読書の森

大根のそぼろあんかけ



『三屋清左衛門残日録』を読むと、昔懐かしい北国の料理が出てきます。

例えば清左衛門が昔馴染みと飲み屋で食べる、はたはたの湯上げ、茸のしめじ、風呂吹き大根の描写はとても美味しそうで、食べたくなってしまいます。

風呂吹き大根に刺激されて、今日は大根料理を作りました。
材料は大根、里芋、ひき肉、ネギ、しょうがです。

大根は輪切りにして切れ目をつけ、米一つまみを入れて下茹でしておきます。
里芋も柔らかくなるまで茹でておきます。

大根と里芋が串が通るほど柔らかくなったら、ひき肉とネギ、しょうがのみじん切りを炒め、砂糖、しょうゆ、酒、みりん、水を加えます。
煮汁に茹でた里芋と大根を入れて煮含めます。
ここに煮汁で溶いた片栗粉を加え、とろみをつけて出来上がりです。


豆苗のお浸し。



使った大根の皮の即席漬け。

このお菜であったかいご飯を食べて、清左衛門を思うというのは無理があるでしょうか。

全然、書評になってませんが、藤沢周平の小説の中で出てくる江戸庶民のお菜は本当に懐かしく再現したくなるものが多いのです。


読んでいただき心から感謝いたします。

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