2016年11月19日(土)曇り時々雨
11月下旬になったけど、明るい時間は暖かく、厚着をしなくても十分過ごすことができた。
だけど、標高の高い枕木山へ出かけると、さすがにひやりとする。
華蔵寺の長い参道を歩き、不動明王の石仏を拝み、さらに石段を上り境内に入る。奥は濃い霧で良く見えない。本堂に着くまでの濃い霧が不安を与える。
しかし、その不安は一気に晴れ、歩くことをとどめず、山の上に大きなアンテナが立つ手前のお堂に着いたときは霧が少し晴れたことに気付く。
お参りを終えて、紫陽花の花のある場所へ向かう。その場所に着くまでの短い瞬間、歩いた時間は夕方だったけど、気持ちは朝が来る時間に戻った気分でした。
少し幻想的で、目を凝らせば赤い紅葉の葉と黄色いイチョウの葉を踏んで歩いていることに驚く。
昨年はこの季節の紫陽花を撮りたくて何度も出かけたけど、紅葉を味わうことも大きな印象を受けました。
紫陽花を見つけては、まだ色の残る花もあれば、完全に枯れた花もあり、承知はしていたけどもっと早く来るべきだったことを後悔している。
なかなかこれというものがなく、紫陽花の花を撮ることをあきらめて、紅葉の絨毯なるものを撮ってみました。
また、この場所から中海と大山の見える景色を眺めてお寺を出ました。
枕木山、良い場所ですね。
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