2016年10月9日(日)晴れ
2年ぶりに広島県三次市へ訪れました。
理由は2018年の春に廃線予定のJR三江線の列車に乗り鉄するためです。
宇都井駅をはじめ、江の川と良い組み合わせの場所を探したり、また紫陽花の花がある場所を探しては、キハ120系気動車を撮ってきました。
実はこのブログのトップページの猫の写真も三江線のある駅から、偶然出会った猫を撮影した写真です。
撮るばっかりで、実際乗って利用したことがありませんでした。
1日に限られた本数で、全線往復走破するのは1日では難しいため行動に移せなかったが、廃線決定を聞いて、ほんの一部の区間を往復乗車しました。
三次駅から口羽駅の往復です。口羽駅のあと二つが宇都井駅なのにと思いながらも、割り切らざるを得なかったです。
久しぶりに三次駅に着いて、随分な様変わりに驚きました。
きれいな駅舎になりました。
3番線へキハ120系気動車がやってきて、出発前まで気のすむまでシャッターを切り続けました。
その気動車が出雲から益田まで運用されている同じ形式でカラーデザインのキハ120系気動車だから、なんか親しみがありました。
そして、出発です。三次の上を通り、尾関山公園のトンネルをくぐり、江の川を渡り、終点の口羽駅まで、江の川を数回渡りながら、江の川を沿って、ゆっくりと時々加速をつけて、また、山から線路の下へ流れる水、伸びた枝の衝突音など、そして、田んぼやこの季節に見られるハデバ、想像以上な刺激ある瞬間でした。
時々下を見ると、ずいぶん下にアスファルトの狭い道路や江の川、駅に着くたびに一人二人とホームでカメラを構えて到着を待っている方々、私と同じく写真や思い出作りのために乗車される人が結構おられて、地元に住む人間でないのにうれしく感じました。
その思いをどのように写真に表したら良いか難しいけど、キハ120系気動車でしか感じられない光景を撮ってみましたので、それを投稿したいと思います。
そして、このルートに線路を建設した当時の先人方々に感謝するばかりです。社会的要因は受け止めざるを得ませんが廃線は寂しいものです。
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