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~出雲人 紅井藻花(akai-mocha・アカイモカ)の写真日記~

恩師との再会その2

2009年12月31日 | ブログ

Img_0002  今日は帰省ラッシュのピークのようです。各人がそれぞれの故郷へ帰り、家族・親戚と共に新しい年を待つ。また、海外や国内の観光名所へ旅行される方もおられるでしょう。長期休みは貴重ですからね

 だけど、接客業を勤しむ私にとって、こういう時こそ元気よく働かなければならない。まもなく歳末商戦が終わる。帰省ラッシュの影響か毎年この時期になると、見たことの無いお客様が来られるし、家族連れが非常に多い。『ようこそ 出雲へ』 どうぞ、楽しんでいってくださいな

 そして、帰省も理由になるのだろうが、この時期は同窓会が多いようである。小・中・高の同窓会は参加できても、大学の同窓会は職業上参加は可能だろうか?それどころか同窓会は行われるのだろうか?私も大学4年生のときに、中学校の同窓会の参加だけである。

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 何らかの形で、同級生との再会を願うところである。

 今日は8時00分出勤です。いつもより1時間早い出勤です。正直、慣れないから気持ち悪かったです。だけど、ゴールはもう目の前にあります。まもなく歳末商戦はフィナーレです。明日の弊店では思いっきり万歳をしたいです。

 そう思いながら接客・雑用仕事を勤しんでいた。そうしたらお店に覚えのある顔の人が現れました。どんどん私と距離が近づいて来ました。そうしたら、なんと高校時代の私の地歴・公民科の先生ではありませんか

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 あまりにも突然の再会に、言葉を選んでしまい、「どうもご無沙汰しております」と普通の挨拶になりました。次に名刺交換。10年前まで「教師」と「生徒」の関係が、改めてお互い社会人になったと思う一瞬でした。

 その恩師から受けたものは、現在の私にとって深く大きいものである。

 高校時代、写真部を通して写真撮影に夢中でもあったが、日本史にも興味があり、文字を読むことが嫌いな私だったが、土器の写真を見たり、地元の郷土の本を読むことが好きだった。この時期は井沢元彦先生の「逆説の日本史」が話題となっていた。厚くて読破するのに何日も要しました。

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 とにかく先生の日本史の授業のトークは面白かった。身体がつらくて授業中寝ていたこともあったが、とにかく先生の話は面白かった。ネタの引き出しも多いし、単元ごとにかならず自作の教材を持ってきてくれて、教科書だけでは理解しずらいことを、たくさんの技をもって、50分を楽しく盛り上げてくれた。

 今でも頭の片隅に残っています。大学の進路を考える際、数ある候補の中で日本史の研究をしたいと強く思ったきっかけをくれたこと、その道を進むことを決意しても揺れていた私を支えてくれたこと、教員免許をとるきっかけなど、ふらついていた私を導いてくださったこと、それは恩師と呼ばざるおえないでしょう。

 結果、同じ土俵で仕事をすることに至らなかったが、現在の仕事において、仕事が続けられるに当たってはかなり活かされている事を否めることはできません。今度再会する際は、名刺ではなくお酒でも交わしたい気持ちである。

 家に帰ってから、高校時代の写真をクローゼットから出してみた。まだ、「デジタルカメラ」と言う言葉が耳に新しい時代でした。

 当時は、ミノルタの一眼レフを親にねだって買ってもらい、好きなものを撮影しては、写真屋さんへ行って、現像してもらったり、モノクロは高校の暗室で現像した。そのせいで、成功作であっても、失敗作であっても必ず印刷してアルバムに閉じていた。いくつか写真コンクールで入賞した写真もあるが、今日はその中でも思い出の写真をスキャンしてアップロードしたいと思います。初めてフィルム写真のアップロードです。

 この写真をみると、出雲はやはり夕日がきれいであることを自慢したいです。

 


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