気が滅入るニュースが続く中、はやぶさ2の快挙のニュースが飛び込んできました。はやぶさが、小惑星のサンプルの採取に成功したことが確認されたのです。
前回のはやぶさミッションでは、いろいろな困難を乗り越えながらもサンプル採取に成功したとは言え、肉眼では見えないごく微量だったのですが、今回はだれの目にも黒い岩のかけら、あるいは大粒の砂のような物質が採取容器のなかに確認できました。
そのうえ、密閉された容器内には小惑星のガスまではいっており、小惑星由来の気体を世界で初めて採取したという素晴らしい成果が得られました。
また、今回確認できたのは2回のタッチダウンの1回目の成果で、2回目は小惑星上に人工的なクレーターを作成して、その時空中に舞い上がった地下の物質の確保に挑戦したわけです。もし、それが成功していればこれも世界で初めての快挙になるわけで、今から本当に楽しみです。
2回目のタッチダウンの採取サンプルは年明けになってから確認するという予定になっているそうですから、楽しみにして待ちたいと思います。
今回このような大きな成果が得られたのは、目先の利益、結果ばかりを追求するのではなく、地道に基礎的な分野での研究を積み重ねてきたからなのです。
昨今科学技術の世界において、目先の利益や結果ばかりを早急に求める風潮がはびこっていますが、それが間違っていることを今回のはやぶさプロジェクトが示してくれました。
今回の実績が、日の当たらない地道な科学研究の分野に対する理解を手助けすることになることを、心から祈っています。
前回のはやぶさミッションでは、いろいろな困難を乗り越えながらもサンプル採取に成功したとは言え、肉眼では見えないごく微量だったのですが、今回はだれの目にも黒い岩のかけら、あるいは大粒の砂のような物質が採取容器のなかに確認できました。
そのうえ、密閉された容器内には小惑星のガスまではいっており、小惑星由来の気体を世界で初めて採取したという素晴らしい成果が得られました。
また、今回確認できたのは2回のタッチダウンの1回目の成果で、2回目は小惑星上に人工的なクレーターを作成して、その時空中に舞い上がった地下の物質の確保に挑戦したわけです。もし、それが成功していればこれも世界で初めての快挙になるわけで、今から本当に楽しみです。
2回目のタッチダウンの採取サンプルは年明けになってから確認するという予定になっているそうですから、楽しみにして待ちたいと思います。
今回このような大きな成果が得られたのは、目先の利益、結果ばかりを追求するのではなく、地道に基礎的な分野での研究を積み重ねてきたからなのです。
昨今科学技術の世界において、目先の利益や結果ばかりを早急に求める風潮がはびこっていますが、それが間違っていることを今回のはやぶさプロジェクトが示してくれました。
今回の実績が、日の当たらない地道な科学研究の分野に対する理解を手助けすることになることを、心から祈っています。