2019年4月19日(金)小雨
木曜日の晴天の翌日は小雨の金曜日。
気温も多分10℃の差はあったでしょう。
だから、冬の服装で出かけました。
今日はJR木次線の木次駅から備後落合駅へ、トロッコ列車奥出雲おろち号へ往復乗車をしました。
いつもは撮り鉄の立場で鉄道撮影をしておりましたが、今回は乗り鉄を体験しながら車内から外へ撮影を試みました。
雨模様だったけど、幻想的な風景が撮れることを期待して、駅員さんに手を振って見送られながら、木次駅を出発しました。
出雲三成駅のあたりまでは、桜は葉桜に変わっていたけど、亀嵩駅を越えたころから桜の花がちらちらと見えるようになりました。
さらに八川駅を越えて、出雲坂根駅へ向かう途中、先日は咲いてなかった桜の花が見事に咲いていました。
窓のないトロッコ列車からダイレクトでパノラマで見えるのはとても幸せな時間でした。
出雲坂根駅からスイッチバックをして三井野原へ向かうと、霧が濃ゆくなりました。
出雲では夜中から朝にかけて見える霧模様が、お昼になっても見えるものですから、期待をしていたものの違和感も抱きました。
登れば登るほど前が見えづらくなり、恐怖を感じました。
出雲坂根駅からも見えなかった三井野原大橋の赤いアーチが、近くまで来ても全く見えなかった。
それだけでなく列車の真下も見えなかったので、絶叫マシンに乗っているような気持になりました。
三井野原から先は霧が晴れて、すこし暖かい空気を受けながら備後落合駅へ到着し、しばらくして木次へ向かって出発です。
再度来た三井野原は少し霧が晴れて、見えなかった赤いアーチが見えてきました。
しかし、その隣にある道の駅や鉄の博物館は見えなかった。出雲坂根駅の売店の方曰く1年に3回ぐらいこのような景色になるそうで、それを聞いたら貴重な瞬間を過ごしたのかなと解釈しています。
終点の木次駅まで、朝見られなかった撮り鉄さんたちを多く確認しました。いつも撮っている立場だったから、撮られる立場になるのも新鮮なものでした。
車両から手を振りあえるのも面白いものです。
寒かったから、隣の車両で控えておられるお客さんが多かったので、時間によってはまるで独占状態になったので、寂しさも感じたけど、トロッコ車両の車内を思いっきり利用した写真を撮る機会を得られたので、この季節に往復乗車できて良かったです。
フルサイズフォーマットを導入され、単焦点レンズ導入等々も含めて
写真趣味に邁進されているようで何よりです。
>寂しさも感じたけど、トロッコ車両の車内を思いっきり利用した写真を
撮る機会を得られたので、この季節に往復乗車できて良かったです。
そうですね。
私も過去、JR四国のトロッコ2種を体験しましたがいずれも盛況で
写真撮影に関しては思う様な記録は出来ませんでした。
今回拝見したお写真を見て、この様なシュチエーションで撮れたという事は
ある意味ラッキーなのかも知れませんよ。
肖像権を理由に列車内の撮影には神経を使いますねぇ。
毎年、トロッコ列車奥出雲おろち号は夏から秋にかけてお客さんが多くなることと、濃霧の景色を体験することは少ないので、先日の往復乗車は幸運な経験でした。
コメントありがとうございました。