雲南市大東町の赤川沿いにある河津桜たちの開花と合わせて、雲南市のさくら祭りが始まりました。
普段見過ごす場所は、この季節になると絶対に立ち寄りたくなる。
木次線沿いで列車を撮影した後、赤川の河川敷に寄ってみました。
その中で、1本の桜の木が気になりましたので、車を停めてその木の近くまで行きました。
川と川の合流地点に咲く1本の桜。
誰が何を意図として植えたのだろう。
そればかり考えていました。
桜の木の向こうの眩しい太陽は、だんだん穏やかになりながら、山の向うへ隠れていく。
空模様と風の流れを理由に、マジックアワーを期待して、その場所から離れませんでした。
願いは叶いました。
青かった水面がすぐ赤く染まり、名前の通り赤川になった。
そして、このまま静かに夜を迎えました。
いわゆる祭りにある提灯の照明がないなかで1本の桜を撮り続けました。
だぶん1年の内1回見られるであろう景色に今日出会えたのだ。きっと。
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