ーーー言葉通り彼等は3時間後に地中にもぐったが彼等は帰ら無かった
その後小規模では有るが地震発生
それは彼等が消えた合図か??
博士は考えていた
彼等の母星では本当に
まだまだ沢山の彼等が隔離されて居るのか・・・
まさか始めから死を目的に生かされている・・・?!
だとしたら・・・
とてもじゃないが納得できるモノでは無い!!
先程の出来事そして彼等は本当に現実に存在したのか??
遠い宇宙の星で何が起こっているのか計り知れないが
彼等も人類に変わりは無い!!
人間を犠牲にして人間を救う・・・今我々の星で行われている行いも・・・或いは大差無いと言う・事・かッ・・・
だが・・・だとしても・・・
ソレが本当なら納得できるものでは無い
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▲「博士!、何を考え込んでいるのですか?!」
セガール博士
「いや、彼等の母星の事をね、正直な話し彼らは遺伝子組換えをしてエスパーとして作られた・・・、人類存続の為に兵器として、普通の人間を助ける、その為だけに作られ、我々も彼等の母星と変わらないのか・とね!」
★「そんな風に捉えれば・・・確かにそうなのかも知れませんが、何かがおかしいと言うか、・・・全てが遠い昔の出来事だった様な・・・」
◆「博士は彼等の遺伝子で、彼らを再生して自由にするつもりなのでしょ!」
セガール博士
「そのつもりだったのだが、失敗すれば結局、あのあどけない笑顔の少年を再び同じ状態で作ってしまったらね・・・、まったく違う人間に成るかと考えた時、万が一同じ記憶を持った彼が生まれたら、再び傷つけてしまいそうで・・・」
モートン博士
「例え記憶が残ったとしても、彼らがコノ星で生まれたなら、コノ星の住人に変わりないはず、本物は既に消滅したのだから、彼の母星ではあれだけの文明が有るなら、ハッキリと感知はされているのであれば、彼の任務は完了し消滅した、セガール博士!、彼等は再生するのでは無く新たに生まれるのです、例え記憶が残ったとしても、関係無いと思いますが!、ですから彼らを再生しましょう!!」
一同「私もモートン博士に賛成です!」
★「まだ再生に成功するかどうかは解りませんし、今からソレラを考える必要は無いと思います!!」
全員「やりましょう、セガール博士!!」
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セガール博士は考えた
[今までこの星で見つけた
あらゆる遺伝子で新たな命を試験管ベビーで育てたが
何度やっても全て標準の域まで成長する事は無かった・・・
だが迷ってる暇は・ない・・・!!]
「解った!ではみんな、始めよう!」
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セガール博士
「私はクリスのマイナス遺伝子を、モートン博士はプラスの遺伝子を!!」
◆「ところで、ここにいる誰の遺伝子と掛け合わせます?!」
セガール博士
「ここにいる我々全ての遺伝子を混ぜ合わせ注入する、恐らく彼らの遺伝子は特種だ、誰かひとりでは弾き飛ばされる可能性が有る、だから全員の遺伝子を組み込み注入する!」
全員「解りました!」
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博士達と仲間達の新たな目標
ソレゾレの心配事が有る中で決めた
新たな命を彼等に与える為だけに動き出した[プロジェクト]スタート
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まずは自分達の遺伝子採取
取り出す場所は脊髄から採取
全ての遺伝子の採取には約1週間
博士達は全ての遺伝子を用いて幾つかの遺伝子を作り出した
ソレを彼等の遺伝子を4種に分けて
日にちをづらしながら8種類の再生体を試験管の中で作った
その中で何体が成功するか長い時間を忍耐強く待つ・・・・
最初の遺伝子は僅か1日で死んだ!!
その後も3日で1週間で
そんな中で成長した遺伝子があった
1ヶ月・2ヶ月・・3・・・
持ち応え大きな水槽へ移す時が来た
後はただ祈るしかなかった
そして胎児と成り半年
産まれて半年を過ぎた頃
なんと胎児は3000gに成長した
信じられない現象を博士達は目の当たりにした
やはり彼等の遺伝子は特別だとしか思えなかった
その後も1週間づつに1000gづつ増えていった・・・・
髪も銀色1年を待たずして
10才位の子供に成長した・・・
我々は彼等を水槽から出す事にした
その日・彼は水槽の中からテレパシーで我々の頭の中へ直接言葉を伝えて来た
その言葉を伝えクリスは自ら水槽から出てきたソレには皆が驚いた
クリスは記憶が残った状態で目覚めたのか?
何も変わっていないかったのか??!・・・一抹の不安!?
水槽から出たクリスは私達に
「どうですか、コレが皆さんの夢見た人類のありかたです、コレにより人類は滅びの日を迎えた!」
セガール博士
「クリス君!、ソレは一体どう言う・・・?!」
クリス
「セガール博士、大変申し訳御座いません、実はコノ星の情報をコンピューターを通し知り、眠っている貴方達に言葉をおくっただけの事です、だから貴方達がやっていた実験は全て俺が見せた夢の中の出来事です」
モートン博士は
「クリス!それはまさか?!」
クリスが
「はい、今博士が思った通りそのマサカですよ」
セガール博士
「なる程、確かに眠っているのは私達、あの時、私達はこの星全てを冬眠状態にして、私達も冬眠カプセルの中に、クリス君・・・私達の星は今・・・」
クリス
「博士達5人を残し全て・・・」
セガール博士
「全て・あのバケモノに全滅か・・・、私達は何の為に長い眠りについたのか・・・」
★「えッ!本当に!、クリス!!、外は・・他のドームは・・・」
セガール博士が話しを止めた
「クリス君見せてもらえるだらうか?、今のコノ星を!」
クリス
「解りました今映像を送ります、ティア映像を博士達に〜」
モートン博士??
「コレは成功したのか!!、人々が生きてる!!」
クリス
「なる程、やはりお前の仕業か!、しかも本物は逃げたってか!、何も持ってない空っぽは早く消えろ!!」
モートンモドキが一瞬で消えた
一同「えッ!?」
ティア
「ストップ!!、クリス!!やめて!、ソレ以上力を使ったらコノ星が消えるでしょ!!」
一同(クリスの家族達)・プっハハハハハ・はははは!!( ̄▽ ̄;)」想像してる
ティア
「クリス一回死ぬ!!」( ̄^ ̄)
クリス
「ティア〜ごめんなさいm(_ _)m、もう力出しませ〜ん」〜逃げる〜
セガール博士
「え〜っと、おたずねします、今私達は・・・??」
ティア
「あッ、博士大変失礼いたしました、私はティアと申します、クリスが少し話しましたが、博士達は今もまだ冬眠カプセルの中で眠っている状態です、私達はアル人物を探してコノ星にきました、6あるカプセルのうち一つは既に空いています、私達の探す人物がソコに眠って居た様ですね、そして博士達を繋ぐAIを操作して自分だけ目覚めを早めて星を破壊しモートンは逃げた、クリスはそれに対して自分が情けなくなり勝手に怒っているだけです、ですから気になさらないで下さい」
セガール博士
「モートン!、君達が探していたのはモートン博士、なら私達は??」
ティア
「博士達は後1週間程で目覚める様にセットされていますので、どうかこのまま時間までお休み下さい」
セガール博士
「君達を信じる要素が何も無い、何を思い信じろと・・・」
ティア
「お願いします、とうかクリスを信じて下さい」
▲「博士、大丈夫だと思いますよ、初めて彼等を見た時はから彼等は何ひとつ嘘は言っていないと思います、あくまで私の感ですが、今私達は囚われの身です、彼等が私達をだますつもりならこんな手の混んだ事しないと思いますよ」
◆★●「確かに、彼等は私達に何の危害も与える様には感じられません、何故か解りませんが、私達には普通の人間らしい優しさを感じます・・・」
セガール博士
「確かに、そうだな(笑顔)、星の民が全滅したのなら今更失うモノも何も無い、なら時間まで休むとしようか」
セガール博士は
一抹の不安を感じながらも
クリスが・・・何をするのか見届ける必要も有るだろうし
兎に角時を待つと決めた・・・
ーーーーーーーーーー続く~~