2012年12月14日(金) 晴れのち曇り。
もう、高ノ宮駅の駅舎を除いて、一畑電車の駅舎で昭和の時代から活き続いているのは、園駅、浜山公園北口駅、出雲大社前駅と数えるほどでしょう。
しかし、高の宮駅の駅舎がもっとも木造で原型と留めたまま現在に至ると申し上げて過言でないでしょう。
私自身そのことに気付いたのは、恥ずかしいことですがつい最近のことです。
電車に乗って松江に出かける際、当然その駅に停車する際に駅舎を目にするのだが、降りたことがないし、よく思えば撮り鉄を長くしているが、その駅の付近で撮影したことがないです。
だから、今更ながらですが、今日高ノ宮駅を訪れてみました。
駅舎に行く前にその駅の由来名になっている高野宮へ参拝してから訪れました。
高ノ宮からは宍道湖が見えるほか、場所によっては三瓶山が見えたりする。良い撮影スポットだとわかりました。
まだまだ出雲のことを知らないと反省しました。
高の宮駅は小さな木造駅舎のある駅で、民家と田んぼに挟まれたところにあります。
ホームへ出て感じたところ、きっと一畑電車の中でも最も狭いホームだから、電車が来るまではいったん駅舎内で待った方が安全ではないかと思いました。
ホームに出て分かったことに、駅務室があることが分かりました。窓口が封鎖されていて気が付きませんでしたが、かつてはここで駅員さんがいて切符や定期券を販売したことが窺えられます。
駅舎を撮影する際、近くにいた農家さんに声を掛けられて、嬉しそうに駅のことを惜しみなく語ってくれました。その方を含めて近所の方々で清掃整備されているそうです。しかし、駅舎の板壁がずれていてちょっと恥ずかしいともおっしゃってました。
だけど、地元の宝として大事に活かしたいとおっしゃってました。
緊張しましたが、その方の暖かさに安心を得ました。いつまでも残してほしいものです。
私が中学生ごろまでは、武志駅や遥堪駅や高浜駅にもこのような小さな駅舎がありましたが、いつのまにか建て替えられて、昔を窺わせるものはなくなりました。
その点では、高の宮駅はとても昭和を伝える貴重な駅舎であると申して過言でないでしょう。
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場所ですね。
鉄道車両そのものばかりしか撮れない私ですがこの様な
お写真を拝見すると
これも撮り鉄写真の一つなんだと認識させられます。
これからもバタデンの更なる広義での鉄道写真を拝見出来る事を期待しています!
私は車両よりも駅の方が興味有ります。
来年は少し本腰を入れて撮ってみようと思ってました。
特に駅舎は、一畑電車に限らず、大きな駅ならばターミナルビルになったり、田舎の駅ならプレハブなどの簡略化されたいわゆる待合室など様々です。
だから、形あるものはいつかなくなり新しくなることが鉄道においても申し上げられる点です。写真を通して、それを記録するのってとても大事なことなのかなって思いがあります。
ローカルの駅の駅舎は味があって好きです。
私も可能な限り、撮影したいと思います。