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読書の森

桶狭間の戦いと袋小路

昨日の話、実は今日の話の枕なんです。
急峻な山脈が続く日本の地形も袋小路を作る事があります。

戦国時代の戦いでこの袋小路を利用したのが、「桶狭間の戦い」ではないか?
と私は思うのです。



歴史に名高い桶狭間は名前の通り、尾根と尾根に挟まれた細長い平地でした。

今川勢は4万5千の大軍、織田勢は2千、先ず信長は山に砦を作って今川の連絡網を断つ、そして今川の勢力を分散させた上で主力を狭間に追い込んだ。



砦の織田軍は苦戦するも味方の兵士を動かせない。今川軍は砦で勝利の報告を聞いてホッとする。狭間は平地なので一休みして酒盛りを始めた。雨がしとしと降り始め、まさか敵が襲ってこないだろうとリラックスしてた訳。
雨が小止みになった時、織田軍は今川の背後から一気に狭間に攻め込んだのですね。

不意をつかれた今川軍は大混乱をきたす。そして自滅の形で敗北するのですね。

これが日本歴史を変えた戦いになりました。



信長は非常に頭の良い人なので、戦う前に地形やその土地の気候を学習していた、のではないでしょうか?

戦国時代の戦いも知的な作戦が生きていたのでしょう。




ただし、いつの時代も、威嚇程度で戦わなくて済むものならそれに越した事はありませんがね。
もし、今戦えばバイデンさんが言ったように「ハルマゲドン(世界の終わり)」でございます。怒鳴るくらいで済むなら命は助かりますが、密かに粛々と原子爆弾落とされたら、「それまでよ」ですよ。

読んでいただき心から感謝いたします。

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