年月が過ぎて、初めて訪れた神戸元町は明るい青空に覆われてコロナ禍も戦争もかっての惨事も嘘のように穏やかでした。
そう、もうすぐ春節(中国のお正月)なのです。
横浜、神戸、長崎、各国の人々が訪れる代表的な港町であります。それぞれに歴史がありますが、この国の政治情勢によって、それぞれ異なる様相を見せているようです。ここら辺で遠い歴史に思いを馳せるととても面白いものがあります。
私は海無し県に育ってお家大事の人々ばかり周りで見て育ってきた為か、伸び伸びと色んな民族が自由に行き来する港町に憧れを持っていました。
今も幼い日のその憧れをバッチリ持っているようでございます。歴史は港から塗り替えられているようです。(空の港も含めて)
歴史と言えば兵庫県の歴史は非常に古いものだと改めて分かりました。源氏物語の舞台須磨明石、あの平清盛さんが愛した土地のようで、清盛塚、清盛橋、那須与一の墓、愛好家が喜ぶ場所が点在しているのに結構気づかない人が多いようです。
誉め殺しの感はありますが、神戸元町は古き良き昭和の面影が点在して魅力的な街です。知られざる宝石のような見ものがある神戸の発展を祈ってます。
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元町商店街。
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石畳。ダリアのモザイクです。
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ゴーフルで有名な神戸風月堂。
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風月堂のお菓子の歴史。
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横浜元町でも同じようなWindowを見かけました。上品で可愛いらしい子供服のお店。
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これは椰子の実です。海外のフルーツが安く入手出来るお店。
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神戸元町はこぢんまりした中に魅力が凝縮してます。
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駅近くに神戸製菓学校の生徒の作品が飾ってあるwindowがありました。
昔懐かしいようなクリーム製のバラ。
そのバラの思い出から昔読んだ色んな童話のストーリーが浮かんできます。神戸はそんな空想を膨らませてくれる街でした。
何が出てくるか分からないような陰影のある街に婆さんになった今も憧れてしまいます。困ったものでございます。