サブロー日記

随筆やエッセイを随時発信する

サブロー日記  晩酌の後に

2006年10月26日 | Weblog
  なかなか難しい、独りで夕食した後、晩酌の酔いが廻らないうちに後片付けをしないと、酔いが廻ると片付けるのがしんどい。で今晩はちゃんと出来た。
 春の誕生日のプレゼントに、娘より貰った単行本全8巻「坂の上の雲、司馬遼太郎」を今日読み終る。最後まで、どきどきわくわくの連続であった。
中味は、日露戦争であって、年輩の人でないとちょっと解りにくいと思うのだが。満州への移民、第二次大戦の負け、戦後の日本の平和、その原点はまさに、この日露戦争にあると私は思う。
 私達年輩(まだまだ若い)以上の者は、父母に日露戦争の事をよく聞かされた。「、、、、敵の将軍ステェセル、乃木大将と会見は、処は何処す水師営、、、、、、」の唄をよく聞かされた。この歳になるまで乃木大将を神様のように尊敬していたのだが?、この本を読んで日露戦争の本当の情況が、両国の資料と司馬氏の努力により、明らかにされた、この本、まことに意義あることと感謝と敬意を贈りたい。
 目からウロコ、、、、、。