普通に食事もするただ補え無いモノも有る

それらは普通に店や病気で配給されている薬で補っている

その薬はハーフ専用の薬と吸血鬼専用の薬に分けられている
どうしても血が必要なら医師が判断して輸血も行っている

ーーーーーーーーーーーーーー

ソレは今から約1500年位前の話しだ
生粋の王族は約100年で1才と言う年齢に成る

だからといって身体が成長しない訳では無い
生まれて1週間程で人間で言えば10才位の身体に成長はしている
そんな中で全ての能力を調べ次の王の候補者と一般の王族に分けられる

王族として生まれても能力が劣るモノは当然だが王に成る資格を持たない

そんな中クリスは
その当時いや・過去の王達の中でも比べる者がいない程のsp値の持ち主だった

そんな凄い力を生まれたばかりの子供が
普通に考えれば生まれて直ぐの子供が
能力をコントロールできる等あり得ない話しだ!!

だが・あり得ない事を演ってのけた
それがクリスだった!!

そんなクリスの出現に
親で有る現王と妃も自ら頭を下げ長い眠りへと身を委ねる事を決めたのだった!!

その後500年の間にクリスの妃選びが始まったが当然王族でなければ成らない

側近のモノ達はクリスの能力に釣り合う王族の女性を探す為に
色んな角度から話し合いを続けられたがクリスはソノ全てを無視した

実はクリスには二人の兄が居た
どちらもそれぞれの側近が自分に合う相手を選び
言われた通りに結婚して子供も居る

王族は生まれて年端も行かない前に伴侶を決められソレに従い妃をメトルのが普通とされていた

だが王族の中でも1から10迄格付けされている
その中でも数字の多い方が王族の血が高いとされていた

だから側近達は8以上の王族の姫達から妃を探す
だが誰が何を言ってもクリスは徹底的に無視を続けた!!
ソレがクリスの気持ちだった

そんな時だったクリスが世界を散策して居る時に
ひとりの女性兵士を目撃した・・・

クリスは彼女を見て一目惚れ
近付く為に誰にも話さす
兵士に志願して彼女に近付いた

クリスが何をしようと王子だと知る者はいない
それは次期王と成る者は全てを隠されていたからだ

だから兵に成ってもクリスを王子と知る者はいない
その事も有りクリスは自由な存在だった!!

普通なら王により力は押さえられるから勝手に自由に外出等出来ないが

すでに全てを理解して生まれ王よりも強い力を持つ存在だから
例え王であれ拘束出来ないからだ!!

クリスは兵に成り彼女に接近して彼女の人となりを自分で調べたウエで
自分のパートナーは彼女だと決めた!!

仲良く成るまで何度も何度も兵士として彼女に近付いて何ヵ月に成るだろうか!

王族の最高位の兵士長から
クリス王子に似ている兵士が居るのですが・・・と上層部に連絡が入り

側近達が驚き遠目で確かめる事に
そして確かめた者達は・・・クリス王子と判断した!!

側近のひとりが隊長に一緒に居る女性の事を聞いた

下級(2)では有るが生粋の王族だと知ると側近達は彼女の事を調べ王と妃に報告した

相手が下級で有ろうと王族に違い無いなら後はクリスに任せようと王は一言そう話した

王族にはただひとつだけ許され無い行為が有る!!
一般人との恋愛はタブーとされる!!

なぜなら王族と一般人の間で生まれる者は遺伝子細胞がとても危険な[Jmm β]と成り

破壊だけを求める化け物と成る確率が高いからだ!!

その遺伝子はクリスが生まれる3000年前にタブーを破った王族がいた

酒の席で知り合った一般女性と性行為により生まれた
ソレがモートンが持つ遺伝子だ!!

腹にヤドッタ異端児は母の腹の皮を破り生まれた[Jmmβ]遺伝子を持つ化け物だった!!

ソノ化け物は自分の母親を食べひとつの町を破壊した

王は1早く兵を向かわせたが時既に遅し町中で多くの民が食い殺された!!

僅かに残った者も感染して共食いが始まっていた・・・・・

王はソノ町事封印して小さな球体にして全てを葬り去ろうとしたが出来なかった・・・・

強い破壊の力を消す事ができず
当時の王はその遺伝子の球体ごと無人の星を探し地底深く封印した・・・・・

そして王により無人惑星は誰の目にも触れる事ができないように何重もの封印が成された

新たな王とはクリスの祖父だ
そして祖父も妃と二人で無人惑星のシールドの一部となり消えた・・・!!

だがシールドを破り再び現れたモートンにより壊滅状態と成った母星を
クリスは自分で微塵も残さず破壊したのだ・・・・・

だが王城だけは沢山の王族がシールドを張った無人の惑星へワープさせていた

王族しか入る事が出来ないはずの惑星に誰かが入ッて封印を解く等有っては成らない事だ!!

もしシールドが破られたと言うので有ればクリスがソレに気付かない訳が無い!!

クリスは宇宙空間にタイムストップさせた民達の安全が確保されたと同時に
無人惑星にワープさせた王城に入り欠落した部分を探す為に片っ端から調べる事にした!!

まずは[Jmmβ]の封印を調べる為に意識を地中深く潜らせた・・・!!

確かに3000年前のモノが間違い無く封印されていた!!

何の異常も感じ取れない!!
ヤハリ違うモノなのか・・・・

だが母星に入ったモートンの気の中に王族だと感じるモノが有ったのも事実だ!!
ーーーーーーーーーーーー

だとすれば・・・考え中・・・
そんな中で聞こえて来たのは・・・家に戻った子供達の賑かな声だった

クリスは笑顔で子供達の声を聞いていた

どうやらいつも通りのロバートとエミリオの喧嘩勃発らしい?!

エミリオ
「だ・か・ら!!、俺はね始めからロバートが研究所へ行けば良かったって言ったじゃんか!!」

ロバート
「私は忙しくて行けないからエミリオに頼んだのに!!、コレでは肝心な部分が欠落して何の研究もできません!!」

エミリオ
「それじゃ明日ロバートが行けば良いだろ!!」

ロバートの大きなダメ息
「明日も無理です!!、エミリオが村や町の全ての人達を救って頂けるなら可能ですが!!」

エミリオ
「・・・俺が・・無理!!」

ロバート又々ため息
「父さん!!、聞いてますか??!!」

クリス
「聞いてるよ(笑)」

ロバート
「エミリオに何か言って下さい!!」

エミリオ
「あのさァ~何でクソおやじ呼ぶかな~俺だって~~~」

クリス
「エミリオ続きは?!(笑)」
エミリオを睨み付けていたのはティアだった!!

エミリオ
「あ~ッと!、明日、うん明日ビデオ取る、俺が見たもの全てここへ送るようにするから!、ごゴメン、なさ~い!!」

クリスはエミリオの言葉から
「ロバートはエミリオの性格を良く知ってるのに、なぜビデオの事を思い付かなかったのかな?!」

ロバートは反省したようだ
「そうでした、父さんお騒がせして申し訳有りません⤵️⤵️、エミリオも怒鳴って悪かった!!」謝罪した

エミリオ
「俺の方こそ話しが楽しくて、夢中に成ってゴメン!、あッ!そうだロバート紅茶飲む?」

ロバート
「(笑顔)お願いします」

カリンが眠そうに
「父様、カリンは寝ます、おやすみなさい」

クリス
「おやすみ、カリン、楽しい夢を(笑)」

ーーーーーーーーーーーー
クリスはロバートとティアだけに伝えた
「ここの封印は解かれていない!!」

ロバート
「ヤハリそうでしたか、父さん皆が眠った後、そちらへ向かいても良いですか?!」

ティアが
「まだ安全が確認できた訳じゃ無いのに!、私はロバートを送り出す事はできません!!」

クリス
「ロバート、俺がティアにどれだけ嫌味やお叱りを受けるか想像してくださ~~~い!!」

ロバート
「母さん、ゴメンなさい、安全確認がとれてからにします!」

ティアの顔が優しい笑顔に変わった・・・・・・

ーーーーーーーーー続く~~~


クロス6 [動きだした現実・2]

2023-07-31 14:10:00 | 短長編小説

・・・・・その日

セガール博士達の元から姿を消したクリスは母星での出来事に思い悩んでいた


アレが現れたのは奇しくもクリスが深い眠りの中に入り込んでいた時だった

眠りの中で僅かな違和感を察して目覚めたが
アレが母星に近付く寸前ほんの一瞬の遅れによりシールドが破壊された!!
そんな自分が許せずにいたからだ!!

数秒・の・・・出来事だった
今まで1度たりとも過失を起こした事は無い!
なのに・・・瞬時に感じた違和感アレは・・・同族だ!!

しかも自分と同じ王族だ!!
記憶をたどり今から約5000年以上前の前王の時代に王族で有りながら人間に不正を働いた者が居た
結果その人間から異端児が生れた

それを考えてクリスは脳に蓄積された全ての過去をサカノボリ探し続けていた

たどり着いた先でモートンの中に入り込んだ異端者を見つけた・・・
だがその時クリスが存在した異空間には存在が感じられずに居た

なのにアノ時異空間を突き破り奴が現れた!
ーーーーーーーーーーーーーー
自分の中に有る・・・ジェノバ・マイナス・マイナベータ
[Jmmβ]

もっとも危険な遺伝子・・・
5000年前に封印されたモノだ!なのに何故!!
幾ら考えても人為的に奴は解き放たれたとしか思え無い・・・・

誰かが今から約150年前に封印を解いた!!

Jmmβ遺伝子の封印は余程の能力者だ!
つまり王族以外の者には絶対解けない封印だ!!
いったい誰が!!

だがあの時考えがマトマル前に突然
地上から民達の叫び声が聞こえてきた・・・

俺は全ての能力を研ぎ澄まし
民達を助けるべき全ての街の時間を止め宇宙空間へ放った

ーーーーーーーーーーー現在へ
その時地上では全ての作業を済ませ
子供達が民達を無事に地上へ降下させた様だ

それと同時に役目を果たした我が子達の声が聞こえてきた
ーーーーーーーーーー

エミリオ(次男)
「おい!、★あんたの家族は?」

★「両親と妹が居た、でも私の家はドームの外だし、殺られてた・・・だろうな」

エミリオ
「悪い、1番嫌な事きいた・・・ゴメン!」

★「別に・・・・」

エミリオ
「泣きたい時は泣け!!、消える事の無い記憶の中で苦しむより泣いた方が良い、俺達のクソおやじのセリフ!」

★「(笑)そうだな、でも今は早くワクチンを作る事に専念する、助けられる命が有るんだ!、(笑)だから今はまだ・・泣けない・・かな」

エミリオ
「本ッ当ゴメン!!、そしてありがとう(笑)」

★「いいや別に気にするな、ところで質問して良いかな、すっごく気に成るんだけど!!、教えてほしい?」

エミリオ
「あっアハハ・ハハハハ(爆笑)」

★「エミリオ君??!、まだ何も・・・💡もしかして・他人の心が読める!!(汗)」

エミリオは笑いながら顔を縦に
「ワリイっ!ゴメン、本当にゴメン(笑)」

★「凄いね(笑顔)、やっぱりspなんだよね、普通に話してるとツイ忘れるけど、フムフム、便利だよね(笑)、君達は家族間では・え~ッとテレパシーで会話するとか(笑顔)」

エミリオ
「う~ん違う、クソおやじは、コノ星の全ての人の心が見えるけど、だからってそんな卑劣な事は絶対しない、必要に応じて使っては居るけど、例えば災害とかそんな事には、国民は政府から全員の携帯に送られてると思ってたけど!(笑)」

★「成る程!!、ソレはアリキだよ、いち早く避難出来るし!、凄い事だよ!、君達は私達には計り知れない能力が有るんだね、本当に凄い!!、ウンウン(笑顔)」

エミリオ
「そうだな、でも俺達の力も制御されてる、言葉は大切なモノだから言葉を使いなさい!!、って言われてる」

★はエミリオを食い入る様に見て
「クリス君とティアさんは・・・何歳ですか!!」

エミリオ
「フフッ、何歳だと思う?!」

★「見た目わァ~、14・5才!!、でも君達はふたりの子供達?・・・全ッ然!解りません??!!、教えて!!お願い~~~」

するとふたりの会話を聞いて
周りに居た◆▲●も集まってきた
全員「ティアさんは何歳!!」

エミリオ!!
「成る程お目当ては、母さんですか~(笑顔)、知りたいねェ~でも普通は、女性の年齢聞くのは失礼な事なんだろ?!」

全員「確かに!!、でも知りたい!!」

エミリオ
「あァ~~~実は!」
全員「実は!!?」

エミリオ
「俺達も~~~」
全員「俺達も~~~~??!」

エミリオ
「知らない!!(大声で!)」

全員「知らない??!、何で!子供でしょ~~~!!」

エミリオ
「マジ知らないんだよね、後あんた達が想像してるような事は、アリエナイから、俺達はクソおやじと母さんの遺伝子で、試験管の中で生まれたから」

全員「えェ〰️事実ですか!?」

エミリオ
「マジっす!!、しかもそれぞれが持つ最大能力も知らない、でも兄弟みんなの、それぞれの得意分野は全員違う、後試験管ベビーだけど、俺達は全員クソおやじと母さんに完璧に守られてるし愛されてる!自覚も有る!!、ソレだけは誰にも譲れない真実、今コノ瞬間もクソおやじと母さんの気配はハッキリ解るから、クソおやじ・クソおやじ・クソおやじ~~~!!?」

バババ・バ~ン弾けた音で
エミリオがぶっ飛んだ!!
が空中で何かにキャッチされ
ゆっくり降ろされた

みんなは・・・ポカーン??
「えェ〰️ッと、今のはティアさんが助けて、受け止めたって事?!かな~~~大丈夫??」

エミリオ
「痛ーーいッ!、母さんゴメンなさ~~~い、(頭さすりながら)逆だから!!、ぶっ飛ばしたのは母さんでキャッチしてくれたのは、クソおやじ!!、おやじは余程の事が無い限り、怒ったりしないから、でも母さん~おもクソ半端なく怒る!!」

全員「・・・・・・(無言)」

★「・・・成る程~どこの家も同じなんですね~~~」

全員・・・ティアさんには絶対年齢を聞かないと硬く決めた
ので有った!!!!

ーーーーーーーーーー
ピンポンパン〜〜〜音がきこえた
全員なんだ?!!
「お呼び出しを申しあげます、★教授、エントランスにご家族様がお見えです、至急おいで下さい」

★「えッ!!、家族って!!」

エミリオ
「クソおやじの仕業だろうな」

★「えッ!!、でも家族は・・・」

エミリオ
「行って確かめてきたら、クソおやじが150年前から首都に家ごとタイムワープさせた(笑)、早く行けって!!」

★「あァ~アア、行って・くる・・・?!!」

エミリオ
「あんた達の家族もいるよ絶対!!、電話とかしてみたら」

◆●▲ビックリしながらも皆は家族に・・・電話した!!

ーーーーーーーーーー
箱舟を宇宙空間からかつて街が有ったであろう場所に箱舟を配置してから何週間経ったろうか

ロバートがセガール博士を初めドームに存在する人達を集め話し始めた
「お父様からの伝言です!、各村に居る人達を調べ、ウイルスに侵されている人達を排除してから記憶を塗り替え世界を変える?!と聞きました」

セガール博士を含む4人の学者達はロバートから話しを聞いても
一体どの様な状態に変わるのかまったく把握できずにいた

だがクリスが世界を助けてくれるのだと理解せざる終えない事が次々に起こり始めた
そしてそれは
ーーーこう言う事だと理解した

電話が鳴る・・・・「◆!!、あッ!・・・はい・・」

◆母「もしもし、◆あなたいつ戻るの?!、まだ戻れないなら母さんが、着替えもって行こうか!!、◆聴いてる!?、◆もしもしどうかした?!、仕事のやりすぎで母さんの声も忘れる程バカに成ったの~?!」

◆「かあ・さ・ん・・・」
◆母「何?!、◆本当に大丈夫なの!!」

◆「うん、ごめん、まだ帰れないから・・・お願い・(声を詰まらせ)・・・(涙)、あッ!お弁当も良いかな・・・」

◆母「いつものコロッケで良い?」

◆「あッうん、後・・・」
◆母「卵焼きとおにぎりでしょ、後適当に作るけど、ソレで良い!」

◆「うん、母さん、ありがとう(笑)」
◆母「今からコロッケ作るから、仕事頑張ってね(笑)」

◆「涙ッて・・・ショッパイんだな~、ありがとうクリス君」

▲◆●★
各々の思いが有り
全てを犠牲にした

失ったモノの大きさは
人それぞれに違うが

大切なモノを失っても
研究に専念した者達へ

クリスが贈った大切な命だった
ーーーーーーーーーー

エミリオ
「★お母さんに会えた!?」

★「妹も一瞬に来てた、本当にありがとう、エミリオ(笑顔)」

エミリオ
「俺は何もしてない、全てクソおやじがした事だし」

その時だったその場に居た皆が見たあどけない表情のエミリオの顔が一瞬で
★「エミリオ(真顔)、どうかした!!」

エミリオ
「・・・ゴメン、俺行くから!!、また!!」
明らかに変わった!!

ソコに居た者達にも伝わった
エミリオの真剣な顔!!

何かが起きたのだと悟った
だが私達は彼らの思いの為に

そして星の命の為にワクチンを作り続ける他何も出来ないと悟った!!

ーーーーーーーーーー
エミリオが感じたモノとは・・・
「ロバート!!、どこ!!、オヤジ~~~!、俺を運んでくれ!!」

クリス
「落ち着けエミリオ!!、シールドは張ってある、今は大丈夫だ!!」

エミリオ
「大丈夫じゃ無い!!、ロバートが苦しんでる!!」

クリス
「解ってる、ティアが合流した、だから大丈夫だ!!」

エミリオ
「~~~嫌だ!!」

クリス登場
「エミリオ、良く見ろ!!」
同時にティアから言葉が流れた

ティア
「エミリオ、ロバートは大丈夫だから、あなたは研究所へ戻りなさい!!!」

エミリオ
「嫌だ!!嫌だ!!嫌だ!!」

子供達は全員それぞれの気を補っている
特にエミリオは敏感に反応する

クリスはエミリオの能力を
他の兄妹より強く制御している
そうしなければエミリオ自身が消える!!
エミリオのsp値は他の兄弟よりも強い力が有るからだ!

クリス
「エミリオ!落ち着け!!、ティア、ロバートを」

ティア
「ロバート!、エミリオをお願い返事をしてあげて」

ロバート
「エミリオ、私は無事です、だから父さんの言う通りにして下さい」

エミリオ
「ロバート・・・傷は!!」

ロバート
「大丈夫です、母さんに治してもらった、もう少し科学棟で遊んでいて下さい、必ず見た事を細部まで精密に脳裏に焼き付けて下さい、私達にも必要な事です、お願いします!」

エミリオ
「解った、父さんゴメン!」

クリス
「解ってくれたなら、ロバートの言う通り、ワクチンの作り方を学ぶ様に、ロバートが望んだ事だろ、学んで来なかったらロバートにどれだけ皮肉を言われるか・・・・」

エミリオ
「うッ!!、帰る!!」
エミリオは異空間から現実世界に戻った

ーーーーーーーーーー
クリス
「ティア、後は頼む!!」

ティア
「クリス、こちらは大丈夫だから安心して、・・・戻るのでしょアソコに、無理しないで、あなたが居なくなると皆不安に成るから」

クリス
「ティア、ゴメン!!」
クリスはそのまま消えた!

行き先は・・・・・
・・・ふるさと・・・

ーーーーーーーーーー続く~~~


クロス4 [始まりの章-終了]

2023-07-03 18:31:11 | 短長編小説

博士達はクリスとティアから届いた本物の母星の有り様を見て


我々が考えていた以上に酷く
母星が劣化している事に驚きと失望で言葉が出なかった!!

だが我々が諦めてしまったら
本当の意味で母星は朽ち果てる

やはり母星を完全復活は無理でもある程度までは・・・・

せめて人間が何の防御をする事無く
地上で大地に足をつけて立てるまでは・・・・・
そう願いつつ深い眠りに落ちていった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
そして1週間
博士達は冬眠カプセルから本当に目覚め始めて母星を目の当たりにし
絶望以外の何も考える事が出来なく成った

だがそんな博士達にクリスが
「セガール博士、それなら簡単に出来る、俺の母星はモートンが生み出したウイルスのせいで半数の人間が死んだ、だが後の半数は俺が作った箱舟で今時間を止めた状態で宇宙空間に留めている、俺の願いはただひとつ、俺の星の民達をこの星で住まわせて欲しい!!、ソレを叶えてくれるなら俺がコノ星を再生する手助けをする!」

セガール博士はクリスの言葉にビックリを通り越し呆気にとられていた
だがクリスとティアの瞳を見て全て嘘では無く本当だと感じた

今コノ星に生きる最後の人間は我々5人だが我々が生きる為に何をすべきかも解らず迷い悩んでいても何も解決しない
なら彼等を信じ先へ進む事が正しいのか・・・

博士が考えを廻らせていると他の4人の研究者が
「セガール博士、我々はもう何も失う物は有りません、このままでは我々5人が朽ち果てるのを待つのみです、クリスは自母星の人々が安心して暮らせる星を探してる、なら、我々は母星を人々助けるだけです、星が違えど人間を助ける事は合致していますよ、クリスが箱舟に乗せて逃した人々の安静の場所を求めているならココ以外無いはずです!」

セガール博士
「確かに君達の言う通りだ、もう誰もいないコノ星を守る必要等無い、ソレならクリスの母星から逃げ出した人々の安住の地がコノ星で在れば、・・・そうだなたとえ違う星で在れ人々を助けるのが私達の使命だ、迷う必要等何も無い!、ならクリス君!まず私達は何をすれば良いのか伝授願えるかな?」

クリス
「我が星の民達を受け入れてくれると言う事で宜しいのでしょうか?」

セガール博士
「勿論だ!、私達は人々の命を助ける為に研究を重ねてきた、だが残念な事にコノ星の人類は私達だけだ、人々の命を助ける事が出来ないのなら私達は必要無い存在となる、クリス君は私達とは反対に人々を助けたいが安住の地が無い、だから私達に手助けさせて欲しい」

クリス
「皆様ありがとうございます、本当に感謝します」
と言いながらクリスは博士達に深く頭を下げた
ーーーーーーーーーーーーーーーー

クリス
「では早速始めさせて頂きます」

セガール博士
「で、我々は何を?」

クリス
「大した事は何も有りませんよ、博士達が1週間休んでいる間に勝手に事は始めさせて頂いています」
とッ話しながらクリスは静かに姿を消した

セガール博士?はクリスが消えた瞬間に本当に信じて良い物かと首を傾げるしか無かった
その時だった??!!

ティア
「博士、クリスが勝手に決めてしまい、大変申し訳ございません、ただ解って下さい、彼は何ひとつ嘘は話していません、ただ博士の言葉に安心しただけです、後の話しはクリスに変わり私がさせて頂きます」

セガール博士
「ティアさんでしたかな?、解りましたクリスを信じます、ですから私達が手助け出きる事を教えて下さい」

・・・・・・・つづく


クロス3 [始まりの章・2]

2023-07-01 18:22:47 | 短長編小説

ーーー言葉通り彼等は3時間後に地中にもぐったが彼等は帰ら無かった

その後小規模では有るが地震発生
それは彼等が消えた合図か??

博士は考えていた
彼等の母星では本当に
まだまだ沢山の彼等が隔離されて居るのか・・・

まさか始めから死を目的に生かされている・・・?!
だとしたら・・・
とてもじゃないが納得できるモノでは無い!!

先程の出来事そして彼等は本当に現実に存在したのか??

遠い宇宙の星で何が起こっているのか計り知れないが
彼等も人類に変わりは無い!!
人間を犠牲にして人間を救う・・・今我々の星で行われている行いも・・・或いは大差無いと言う・事・かッ・・・
だが・・・だとしても・・・
ソレが本当なら納得できるものでは無い

ーーーーーーーーーー
▲「博士!、何を考え込んでいるのですか?!」

セガール博士
「いや、彼等の母星の事をね、正直な話し彼らは遺伝子組換えをしてエスパーとして作られた・・・、人類存続の為に兵器として、普通の人間を助ける、その為だけに作られ、我々も彼等の母星と変わらないのか・とね!」

★「そんな風に捉えれば・・・確かにそうなのかも知れませんが、何かがおかしいと言うか、・・・全てが遠い昔の出来事だった様な・・・」

◆「博士は彼等の遺伝子で、彼らを再生して自由にするつもりなのでしょ!」

セガール博士
「そのつもりだったのだが、失敗すれば結局、あのあどけない笑顔の少年を再び同じ状態で作ってしまったらね・・・、まったく違う人間に成るかと考えた時、万が一同じ記憶を持った彼が生まれたら、再び傷つけてしまいそうで・・・」

モートン博士
「例え記憶が残ったとしても、彼らがコノ星で生まれたなら、コノ星の住人に変わりないはず、本物は既に消滅したのだから、彼の母星ではあれだけの文明が有るなら、ハッキリと感知はされているのであれば、彼の任務は完了し消滅した、セガール博士!、彼等は再生するのでは無く新たに生まれるのです、例え記憶が残ったとしても、関係無いと思いますが!、ですから彼らを再生しましょう!!」

一同「私もモートン博士に賛成です!」

★「まだ再生に成功するかどうかは解りませんし、今からソレラを考える必要は無いと思います!!」

全員「やりましょう、セガール博士!!」

ーーーーーーーーーー
セガール博士は考えた
[今までこの星で見つけた
あらゆる遺伝子で新たな命を試験管ベビーで育てたが
何度やっても全て標準の域まで成長する事は無かった・・・
だが迷ってる暇は・ない・・・!!]
「解った!ではみんな、始めよう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
セガール博士
「私はクリスのマイナス遺伝子を、モートン博士はプラスの遺伝子を!!」

◆「ところで、ここにいる誰の遺伝子と掛け合わせます?!」

セガール博士
「ここにいる我々全ての遺伝子を混ぜ合わせ注入する、恐らく彼らの遺伝子は特種だ、誰かひとりでは弾き飛ばされる可能性が有る、だから全員の遺伝子を組み込み注入する!」

全員「解りました!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
博士達と仲間達の新たな目標
ソレゾレの心配事が有る中で決めた
新たな命を彼等に与える為だけに動き出した[プロジェクト]スタート

ーーーーーーーーーー
まずは自分達の遺伝子採取
取り出す場所は脊髄から採取
全ての遺伝子の採取には約1週間

博士達は全ての遺伝子を用いて幾つかの遺伝子を作り出した

ソレを彼等の遺伝子を4種に分けて
日にちをづらしながら8種類の再生体を試験管の中で作った

その中で何体が成功するか長い時間を忍耐強く待つ・・・・

最初の遺伝子は僅か1日で死んだ!!
その後も3日で1週間で
そんな中で成長した遺伝子があった

1ヶ月・2ヶ月・・3・・・
持ち応え大きな水槽へ移す時が来た

後はただ祈るしかなかった
そして胎児と成り半年
産まれて半年を過ぎた頃
なんと胎児は3000gに成長した

信じられない現象を博士達は目の当たりにした
やはり彼等の遺伝子は特別だとしか思えなかった

その後も1週間づつに1000gづつ増えていった・・・・
髪も銀色1年を待たずして
10才位の子供に成長した・・・

我々は彼等を水槽から出す事にした
その日・彼は水槽の中からテレパシーで我々の頭の中へ直接言葉を伝えて来た

その言葉を伝えクリスは自ら水槽から出てきたソレには皆が驚いた
クリスは記憶が残った状態で目覚めたのか?

何も変わっていないかったのか??!・・・一抹の不安!?

水槽から出たクリスは私達に
「どうですか、コレが皆さんの夢見た人類のありかたです、コレにより人類は滅びの日を迎えた!」

セガール博士
「クリス君!、ソレは一体どう言う・・・?!」

クリス
「セガール博士、大変申し訳御座いません、実はコノ星の情報をコンピューターを通し知り、眠っている貴方達に言葉をおくっただけの事です、だから貴方達がやっていた実験は全て俺が見せた夢の中の出来事です」

モートン博士は
「クリス!それはまさか?!」

クリスが
「はい、今博士が思った通りそのマサカですよ」

セガール博士
「なる程、確かに眠っているのは私達、あの時、私達はこの星全てを冬眠状態にして、私達も冬眠カプセルの中に、クリス君・・・私達の星は今・・・」

クリス
「博士達5人を残し全て・・・」

セガール博士
「全て・あのバケモノに全滅か・・・、私達は何の為に長い眠りについたのか・・・」

★「えッ!本当に!、クリス!!、外は・・他のドームは・・・」

セガール博士が話しを止めた
「クリス君見せてもらえるだらうか?、今のコノ星を!」

クリス
「解りました今映像を送ります、ティア映像を博士達に〜」

モートン博士??
「コレは成功したのか!!、人々が生きてる!!」

クリス
「なる程、やはりお前の仕業か!、しかも本物は逃げたってか!、何も持ってない空っぽは早く消えろ!!」
モートンモドキが一瞬で消えた

一同「えッ!?」

ティア
「ストップ!!、クリス!!やめて!、ソレ以上力を使ったらコノ星が消えるでしょ!!」

一同(クリスの家族達)・プっハハハハハ・はははは!!( ̄▽ ̄;)」想像してる

ティア
「クリス一回死ぬ!!」( ̄^ ̄)

クリス
「ティア〜ごめんなさいm(_ _)m、もう力出しませ〜ん」〜逃げる〜

セガール博士
「え〜っと、おたずねします、今私達は・・・??」

ティア
「あッ、博士大変失礼いたしました、私はティアと申します、クリスが少し話しましたが、博士達は今もまだ冬眠カプセルの中で眠っている状態です、私達はアル人物を探してコノ星にきました、6あるカプセルのうち一つは既に空いています、私達の探す人物がソコに眠って居た様ですね、そして博士達を繋ぐAIを操作して自分だけ目覚めを早めて星を破壊しモートンは逃げた、クリスはそれに対して自分が情けなくなり勝手に怒っているだけです、ですから気になさらないで下さい」

セガール博士
「モートン!、君達が探していたのはモートン博士、なら私達は??」

ティア
「博士達は後1週間程で目覚める様にセットされていますので、どうかこのまま時間までお休み下さい」

セガール博士
「君達を信じる要素が何も無い、何を思い信じろと・・・」

ティア
「お願いします、とうかクリスを信じて下さい」

▲「博士、大丈夫だと思いますよ、初めて彼等を見た時はから彼等は何ひとつ嘘は言っていないと思います、あくまで私の感ですが、今私達は囚われの身です、彼等が私達をだますつもりならこんな手の混んだ事しないと思いますよ」

◆★●「確かに、彼等は私達に何の危害も与える様には感じられません、何故か解りませんが、私達には普通の人間らしい優しさを感じます・・・」

セガール博士
「確かに、そうだな(笑顔)、星の民が全滅したのなら今更失うモノも何も無い、なら時間まで休むとしようか」

セガール博士は
一抹の不安を感じながらも
クリスが・・・何をするのか見届ける必要も有るだろうし

兎に角時を待つと決めた・・・

ーーーーーーーーーー続く~~