コヨーテ一人旅

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2016年02月07日 | 大相撲観戦記

3週連続国技館の最終週。大相撲トーナメント。



今週も太鼓の音は心地よかったです。



まずは十両トーナメント。


先週当ブログで取り上げた青狼が決勝の三つ巴戦を制し優勝。


返り入幕期待してますぜ~。


さて、40回大会記念の目玉企画として、かつて恒例だった大相撲OB戦が18年ぶりに復活しました。

ロボコップ高見盛の振分親方vs先週断髪式を終えたばかりの豊真将の立田川親方。両者のルーティンは現役時代そのままで懐かしさがこみ上げてきました。


今回のメンバーでは一番最近まで現役だったレジェンド旭天鵬の大島親方vsもっと現役を見たかった時津海の時津風親方。


ヨーロッパ力士の礎を築いた琴欧洲の鳴門親方vs「F1相撲」の速攻で2度の優勝を果たした琴錦の朝日山親方。朝日山親方は今回のOB戦の最年長。現在の所属、そして現役の年代こそ違えど、両者共に現役時代は佐渡ヶ嶽部屋所属だった、大相撲トーナメントではお馴染みの同部屋対決でした。

これ本当にコヨーテさんが熱心に見ていた頃の人らだからもう懐かしくて懐かしくて。これだけでも見にきた甲斐がありましたよ。



さてイベントは進んでインターナショナルスクールのちびっこ力士対琴奨菊・豪栄道の両大関。ガイジンサーンの子供だけに、初めてつけただろうマワシのおケツの部分をやたら気にしていたのがかわいかった(←危険人物)
特に琴奨菊は子供らを楽しませるだけじゃなくて自分も楽しんでいる雰囲気が感じられてよかったです。



そして初切。(うまく写真撮れなかった)



幕内土俵入り。


横綱登場。

そして幕内のトーナメントに移っていきます。

菊バウアー炸裂!


やがて取組は進み、

決勝戦!


日馬富士vs白鵬、東西の正横綱同士の対決となりました。初場所の本割はなんちゅーか、その(東尾風)、あっちゅう間に終わってしまったのですが、今日は白熱した取組でした。白鵬が歴代最多タイの4度目のトーナメント優勝を飾りました。

優勝インタビューではなぜか(?)観客と全員で万歳三唱。





大相撲トーナメントは本場所より安くテケツを押さえられるので割とライト層の観客が来るのですが、それでも「ちゃんと大相撲の見方をわかっている」人が来てくれるので場内の雰囲気はとても良いです。
初場所の流れからやはり琴奨菊に大きな歓声が揚がるんだけど、かといって横綱をはじめとした外国出身の力士の人気が減ったワケではなく、むしろ増えているんですよね。本当に嬉しいかぎりです。


また来年も来たいな。