読書は続く(^^)
だから荒野 桐野夏生
今、BSで鈴木京香主演で放送中であります
ドラマの初回を見て、面白そうだなと思い借りてきた
本を読んだら、なぜだかもうドラマを見る気が失せた
46歳の誕生日に、あまりに身勝手な家族をおいてひとり旅にでる
もう2度と戻らない覚悟で。
途中で、車は奪われるは、「あんたいくら?」と売春婦に間違われるは
散々なことが次から次に起こっていく、そして
核となる山岡老人との出会い。そしてこの老人との関わりで主人公が変わっていく
ドラマでの高橋一生の役どころが気になったんだけど
(私結構この高橋一生という役者さん、スキかもしれない(^^;))
本ではあまり登場してきませんでした。残念
でもこの青年がこの物語には欠かせない存在であります
鈴木京香が猛々しく雨に打たれている時に、偶然長崎まで行く車に乗っけてもらえる・・
というシーンがドラマではありましたが
さすがに本では違っておりました
最後は・・・・・やっぱりそうなんだと思える展開ではありました
物語のテーマは、山岡老人が話していたことになるのでしょうね
「そこは、荒野なのか、沃野なのか」
あっという間に読めた本でありました