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愛煙家で関西弁を話す神。ガネーシャ
今回の主人公は、余命宣告を受けたサラリーマン。
残りの人生を悔いのないものにするため、ガネーシャの教えを受けるお話で、涙あり笑あり。【なんとなく気付いてはいた】どんでん返しありと、相変わらず最後まで忙しい読み物ですが、やっぱり面白い。
今回は死と向き合う話と言うこともあり、この本を読まなければ知らずにいたこともありました
例えば葬祭費や埋葬料を支給される制度があること、ネットで調べてみると、自治体によって金額が異なるみたいですが、亡くなってから2年以内に申請すれば支給されるそうです。
そして今回も考えさせられること多数
中でも私が一番印象に残ったのは、『夢に拘って実現しようと努力を続けることは素敵なことだけど、その夢に縛られて不幸になるなら、手放さねければならない時もある』
ガネーシャは夢をかなえるための課題を、今までいくつも出してきましたが、その夢が自分を苦しめているのなら、夢を手放すことも必要だと言います。
そして、死神が、亡くなった人が最後に口にする後悔の言葉の1つに、「会いたい人に会えなかったこと」があります
私は、一昨年、生き別れた生みの親を亡くしているのですが、主人に「後悔しないために1度だけでもあっておいた方がいいのではないか」と言われていました。
しかし、幼い時に両親が離婚しているので、母親の顔を忘れてしまっていることや、新しい家族がいるだろうと遠慮と、自分の過去と向き合うことができず、会うことを躊躇っていたところ昨年、行政書士を通してあちらの親族から手紙が届き、亡くなったことを知りました。
死神の言葉は、私には耳が痛かったです。
『もしこの世が終わるとしたら、幸運だったこと。楽しかったことの全てを思い出す。
悲しいことではなく、人生に意味を与えてくれた喜びの全てを』オードリ・ヘップバーン
まずは、後悔しないために、やりたいことリストをまとめてみようと思います。
・年内まで断捨離・終活する
・体重を落とす
・不動産の資格を取る
・旅行をする
・美味しいものを食べる
・写真をたくさん撮る