神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

クロス2 [始まりの章1]

2023-06-28 12:48:18 | 短長編小説
昔その星は
沢山の自然の恩恵を受け
豊かでとても綺麗な星だった

だが幾重もの歴史を重ねて
必要以上に科学や機械の進化と共に
いつしか人類は全てを機械や科学に身を委ねた

誰もが働く事すら忘れて
考える事をせず
全てをコンピューターの中へ
閉じ込めていった

お腹すいたと思うだけで
全て目の前にでてくる
必要な物は言葉が無くても
頭に描くだけで手元に届くように成り
言葉までも無くした!

試験管の中に夢を捨てた
一定の時間を生きれば身体を棄て
遺伝子だけを残し再び試験管の中で生まれ変わる

星の地形は変わり果て
自然は崩壊
地上で生きる事も出来なくなり
生活場所は地中深くへと変わっていった

星の命さえ忘れ全てをゲートの中に押し込め破滅へと進んで行った

ーーーーーーーーーー

だがそんな人類の中でも
まだ諦めていない科学者達が存在した
地上の一部をシールドホールで覆い被せ

一部の自然の中で新たに人類に繋がる何かを探し求め
数人の研究者で・・・新たな人類と成る遺伝子を探し続けて居た

その科学者達の責任者である博士の名は
ビクトリア・セガール博士

博士に付いてきた者達は
森や山そして地上のまだ見ぬ世界の果てで探し続けていた
我々とは違う未知の遺伝子
このままでは星が消える!!

なんとしても探さなければ!!
博士達は森の中を探し歩いて
カレコレ10年に成るだろうか

そんなある朝の事だった!!
セガール博士は不思議な丸いボールの様なモノを見つけた

・・・・・・これは?!
生き物なのか??!

不思議な事にソノボールは
上下に動いていたが
日陰に入ると消えてしまう
日陰から日向に戻るとハッキリ見える

しかも球体は2個存在した
色はブルーとピンク・・・・
まるで小さな子供が隠れたり表れたりしながら遊んで居る様に思えた
セガール博士は少し迷いながら
その2個の球体を研究所へ持ち帰った

研究所の仲間達はそれを見て
びっくりした
ピンク色の玉は暗闇では消える
だがブルーは暗闇で色がでる

博士達は・Xセン・を当て
中に何が入って居るのかを
調べようとしたが

球体を静止させる事が出来ず
まるで球体自身が生きているかの様に
ただ見守る事しか出来なかった
すると球体はまぶしい光を放ちながら変化していった

余りにもマブシイ光に皆は目を塞いだ
・・・光が消えて行くのを感じた
その後
博士達が静かにゆっくり目を開くと・・・!!??!

こッコレわッ・・・・・
ソノ場に居た6人の博士達は
全員ビックリを通りこして
愕然とした!!??!

目の前にまだあどけない顔をした美しい二人の少年少女が居たからだ

我々には想像もできないぐらい鋭い瞳でコチラを見ていた

声をかけようとしたが・・・
まるで彼らには我々の姿が見えていない様子でコンピューターを調べだした

我々はなぜか誰も彼らに話し掛ける事が出来ず
ただ彼らの行動を見ることしか出来なかった!!

彼らはコンピューターを壊すでも無く
何かを探し続けて居るようだった

暫くして二人は手を休め
我々に謝罪をして自己紹介してくれた

彼らは別の星から来たと話す
にわかには信じられない話しだが

彼らの星の文明を聞くと
我々より遥かに高い文明の中にいたようだ

彼らが球体の形をしていたのは
時空間を素早く移動する為に最善の形を取っていたと話した

何より驚いたのは!!
彼らは人の域を超えた超能力者だと話した事だった!!

彼らの星では1/10の割合で
特別な能力を持ち生まれる者が居ると話す
ソノ1/10の存在は人々を導く存在だと話す

エスパーとして生まれたモノは
髪が銀髪で瞳の色はオッドアイとして生まれ遺伝子も他の者達とは違い特殊な染色体を持つ

いわゆる私達が正に今探している遺伝子だと話した

彼らがコノ星に来た理由は
宇宙全体が最強種のバクテリア遺伝子にオカサレつつ有り
自分達はソレを破壊する為に
コノ星へ来たと話した

だが話してくれた内容はにわかには信じられない話しだった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
バクテリアをコノ星で感知し
すでに地中深く迄進行している
今のままでは・・・後3ヵ月
ーーーーーーーーーーーーーーーー

博士「我々はコノ星の人類が、機械により生きる事を選んだが故に、自然を失い消滅させたと考えているのだが・・・?!」

クリス「確かにソレも関係有るのかもしれませんが、我々の母星も同じ様なモノです、この星との違いは、このドームの様な形ですね、我々の母星では、地中だけで無く、地上でも・・・そうですね、例えばこの形(フラスコ)をひっくり返して地上と地中を繋いでいました、どちらでも住む事はできます、人間には格差は一切有りません、だが我々の様な異端者は別です、異端者は政府に一体づつ専用の小さな部屋が与えられます、そな部屋では我々の力が完全に遮断され、そして必要な時に部屋から出され指令を続行する、それが我々エスパーに与えられた使命です!!」

クリス「長く話しを聞いて頂き感謝いたします、僕とティアは今から地中へ潜り、バクテリアを消滅させます!」

博士「方法は・・・・??!」

クリス「簡単な事です、僕達が地中に入り、バクテリア遺伝子を捉え丸い円形場のシールドをはります、その中で爆発させ、シールドを小さくして完全消滅させまる、ソレだけです」

博士「君達の命は・・・!!」

クリス「そのまま消滅します、バクテリアを消せば、コノ星は息を吹き替えすはずです!、とくにあなた方の様に人類の存在を諦めていない人達が居る限り、コノ星はまだ変わる事が可能です頑張って下さい、我々は我々の任務を実行します、ソレが我々に与えられた使命ですから今から3時間後に出発します!!」

博士「・・・道具!!、そんな!!、バカなあなた方は本当にソレで良いんですか??!、生きると言う選択は・・・」

クリス「生まれた時に決められていた事です!、失敗すればまた違うモノがココに来ます、だから失敗は許され無い!!」

博士「私から・・・ひとつお願いが有ります、あなた方の遺伝子を採取させて頂けませんか?!、私は君達に生きると言う事を求めます、ですがそれが無理なら、君達を新たな命として甦らせる事が出来れば、君達の母星は遠い星では無く、ココに成る!!」

クリス「遺伝子を使い・・・新たな母星で・・・何を?!」

博士「私は遺伝子工学を主体とする者です、ですから研究の為でも有ります、だが君達を生まれ代わらせ、自由に生きる事が出来るのだと教えたい」

クリス「解りました、我々が何かの役に立つので有れば、我々の話しを受け入れてくれたお礼として、あなた方へ遺伝子を提供します、使えるモノは使って下さい」

クリスは本当に3時間後
地底深く消えた・・・???!

ーーーーーーーーーー続く~~


クロス

2023-06-24 22:18:05 | 短長編小説

俺は今自分の墓の前に居る

不思議だ・・・・・

まさか自分の墓を自分で見るなんて・・・・
ーーーーーーーーーー

年配の女性
「あの~失礼ですが、息子の知り合いですか?!」
・・・・・・母だった

俺「すいません、僕はクリス・K・カーターと申します、彼がアメリカに来た時に仲良くして頂きました・・・・」

女性「そう・でしたか、わざわざアメリカから・・・、ありがとうございます、息子も喜んで居るはずです、本当にありがとうございました・・・・」

クリス「いいえ、本当はもっと・早く来たかったのですが・・・・」

女性「いいえ、来て頂いただけで・・・もしかして綾(あや)ちゃんの・・・・」

クリス「はい、綾の親戚です」

女性「綾ちゃんは・・・あの~元気ですか?!」

クリス「・・・はい、何とか、でも・記憶は失ったままです、綾にはその方が良かったのかも知れません!!、記憶を取り戻しても・・・両親も和也(かずや)君も失ってしまったのですから!!」

女性「・・・そう・・・ですね、綾ちゃんにとっては・ソレで・良かったッ・・・と思います!!」

クリス「では僕はこれで失礼します・・・・・」

女性「わざわざ、ありがとうございました・・・・和也(涙)」

クリス「・・・・えッ!!」

女性「ゴメンなさい・・・、クリスさんの背中が・・・今・和也と重なってしまって(涙)、本当にゴメンなさい・・・(涙)」

クリス「いえッ!!、では失礼いたします・・・(母さん)」

ーーーーーーーーーー
苑田(そのだ)
「クリス様何かございましたか?」

クリス「・・・車を出してくれ!!」

苑田「承知いたしました!!」

ーーーーーーーーーー
クリスは不思議な感じがした
確かに俺は和也として生まれたが
本物の名はクリスだ!

俺はクリスの記憶を失い生まれた
だがそれも全てモートンを封じる為に俺自身がやった事だ

俺が2000年前にやった事はひとつの賭けだった
だがそれはとてつも無く無謀な賭けだ!

あの時たまたま西村の母の先祖の身体に入り2000年眠り続け
現世界で西村和也として生をうけたが
自分自身で封じた記憶は全てのパーツが揃わなければ記憶は閉ざしたままモートンを消滅させてしまう

そんな事に成ってしまえば大切な者達を悲しませてしまう
ソレを避ける為に時を待った

全ては今を生きる大切な命達の為に
そしてあの星に残しで来た大切な命の為に

俺の命をかけても守り抜くと決めた大切な子供達の為に
俺の・・・俺達の生き様を

今からココへ書き綴る

クリス・k・カーター
ーーーーーーーーーーーーーーーー

あの日・アリアの中に宿る綾の存在を知りまだ見ぬ綾に心引かれた

俺はこの星がある銀河ではない
誰も知らない場所から
ひとりの男を追いかけこの銀河に来た

この星に来て奴を見つけたが宇宙空間の移動で体力を消耗
目的を果たす事が出来ず時を待った

奴との時間差は約500年近くその間奴はこの星に沢山のアジトを作り
新たなアンドロイドを作り戦機として売りさばき稼いだ金を元手に
この星に根を張っていた

俺達が奴を追ってきたのは
研究を重ていた未完成の遺伝子を奴が盗見

勝手に新たな人間を作るも未完成の遺伝子で創りだしたモノは
ただの化け物だった

たが奴は諦めず星の民に未完成の遺伝子を使い人を化け物にした
そして母星は消滅した!!

このままではこの星も俺達の星と同じ末路をたどる・・・・

奴は全てを支配するために
完璧な人間を作りだそうとしたが
母星が消滅したため銀河を越え時間を飛び越えコノ星に逃げ込んだ

奴を元に戻さない限り2つの銀河が消える

どれだけ研究を重ねても
俺達と同じエスパーが生まれる事は無く諦められずに居た!奴は
俺達を探していた

ーーーーーーーーーーーー続く~~
さて~~~運命の歯車は?!

【クロス】始めたさせていただきます
もし興味を持ち最後までお付き合い頂ければとても嬉しく思います

どうかよろしくお願い申し上げます。

神楽より!!



鳥になった少年[8 ・空へ・おわり]

2023-06-15 01:43:00 | 短長編小説
暗くて長いローカの先に有った扉を開けて3人は中に入った

ソノ部屋は・・・・・想像していたより酷く明かりは無く
ただ小さな天窓が有った

ベビーベッドらしき物が有り・・・お母さんは私達にまったく気付く様子はない

だがソノベッドには1羽の白い鳥が居た

お母さんはその白い鳥に向かって何かを話してるようだ

だが本当に小さな声でぶつぶつと呟く様に話しているから
何を話しているのか私達には聞こえない

すると妹が何かを話し出した
「あなた坊やって言う名前なの?、それって変な名前だね、本当に坊やって名前なの?、えェ~~~知らないの自分の名前なのに?、普通は皆生まれた時に名前付けてもらうんだよ、えッ!、名前知らないの?、私は(エミー)本当の名前は(エミュール)なんだけどね、でも家族は(エミー)のほうが呼びやすいって、友達も皆(エミー)って呼ぶわよ 、歳は5才、あなたは何歳?」

屋根裏部屋の主
[ナマエ・トシ・ナニ?・キミノ・ナガイ・ネ、ソレ・ナニ?]

妹「ナガイ?、長い?、あっもしかして手足の事?、私と一緒の子も居れば、長くても動かない子も居る、それにあなたみたいに、手が無い子や足が無い子も居るよ、耳が聞こえ無い子や目が見えない子もいる、話しが出来ない子も居るよ、でも皆同じ子供は子供、大人は大人だよ、でも誰も隠れてないよ、普通に遊んでるよ!、皆友達だもん・・・」

屋根裏部屋の子
「コドモ・オトナ・ナニ?・テ・アシ・ナニ?・タクサ・ン・ナニ?・ワ・カラ・ナイ・ココ・シカ・シ・ラ・ナイ?」

長女か
「エミー?、あなた誰と話してるの?」

エミー「誰ってこの子だよ?」
長女
「エミー、私には白い鳥に見えるの!、エミーには何に見えるの、ソレにお母さんは時間が止まったみたいにまったく動かなく成ってるのよ!」

弟(兄)「エミー、僕にも白い鳥に見える、まるで白鳥みたいだ?」

エミーは少し黙って考えた・・・・
「あのねお姉ちゃん、お兄ちゃん、私は今ね手足の無い男の子と話してるの、この子には名前が無いんだって、それに言葉も上手に話せないの、この子は生まれてからこの部屋でずっと住んでるんだって、私達みたいに姉弟や友達も知らないって、後・私についてる長いの何?って聞いたの、長いのは手足の事」

長女「解ったエミー、じゃあその子に聞いて!、お母さんを知ってるのって?」

エミーは解ったと言いその子に話した
「ねえ、あなたこの人(母)知ってる?」

屋根裏の子
「トキ・トキ・クル・オバサ・ン・コノ・オ・バサ・ン・ボウ・ヤ・ユウ・コレ・オバ・サ・ン・ユウ・ダカ・ラ・オバ・サ・ン」

エミー「この人はおばさんじゃナイの!、私達のお母さんなの!、お母さん知らないの?」

屋根裏部屋の子
「オカ・サ・ン・ナイ・ニ?」

エミー
「お母さんは私達を生んで育ててくれてる人、お父さんも居るよ!、お父さんは仕事して、お給料もらって私達のご飯や・・・後洋服も買ってくれるの、今私が着てるのはパジャマだよ、これは寝る時に着るの、あなた本当に何も知らないのね?!」

長女「エミー、その子に話して、この人は私達のお母さんだから返してって」

エミーはうなづきながら
「あのね、あなたがおばさんって言ってる人は、私達のお母さんなの、だから返して!」

屋根裏の子
「オサン・イイト・ナニ・モ・デキナ・カラ・ババあ・エ・さだし・(下を向きにやりと笑う)・ダッタら・変ワリの・えサ・・・後少ししたら・誰がエサくれる・・・俺を甘く見るな!、誰かひとり選べ!!、早く決めろ!!、ハハハハハヒーィー、ハハハハハはーーははッ、人間は自分勝手で、愚かなんだよ!、早く俺の餌を決めろ!早く早く!!餌を差し出せ!!」

エミーは姉にしがみ付き泣きだした「お姉ちゃん!怖いよー、この子がねッ、この子がー」

長女「エミー大丈夫だよ、私達にも聞こえた!」

長女は弟に
「あなたにも聞こえたよね!!」

弟「聞こえた!!、えさってどう言う事だ!!、エサって何?、話せ!バカ鳥!!」

屋根裏の子
「生け贄は生きる為の俺様のエサだよエサ、ほら早く決めろよ!!」

長女「アンタ本物じゃないんだ!、本物のここに居た子供はどうしたの!!、お母さんと一緒に死んだんだよね、あなたは何?!」

屋根裏の魔物
「ここいたガキなら、ず~っと昔に俺が食った、柔らかくて旨かったぞ~、なんせガキひとりで10年分の栄養に成ったからな!、アレハ絶品だった、旨かった~、まさかソノ後追って母親が自殺するなんて、こっけいだったけどな、やっぱり餌は(エミーを指して)こいつが良いな、餌を渡せば母親は見のがしてやるよ!」

ソノ時だった眩い光が・・・・
光の中からお婆ちゃんが現れた

子供達は驚きを隠せない!!?!
長女は・なぜ?・状態で死んだはずのお婆ちゃんを見て
「本当にお婆ちゃんなの?!」

するとお婆ちゃんは
「ありがとう、アイシャ(長女)、お婆ちゃんの、お兄さんとお母さんを殺した化け物を見つけてくれて、この上娘(母親)まで連れて行かれる所を、助けてくれて本当にありがとう」

私はびっくりしてトーマとエミーを抱き寄せたが
二人共その場で眠る様に気を失ってしまった

どうやらお婆ちゃんは
本物のようだ優しい笑顔が教えてくれたから少し安心した

お婆ちゃんが言った
お母さんとお兄さんって・・・・
話してくれた屋根裏の子供の事なのだとすれば

あの話しは・・・お婆ちゃんの・・・・・?!!

お婆ちゃんがバケモノに話し始めた「よくも私の兄と母を!!」

バケモノは
「あァ~~、お前あの時のガキか!!、食いたかったな~、あの時母親が現れなかったら食えたのに!!、アイツがじゃましたから、でもあのガキは絶品だった、旨かった~、そうか!!だからこのガキ達から甘い匂いがするのは、俺が食ったアノ時のガキと血が繋がってるからか、なら益々食いたい!!、お前はもう死んでるんだろ(ハハハー笑う)なら何も出来ない、でも俺はできるッ!!」

お婆ちゃん
「お前には何も出来ないんだよ!!、この子達はただの幻影だからね」

バケモノ
「・・・幻影!!、偽物かッ!、だったら何故俺が見える、1番旨そうなガキは話しも出来た!!、コイツらの母親は・・・!、まさか!!」

お婆ちゃん
「気付いたようだね、私の娘はお前の時間の中に入ってしまったけど、その子供達はお前の時間の中には入ってイナイ、だから私の娘(子供達の母親)の時間が止まった!!、要するにお前が自分から声を出し話したから、過去の世界ではないこの世界に足を踏み入れた」

バケモノ
「まさか!!、そんなハズ・・・ナイ!!・・・オレは永遠を手に入れたはずだ・・・・」

お婆ちゃん
「バケモノ!!確か・お前は時間を越えた世界では生きられないって、小さな私に話したよな、時間を越えた世界で朝の光に当たれば溶けて消える!、あの小さな天窓からは朝日が差し込む、そしたらお前は永遠に消える!、後少しだ!!どうするバケモノ!、お前が消えれば娘も元に戻る、全て私の孫達が叶えてくれた!!」

バケモノ
「オレは・・・・・永遠を手に入れた・・・オレの世界に入って者は全てオレのエサだ!!」

(長女)私は・・・今何を見て居るのだろうか?!?!・・・お婆ちゃんと鳥が話してる事が事実なら・・・思考停止!!

お婆ちゃん
「バケモノが作った・まぼろし・の世界は消えたのさ、だからアタシの娘の時間が止まった、コレは全てバケモノがアタシの兄さんを食べた時に話した事だろ、アタシがバケモノを殺してやるって言った時に!、お前には無理だって話したんだよ!、オレは自分でいくつもの見えない壁を作ったから、招き入れなきゃ誰もオレの世界に入れないって、でも私の孫達は壁を破りバケモノの所へ、自分達の母親を取り返しに来たんだよ!、しかも今は娘の時間が止まってる、お前が孫達の世界に来たんだ、もうバケモノに永遠の時間は無いんだよ!!」

バケモノ
「なッ!!・・・・コレは!!」

お婆ちゃん
「・・・・どうやら、バケモノの大嫌いな本物の朝日が出てきた、コレで私の兄さんはお前から解放される!!、兄さんは・・・・(涙)」

長女[・・・全部お婆ちゃんの大切な人達の話しだったんだ・・・、もしかしてお婆ちゃんの視力を奪ったのは・・・・]

バケモノ
「やッ!!ヤメロー、日を・・・オレに・・・当てるな~~~ヤメロ~~~~、止めてくれ~~~死に・・た・く・・・ない~~~」

長女[屋根裏部屋のバケモノは消えた、でもその後に残ったのは卵?!、卵が割れて!!鳥が生まれた、鳥はまるで私の存在を知ってるかの様にこっちを見て・・・笑ってる?!?、お母さんと弟妹は消えていた、お婆ちゃんは透明に成ってく、でもお婆ちゃんは笑顔で言ってくれた]

お婆ちゃん
「アイシャ、ありがとう、この出来事は、お母さんやトーマとエミーの記憶には残らない、アイシャごめんね」

アイシャ
「お婆ちゃん私なら大丈夫だよ、お婆ちゃんはコレから天国に行くの・・・・」

お婆ちゃん
「行かないよ、私はエミュール兄さんと一緒に世界中を飛び回るんだよ、兄さんは生まれ代わったら、自由にどこへでも行ける鳥に成りたいって言ってた・・・だから私も」

・・・・・・・・空へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

アイシャ
「あれは全て夢だったのかも知れない・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回のお話し始めます

ある日の事一組の家族が古いアパートに越してきました

その中にアイシャと言う女の子がいました
少女は遊び盛りの好奇心旺盛な子供
まずは新しいアパートの探検開始

少女は屋根裏部屋を見つけてました
早速屋根裏を探検
その部屋には古い家具が有りました

少女は少しだけ開いてる引き出しが気になり開けてみました

するとそこには一冊のノートと鍵が入っていました

ココから始まりますよ・・・小さなアイシャの・・・たんけん!!がッ

ーーーーーーーーー〆


ではまたね~~~\(^^)/

終わった~~~もう書かない・絶対かかない!!φ(..)

書かないってんだろ!!
おーい!!!!
何書いてんだよ((( ̄へ ̄井)!!

おしまい
"

鳥になつた少年[7・終章前]

2023-06-14 01:41:00 | 短長編小説
その日の夜3人の子供達は両親にお休みの挨拶をして自室に戻った
時間は夜の9時
真夜中にはまだ早いがいつも通りに過ごしていた

長女は3人部屋から出て今はお婆ちゃんが使っていた部屋を自室にしていた

弟妹は そのまま子供部屋に居る
母親の動きを見るなら子供部屋の方が解りやすいから

今日は子供部屋で妹と一緒に寝ると両親に告げた

両親は妹が時々
「お姉ちゃんと一緒に寝る!」ッとワガママを言う事を知っているから

母親はいつもの様に
「また妹のワガママなの、長女が良いならお願いね」ッと言った

長女は「はい」と答え子供部屋に向かった

子供部屋に入った長女は弟妹に言った
「まだ時間有るから二人は少し眠っても良いよ、時間に成ったら私がおこすから」

だが二人とも眠れないようだ
だから長女は一冊の本を取り出し
「コレ読んであげるね 」本の題名は

(不思議な国のアリス)もう何度も読み聞かせてくれていた話しだ

でも何もしないで時間を待っていると時計の秒針の音だけが大きく響き
緊張感で不安に成ってくる

だから二人は長女の言葉に耳を傾けた

長女は二人の思いに気付き
(不思議な国のアリス)を読み始めた

・・・・・アリスは木にもたれかけて・・・うとうと・・・・

弟妹は長女の話しを聞きながらウトウトして・・・・そのまま眠ってしまった

長女は二人が眠ったのを確認して静かに本を閉じた・・・・・

母親が動き出す時間まで未々時間が有る
だから教科書を開き予習を始めた

・・・・・・・・・時計の針は真夜中・午前0時を過ぎた
母親が動き出すのはいつも午前1時から2時の間だ

なぜかいつもランプを持ち屋根裏部屋へ行くから
部屋の扉の下の少しの隙間からランプの明かりが見える

午前1時過ぎ・弟妹を起こした
二人は何も言わず長女の声でベッドを出た

弟は目をこすりながら
「お姉ちゃん、お母さん来たの?」

長女「まだ・・・、でも今夜必ず動くよ、2年前もお母さんは1週間毎日屋根裏部屋へ行ってたから!、だから今日もこの部屋の前を必ず通るはず!」

妹は眠気まなこで
「お兄ちゃん!、お姉ちゃんが言ってるんだから、必ずお母さん屋根裏へ行くと信じれば良いんだよ!」

弟は妹の言葉を聞き一言
「そうだな!」と呟いた

ソノ音が聞こえて来たのは
二人が目覚めて半刻を過ぎた頃だった

コツッ!コツッ!コツッ!・・・
木造建築のアパート
階段もローカの床も全て木でできている

コツッコツッコツッ!!・・・
階段を上がる靴音・・・コツッコツッコツッ!
ローカを歩く音が響く!!

弟妹は口を塞ぎ息を潜めた・・・がッ!
息を潜める必要は無いと知りながら長女もツラレテ・口を塞いだ?!

ソノ時だった近づく足音と共に扉の下の隙間から少しだがランプの明かりが見えた!!

母が通り過ぎるのを待つ
子供部屋は1番はしの部屋だが
突き当たりに沿って側面に屋根裏部屋に続くローカが有る

扉から側面の壁に耳を向けた
すると母の歩く音が止まった!!

屋根裏の扉の前に立っているのだと思った
長女は弟妹に話し
「行くよ!!、お母さんが部屋に入ったら私達は扉の前で、1番のお婆ちゃんの柱時計が成る迄待つよ!」

弟妹は長女の言葉にうなづいた

長女「順番は夕方話した通りだよ、もう1度言うよ!、1回目で鍵を3人で持ち、2回目で鍵を回す、3回目で鍵を抜く、その間絶対に鍵から手を離さない事、2人共解った!、持ち方は手の小さい順に、妹が右側、弟が左側、私は2人の手をかぶせ持ち鍵をもつからね!、早くしなきゃ時間足りなく成るから、練習通りに・・・だよ!!」

弟妹は再びうなづく
そのまま3人は子供部屋を出た!
曲がり門・・・ココから屋根裏部屋の扉を覗き見た

お母さんは扉の前に居た
私は静かに深呼吸をした
するとソレを見ていた弟妹も私を真似て深呼吸
3人は顔を見合せ少し笑顔に成った

お母さんが扉の中へ
私達は音をださないため靴下のままローカを小走りで扉の前に

扉の前に立ち柱時計の音を待った
[コレが最後、もしお母さんを見つけられなかったら・・・お婆ちゃんが話してくれた・・・日記の様にお母さんは・・・・、そんなの絶対ダメ!!]

何が有るか解らない
ソレでも・・・・・行かなきゃ!!

・・・・・・・音!!
柱時計の音が1・鍵を持ち鍵穴へ!
柱時計の音が2・鍵を回した!
柱時計の音が3・鍵を抜いた!

3人は顔を見合せうなづく
長女「開けるよ!」
扉は静かに開いた!!?

長女「行くよ!お母さんの所へ!」
うなづき手を繋ぎ扉の中へ

そこには暗くて長いローカが有った
私達の知ってる屋根裏部屋では無く
明かりひとつ無いローカ!?

懐中電灯をつけて奥の方まで明かりを伸ばした

長いローカの突き当たりに新たな扉が有る

私達は迷わず奥へと進んだ
新たな扉に手を置くと弟妹が順番に私の手に触れた

そうだねさ3人一緒に来たんだ
3人一緒にだよね!

長女「行くよ!!、セーノ!!?」
扉か開いた!!!??
その中には・・・・・・・・


ーーーーーーーーーーーー続く~

ではまたね~~~後少し

・・・だと思いた~~~いッ!!
ではでは又ね~


"

鳥になった少年[6]

2023-06-12 01:40:00 | 短長編小説
お婆ちゃんはが亡くなる3ヶ月ぐらい前だったと思う

当時私7才・弟は5才・妹は3才だった
私はお婆ちゃんに呼ばれて部屋へ行った
その時お婆ちゃんは手に見慣れない鍵を持っていた

その鍵を私に差し出して昔の話しをし始めたの

私達がこの家に越してきた時に屋根裏部屋で一冊のノートを見つけたらしいわ

ノートは昔この家に住んでいた人の日記のようなモノだったらしい

そこに書かれていた事があまりにも悲しすぎてお婆ちゃんはノートを燃やしたって話してくれた

お母さんが真夜中屋根裏部屋にランプを持ち入って行くのを見たのは
あなた(妹)が産まれて1年経った頃だったらしいわ

お婆ちゃんは後を追いかけたけど屋根裏の扉には鍵がかかっていて
入る事が出来なかったんだって

お婆ちゃんは仕方なく次の日屋根裏に入ったんだって
鍵はその時に屋根裏で見つけたと話してくれたわ

でもねお母さんが真夜中屋根裏部屋に入った後に
鍵を使って中に入ろうとしたけど鍵は回らなかったらしいの

何度やっても鍵は回らず
お婆ちゃんは諦めたらしいけど
次の日お母さんに真夜中屋根裏部屋に入る理由を聞いたけど
お母さんは何も覚えていなかったと言っていたわ

でもその当時のお母さんはとても疲れた様子で倒れてしまったらしい
お婆ちゃんはお母さんが倒れたのは絶対屋根裏部屋に秘密が有るのだと思ったんだって

どうこうしている内にお母さんも屋根裏に行かなくなったらしいけど

でもねお婆ちゃんはノートの内容を思い出したんだって

5才の少年のと母親の生活の話しが書かれていたらしいの

5才・・・最初屋根裏に行った時私は5才だった
そして2度目に屋根裏部屋に行ったのはあなたが(弟)が5才だった
そして今回はあなたが(妹)が5才!

解るでしょ!!
全て5才の子供が家の中に居る時にお母さんは真夜中屋根裏部屋に行くのよ

お婆ちゃんはノートの中に書かれていた事を話してくれたわ

内容は手足の無い子供を母親が屋根裏部屋に隠して育てていたらしいの

その親子には会話もなく母親が仕事から帰ると毎夜子供の居る屋根裏に行き
ご飯を食べさせたり排泄物を綺麗にしたり
そんな内容が書かれていたらしいわ

でもその母親は子供に名前を付けずに坊やと書いていたらしいの
毎夜ランプと食事を持ち屋根裏へ足を運び

坊やが今日は●◎をしたとか
坊やが〇▲をしたとかそんな簡単な内容だったらしいけど・・・・・

ある時母親が結婚したの
この家で一緒に暮らし始めたけど屋根裏に隠している子供の事は誰にも話さなかったようなの

しばらくして母親は子供を産んだのそれでも屋根裏の子供の事は隠してていたらしいわ

母親が結婚して産まれた子供は普通の子供だった
だから余計母親は屋根裏の子供を隠し続けた

家庭の中では普通の母親を演じて
屋根裏の子供の事は何も話さず真夜中に世話だけして昼間は二人目の子供を大切にしていた

そんなある日3才に成った二人目の子供が屋根裏の扉を見つけて中に入った

するとソコには手足の無い子供が居た
二人目の子供はびっくりして大泣きしたの母親は慌てて屋根裏部屋に行った

何も話せない手足の無い子供もびっくりして泣いて
母親の側まで転がり行こうとしたけど母親は二人目の子供を抱いて
手足の無い子供を蹴っ飛ばした

その後母親は屋根裏には行かなく成った・・・・・約1ヶ月後母親は再び屋根裏に行ったけど・・・・

手足の無い子供は死んでいた
その様な内容が書かれていたと話してくれたの

手足の無い子供は当時5才だったとも書かれていた

母親は手足の無い子供を見殺しにした事を悔やんでいたらしいわよ

でもいくら悔やんでも自分で放置して殺した事に変わり無いでしょ

長女「ここから先の話しはお婆ちゃんが夢を見たらしいの」

ある日結婚した旦那さんが仕事から帰ると二人目の子供が一階でひとり泣いていた

旦那さんは奥さんを探し初めて屋根裏部屋が有る事を知ったらしい

屋根裏部屋の扉は板で隠されていたからただのローカの突き当たりだと思っていた

でも旦那さんは屋根裏部屋に入って行ったら
奥さんは手足の無い子供の亡骸を大事そうに抱いて自殺していた

長女「お婆ちゃんはそんな夢を見たって話してた、もしお母さんが真夜中屋根裏部屋に行ったら、その手足の無い子供の所へ行ってるはずだから、いつかお母さんは屋根裏部屋で死んでしまうかも知れないって話してくれたの、だから私達3人でお母さんを助けなさいって言ってたの、あなた(妹)で最後なの、今度は本当にお母さんが死ぬかも知れない、だから私達で助けるの!!、今まで解らなかった、一階の止まったままの柱時計の音の意味、あの時計はお婆ちゃんが生きてた頃は、毎朝お婆ちゃんがネジを回してたの、でもお婆ちゃんが亡くなってからは誰もネジを回さなくなった、だから止まったまま、なのにいつも柱時計の音が3回鳴る、その意味が解らなかった、でもあなた(弟)が教えてくれた、柱時計が3回鳴ったら鍵を使い屋根裏部屋に3人で入る!、今夜もお母さんは屋根裏部屋に行くはず!!」

弟「お母さんが屋根裏に入ったら僕達3人で、一緒に鍵に触れて」

妹「屋根裏部屋に入って、お母さんを助けるのね、お姉ちゃん!!」

長女「そうよ、絶対助ける!、皆お母さん大好きでしょ、だから一緒に行こう、大切なお母さん取り返しに!!」

3人の姉弟達は
何が有るのか知らないが
それでも必ず母親を助けると覚悟を決めた!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く~ってね~~~

オチが見えた所で次回終章だと思う~~~多分~~~~ねッ!


ではまたね~~~(^-^)/

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