彼岸花を撮りに歩いてる。

 2016年9月17日（土）　曇りのち大雨

　台風の影響に伴い、夕方から雨が降り、現在も雨音が止まない。

　この雨で出雲に咲いている彼岸花がきっと土に向かって散っていったのでしょう。

　彼岸花は寿命が短い。だから、咲き出したら早く撮らないと後悔しか残らない。

　先日も曇天模様だったけど、一畑電車沿線へ出かけてシャッターを切りました。

　撮影することができてよかった。

　ここ1か月忙しくて、まともに写真を撮ることができなかったからとても気持ち良い。

　設定に戸惑った。カメラを握ることに懐かしさを感じたくらいに。

　撮影する場所は、草が生い茂っており、また近くで稲刈りや草刈りに伴って、切断された茎から発しているであろう甘い香りに体が包まれてました。

　スイカのような爽やかな甘い香りです。

　しばらくすると電車がやってきました。2100系電車でした。

　目の前を通る電車を連写して、電車が見えなくなったらディスプレイで確認する。

　控え目な色の車体が、ひとつの場所に固まって咲く彼岸花と果たして如何に空気を漂わすのだろう。

　そして、今話題になっている1両編成の電車がここを走るようになったら、どんな景観になるのだろう。
　写真に見える風景も、時間とともに変化することに戸惑いを感じながらも、気にせずにいられない自分がいます。