2012年11月28日、晴れ、気持ち良い冷たさ。
先日から行われている島根県総合美術展の特に写真部門を観覧するために、島根県立美術館へ訪れました。
3年連続入選。嬉しいような悔しいような、、、二つの感情が交互しているこの頃です。
今年は微力ながら、3枚一組の組写真に挑戦しました。
昨年の県知事賞になった作品が組写真と言うことも理由の一つであるが、私が所属している写真サークルにて県展を終えた時期から勉強を開始したことも事実、その分野で実績をお持ちの会員からいくつか方法論を教授頂いたので、難しいと感じながらも、何とか自分自身で形にしたい気持ちが募り、取り組みを始めました。
初めに、組写真はテーマを設定しないことには先に進めませんので、「仕事人」を「バタデンで!!」とテーマとコンセプトを定めて制作を開始しました。
鉄道写真は芸術作品としてあまり好ましくないと教えられた私にとっては、昨年まで人を撮ることをほとんどしなかった私には、試行錯誤や意識の切り替えの連続だったと思います。
制作において、写真を組み合わせることはとても難しかったです。何枚にするのか、位置をどうするのか、縦が良いか横が良いか、時間を掛ければ掛けるほどその悩みは解決しませんでした。
しかし、サークルの仲間と写真屋の店主様のお蔭で何とか形になりました。だけど、その気持ちを実績に反映することができなかったことは悔しい点です。
次回の方向性はまだ定めていませんが、新たにテーマとコンセプトを設定して、また組写真を制作してみたいと思います。
それにしても、今日は良い夕陽を眺めることができました。16時台の夕日、澄んだ空、大きな満月、いろんな要素が詰まった宍道湖畔でしたね。
そして、多くの方々が各々のカメラで、様々なスタイルで撮影されてました。
それを通して、たくさんの方に自分の作品を受け入れていただくために、何をしたらいいのだろうか?個性なのか、見て頂く方の心を踏まえるべきか、夕日を目にしながら考えていました。
来年は出来れば単写真で勝負したいのですが、そのためには寸暇を惜しんで撮影に出ないと駄目だろうと、ちょっと今からあきらめムードです。
感動的な写真もいくつかありましたが、悩まされるのもありました。
写真は簡単なようで難しいこと何でしょうが。
このまま写真を続けていく上で、貴殿のコメントからも審査員の観点を踏まえて、シャッターを切るべきなのは当然でしょうが、その上で個性を発揮することが果たして重要なのか答えが見えてきませんでした。
次は、「しまね写真展」ですね。そろそろ考えなければいけませんね。