韓国ドラマ「ホジュン～伝説の心医～ (2013/MBC)」について～(34)

　前回の分で解説の追加があります。ドルセが再登場したのですが、1999年版ホジュンではドルセの出番は母親の失明を治してもらうところまでで、今回の再登場は2013年版独自のストーリーとなります。

　1999年版では、梅の汁が疫病に効くというアドバイスをしたのはドルセではなく、別の村人ということになっていました。

　ドルセはこの件で再登場となっただけではなく、この後ホジュンにずっとついていき、ホジュンの家の使用人になるのが、2013年版のストーリーになります。

　さて、明から帰国したドジですが、道中でムン・スンフン大監の糖尿病の治療を行い快復させたので、すっかり気に入られたのでした。

　そして、そのムン大監から王の側室仁嬪(インビン)の兄キム・ゴンリャンを紹介され、仁嬪が懐妊するようにぜひ手助けをと言われ、誠意をもってお仕えすることになります。

　一方、ホジュンですがこのままでいるわけにはいかないので、チョンスに医者としてやるべきことがあるので、別な形で罪を償いたいと訴えます。

　そして、結局どうなったかといえば、ホジュンの件は広く明るみに出てしまい、ダヒともども逮捕されてしまうことになります。

　…さて、いよいよ来るべきことがきてしまったというわけですが、ホジュンが捕まってしまったのは、チョンスが命令したことではなかったのです。あとで描写がありますが、チョンスはホジュンの生き方をずっと見てきて、この件には目をつぶろうと考えていたのでした。

　しかし、偶然ホジュンのこの件についての事実を知った者が、内医院のキム判官とソン主簿に知らせて、そこから騒ぎが大きくなってしまったのでした。

　その時御医ヤン・イェスは蚊帳の外で、その事実を知った時点ではどうにもすることができなかったです。

　大変なことになってしまいました。密貿易だけでも重罪なのに、その上両班と結婚したなど論外で両方の罪をあわせれば、とんでもないことになってしまうのは明らかです。

　さて、これからホジュンとダヒはどうなるのでしょうか？次回をお楽しみに。