気付いたら・・・・・?!
とても広い大地の真ん中に立っていた
周りには音も無く
広く見渡すが大きな草木も見えない
水平線も見えず
ずーッと・ズーッと先まで
広い大地だけが続く
そんな場所で
理由(ワケ)もなく立っている自分に今気付いた
傷付きブチ壊れた
その時代には[信じる]という言葉は消えていた
心を壊し都合の良い存在を演じる
そんな怖いモノを引きずり
浅はかにも自分で同じモノを作り始めていた事に気付いた
当然・・だ・・・よな・・・・
それしか知らないから同じ事を繰り返す
『いい加減にしろ!!!』
何度も何度も何度も何度も自分を恥じた
なぜ気付けなかった?!
もっと早く気付いていれば・・・・・
魔の連鎖は止められた??!
違ッ!!
自分を鏡越しに他人目線で見れたとしても・・・
もっと早く何かを知っても
そう・だよ・・な~・・・・
そんな都合の良い話し有るはずない!
解っていても未熟で居たいと
逃げる!!
ズルいんだよ私!!
怖いんだ!!知らない事が怖くて迷うんだよ!!
左右対称に成るなんて・・・何かの実験じゃ有るまいし
女神が天秤を持って右に重りを乗せた
だが左に何を乗せるか責任感が心に重くのしかかる
それが怖くて見えないふり
誰も皆年齢分+経験
それぽっちの知識しか持って無いのにね・・・・・
それ以上の知識を手に入れる為に目の前の壁をブチ壊す
経験不足も目新しい一歩も
最初は身体を震わせながら確実な足場を探し進む
始めの一歩はどこで線ひく・・・その質問の答えは?!
有るの?・無いの?
いくら考えても・・・左には何も乗せられ無い
だから迷う
何を乗せるか選ぶ・・・大切なモノいつの間にか沢山有りすぎて
右の重りに均等出来ない
左の皿に乗せたモノひとつふたつと間引きする・・・??!
ダメだ!!!!私・贅沢でワガママですから
全ての思い何ひとつ間引きできない!!
できるワケないじゃん全て私の宝物で・・・私だもん!
その時女神の天秤が動いた?!
右の皿に私の年齢分の重りが乗った凄いね!!??!(笑顔)
そうだった今私はおばあちゃんなんだよ
右に乗せられた重りが年齢を意味するなら
当然年齢分の重りが継ぎ足されるそれ+経験=右の皿
左の皿にはまだまだ空きが有る
だからひとつ残らず大切なモノを拾い集めて皿に乗せた
不思議だね(笑顔)
女神の天秤は均等を保っている
いつからだろう??!
私の天秤が均等を保つようになったのは??!
そんなの知らな~い・けど~ッ
ただひとつ私に解るのは
今は沢山の一休みを繰り返す中
耳を澄ませば
せせらぎの中で
[小さな水の流れが小さな滝を作り静かにタキツボに落ちて行く音の静かな時間]
孫達の笑顔が見える
成る程ねッ!!
私が笑顔に成るはずだよね
0+(ゼロ)から始めた私の時間も
いつの間にかこんなに経ってた
でもそれが生きてる証なんだから人生って凄いよね
前後左右もっと分散させて沢山の道に枝分かれ
でもこれもまた人なんだ
いくら道が枝分かれしても
必ず最後は皆同じなんだよね
帰る場所は
せせらぎの中に・・・・・
だからいくら欲張っても
女神の天秤に乗る重さも同じなんだよ!
最後はコレで充分でしょ・本物の笑顔で
欲張って天秤の皿に沢山の何かを乗せたって天秤が傾いてしまえば・・・・・
笑顔は消える!!
そんなの淋しいでしょ
だから私は・・・今が一番好き
来年に成っても・もっもっと先でもその年の今が好き
そう言い続けられたらと
心から・・願う・・・・
だってソレが私だから
だから自分らしく相応で有れば
ソレで良い・かな~~~〆