1月の大雪の影響で運行を取りやめていたJR三江線の三次駅から口羽駅が、今日から運行を再開されて、明日には口羽駅から浜原駅の区間も運行されるようです。
長かったですねぇ。明日は土曜日ですから、列車に乗られる方、沿線各地で撮影される方で賑わことを想像しています。
先日、浜原駅で撮影に出かけた際、様子を見に来られている方を何人か見ました。
エンジンを切った静かな1両のキハ120系気動車の前で、スマートフォンで記念写真を撮っておられる方もおられました。
明日から全線での運行ですから、腰を据えて写真を撮ることは難しくなるでしょう。
出発が近くなると、運転士さんが車両にエンジンをかけて、その起動音とともに黒い煙が空へ流れて、静かな駅に息吹きが掛ってきました。お祭り気分になりました。
無人駅で出発前のアナウンスやベルはなく、近くの踏切の警報音と出発信号が出発のサインです。
そのころになるとカメラを持っておられる方を何人か見ました。
エンジンを唸らせて、ホームを離れて、転轍機に掛かるところまで静かに進み、転轍機を超えると改めてエンジンを唸らせて江津へ向かって走る。
列車がホームから見えなくなってから、急に静かになりました。空が暗くなってきました。お祭りは終わりです。
私はどうしても三瓶山と一緒に撮りたくてこの駅に来ましたが、独特な雰囲気に魅了されてこの駅に訪れる方が多いようです。
三瓶山をバックに鉄道風景を撮れる場所は、探してみましたがきっとここだけでしょう?好きになったけど、まもなく撮れなくなることを思うと残念で仕方がありません。
廃線までもう1か月近くになりました。
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