前回のブログの続きです。
廃線1週間を切り、いくつかの駅では発車前に人が集まり、その中には駅の近くに住む方が発車する気動車に手を振る光景が目に入るようになりました。
土日祝日になればなおさら多く、また沿線では遠く近くから来た人が駅や沿線でカメラを出して構えている。
だから、駅から駅へ車での移動はとても大変で、狭い道を譲りあって進むことが多くなりました。
ここ最近私は因原駅から宇都井駅の間を移動しながら撮影していますが、他の区間も同じような現象が起きているのでしょう。
沿線に沿った道路は幅の広いところといきなり狭くなるところがあるから、スピードに注意しないとホント怖いです。
その中で、先日は石見簗瀬駅に寄り写真を撮りました。最近この駅で写真を撮る機会が多いです。
すでにカメラを構えて列車を待っている方もいれば、来る列車を見送ろうと待っておられる近所の方々を目にしました。
列車が車でホームの端から端まで歩いてみました。現在は片側1線の停留所だけど、江津方面を見ると、信号機に使われていた柱や撤去されるはずのレールの一部やポイント切り替えのためのレバーが残っていました。駅舎に戻ると事務室の中が見えて、張り紙や操作盤が撤去されてない状態を確認しました。かつての三江線の終着駅でにぎやかであったことを窺えました。
まもなく遠くからエンジン音が耳に入ってきました。さらにカメラを持った方が駅や駅が見える土手に集まってきました。
石見簗瀬駅も相当な撮影スポットなのだと今更ながら気づいた。
そして、3色のキハ120系気動車が汽笛を鳴らしてホームに入線です。
駅をエンジン音で盛り上げて、しばらくしてホイッスルが鳴り、ドアが閉まりゆっくり石見川本駅に向かって走り出しました。
およそ2時間後にやってくる便もこの駅で撮りました。2両編成でしたが車内にはお客さんが多いことは間違いなかった。以前は1両編成でで浜原駅止まりのためかあまり人が多くなかったけど、先般のダイヤ改正で三次行に変わった理由なのかお客さんが多く2両でも間に合わないくらい多客ではないかと遠くから感じました。
初めて乗車された方も多くおられたかと思います。石見簗瀬駅はどう見えたのでしょうかねぇ。
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