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~出雲人 紅井藻花(akai-mocha・アカイモカ)の写真日記~

銀杏に染まった金言寺

2017年11月11日 | 日記

 2017年11月10日(金)晴れ 冷たい風

 紅葉を楽しもうと奥出雲の金言寺に出かけました。

  大東の街を通り、下久野・八代を経由して、出雲三成駅の前を通り過ぎて、右へ曲がり、吾妻山方面へ、走っていきました。

 三成の街に入るところまで、日差しが車内を熱くさせるから、窓を開けてましたが、馬木に入る頃から、緑から赤・黄色の景色に変わり、一気に別世界に入った気がしました。それに合わせてか、または夕方に近かったせいか空気が冷たくなっていることに気付きました。
 どちらにしても紅葉の世界に入りました。

 実は、今月の初旬に友人に誘われました。だけど、都合が合わず行けなくて残念なことをした。

 その日は銀杏の木に多くの葉があり、黄色に染まっていて、ネットでその写真を拝見したときはため息をついてしまいました。
 今日その場所へ訪れたら、悲しいことに、きっと先日の大雨のせいだったでしょうか、雨の勢いですべての銀杏の葉が木から、茅葺屋根と土の上を染められてました。

 遠くからお堂を眺めると、まるで昭和の時代のにタイムスリップした錯覚を感じました。

 ここまで銀杏の葉で屋根が染まると思わなかった。はじめは写真的に悲しく感じていましたが、一通り歩いてみたら来て良かったと感じました。

 本来なら木に葉があるところを撮りたいと思ったけど、これはこれで良いなと感じました。

 私以外で見学する人が数えるほどでしたので、いくつかの障害は感じながらも好きなものを好きなように撮ることができました。

 こちらの住職様やガイドさんの丁寧な対応にも感謝しています。

 冷たい空気だったから、薪のストーブは本当に暖かくて、さらに空が暗くなるにつれて空気は冷え込んだけれど、赤い炎が暖かくさせてくれました。

 こんな気持ち久しぶりです。1本の銀杏の木だけではないと思うけど、これだけの葉が落ちるなんてすごいものです。土の上が絨毯と化してました。
 奥出雲はいつ来ても良いですね。だけど、この季節が最も良いと感じています。短い秋を楽しむことができました。


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