コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

※多忙につき現在更新停止中です。近況はTwitterをご覧ください。

今年を振り返らない もう時は戻らないから

2015年12月31日 | 雑記











今年もいつもと同じように、しかし少しずつ違った一年が過ぎていきます。


いろんな出会いがありました。


いろんな別れがありました。


着実にコヨーテさんもおっさんに近づき、コヨーテさんの人生も徐々に若手から中堅の時期を迎えているんだなとひしひしと感じています。


いかに「いいおっさん」として生きるか という土台づくりの一年に、来年はなれば と考えています。


今年はモータースポーツとか、新たな道を開拓できましたが、さて来年はどうなるでしょうか。


そろそろ年が変わります。


それでは本年はこの言葉で締めくくらせてください。






WANDSは、世界が終わる前に自分たちが終わってしまった
























来年もよろしゅう(春日風)

会議室っぽい空間

2015年12月26日 | 競馬
フンパツしてエクセル伊勢佐木に行ってきた。
いわゆる「有料の場外馬券売り場」は初めて利用しました。


(撮影禁止だけどこれくらいはかまわんやろ…)

なんか外見は洋風なんだけど、会社の会議室って感じのフロア。パーテーションで囲ったらそのままネットカフェになるんじゃねぇかって感じの室内の雰囲気でした。

無料ドリンクサービスでもあればよかったけどなかった。





また負けた。








大障害終わってからン年ぶりに相鉄に乗った。

知らないうちにゆるキャラになっていたけど、あんまり「にゃん」って感じではないな。
ゆるキャラグランプリの「鉄道キャラクター部門」では1位だったらしいですね。



んで、厚木にて僕だけが行ける世界で銃声が轟いてしまった。(たしか7回目)
だって年末か年明けでTVでやると思っていたのにやらないから仕方ないじゃないか。
相変わらず「あのシーン」で泣いちゃいます。

ハッピイエンドだらけじゃ笑顔もやっぱりつまんない

2015年12月23日 | 雑記
クリスマスソングばっかりでちと食傷ぎみのコヨーテさんですが、達郎はやっぱり違うなぁ と思うのであります。


ハッピーな曲ばっかりで萎えるんですが、クリスマス・イブは「曲調は明るいんだけど内容は超ネガティブ」って点でコヨーテさん的な評価は非常に高いんです。


コヨーテさんも、そんなに幸せじゃないクリスマスを、毎年過ごしているので、ハッピーな曲はそんなに聞きたくないです。


やっぱりクリスマスは、達郎と「夢のトランペット」に限ります。








まぁ一番好きな曲は「希望という名の光」ですが

形は変わる 自分のままで

2015年12月18日 | 鉄道
久しぶりに長野県の鉄道を見てきました。



まずは高速バスで松本へ。



気温2℃!サムゥイ!


電車到着まで時間が開いていたので歩けるところまで歩きました。

渚駅。
上高地線は「なぎさちゃん」の登場でけっこう乗客数が増えたとか。



「いつか訪れたい」と思っていた新村駅。「なぎさちゃん」はここの駅員さんって設定らしいですね。
さて、
この新村駅の隣の建物が旧新村駅舎。

とても歴史のある建物で、近年まで使用されていたそうですが、老朽化には勝てず、隣に新しい駅舎を建ててそちらを利用しています。
ちなみにかつて新村駅には「日本で一番古い電車」である木造の貨車が保存されていたそうですが、現在は大宮の鉄道博物館にて展示されています。



なぎさちゃん電車で松本駅まで戻りました。



篠ノ井駅からしなの鉄道。この辺は今まで通りでしたね。



久しぶりの上田駅訪問でしたが、めちゃめちゃ様変わりしていましたね。例年夏には上田市に来るのですが、今年は訪問できず久しぶりだったので、この変貌ぶりには驚きましたね。
やっぱり大河ドラマの里は違う。チカラ入ってますねぇ~。

別所線もこの通り。


で、上田に来たらたいがい寄る別所温泉駅へ。

新しくなった丸窓電車でした。

そういや前回は正月に来たんだっけか。


つーワケで、

足~~湯(ダリル・ホール&ジョン・オーツ)


???「これ(手ぬぐい)やるから帰れ!帰れ!」




別所温泉駅に戻ると、新しい企画電車「さなだどりーむ号」が停まっていました。ここにも大河ドラマの影響が。

車内も真田氏一色!
けっこうお勉強になりました…。


上田城址にも再訪したかったけど時間切れで断念。まぁまた来年、大河ドラマの年に機会があれば。(いちおう3月を検討中)

この「ろくもん」にも乗りたいけどねぇ。ちょっとエクスペンシブなのよねぇ。



しっかりおやきを買って食べました。美味!


碓氷峠のバス経由で都内に戻りました。正直一日では廻りきれないし、長電にも乗ってないからまた今度!

伊東に行くなら

2015年12月13日 | 旅打ち
静岡県旅行二日目。


沼津で宿泊したコヨーテさんは伊東温泉競輪場に行くためにタダバスの停留所を探すもよくわからず、隣の三島駅から出るバス(これは駅前バス停から出るのでわかりやすかった)に乗り込んだ。


途中、市街地から離れるとちょっと心配になるほど山の中へ誘われたのでかなり不安になったが、また徐々に民家も見えてきてひと安心。道中、修善寺のサイクルスポーツセンター(競輪学校の関連施設)の脇を通ったので、競輪選手志望だったコヨーテさんは感慨深かった。ケガで挫折したからねぇ。


峠道を越えて、下りきるとやがて海が。そして伊東の市街地へ。さらに行くと「ハトヤ」とか「聚楽」とか耳馴染みのあるホテルが姿を見せた。やがて競輪場へ到着。

記念競輪とあって入場無料。

先着1000人に100円分の車券プレゼントをしていたけどコヨーテさんがもらったモノはちょっと当たりそうにない買い目なので少々萎えた気持ちのまま入場…。


いきなり急坂を登らされて息も絶え絶え。

山を切り拓いて造られた競輪場のようで、ここに来るジイサンどもは相当足腰鍛えられそうな感じが。


一日通して雨の予報だったので特観席を利用することに。1000円ナリ。


大概特観席はホームストレッチにあるけど、ここは1コーナーおよび4コーナーにあるので観戦の魅力はいささか落ちるかな。サービスはそんなによくもない。コーシーは飲み放題。
場内売店もちょっと少なめだし、置いてあるモノも可も不可もなく。



ミカリン。
競輪場のキャラクターとしてはコヨーテさんの中では上位だと思うよ?


そんなこんなで、最初のレースは当たるんだけど、その後は当たったり外れたり外れたりで最終レース。
「当たったら今日はプラス」って状態だったけど、見事に最終的中で収支がプラスに。深谷ありがとう。
深谷は以前書いたけど、サインもらったりコヨーテさんとは何らかの縁があるんだよな。


終わり良ければ全て良し、いい気分で競輪場を後にしました…。




















butしかし!






伊豆急線に乗りたかったから下田行きのタダバスに乗って暫く経ったところでコヨーテさんに異変が!

バス酔い


寝不足が祟ったか、オヤジ達のにほひにやられたのか、コヨーテさんはグロッキー状態でバスに揺られた。しかも下田までだからすぐには降りられない!

必死で嘔吐をこらえましたなぁ…。

吐き気に堪えてよく頑張った!感動した!おめでとう!と自分を誉めつつ伊豆急下田駅に到着。

もう暗かったので観光客もまばら。


伊豆急ではそれぞれの駅で「おもしろ駅長」ってのをやっていて、伊豆急下田駅では「ウミガメ駅長」だった。
ぶっちゃけ徳島で「伊勢ぇび駅長(原文ママ)」を見てきたコヨーテさんにとっちゃ、インパクト薄いよな。


車内はボックスシートとロングシートの混合でしたがこの組み合わせはあんまりコヨーテさんはお好きではないんだよな…。周りの風景なんかはもう真っ暗だったからわかりまへん。




なんだかんだで楽しんだ2日間でありました。

逆の意味の「こんなハズじゃなかった」

2015年12月12日 | 旅行
旅行と言えるかどうかはわからないけど旅行カテゴリー。



18きっぷ期間が始まったので、とりあえず御殿場線でまだ乗ったことのない松田駅~国府津駅の区間を乗りたかった(松田~沼津はあさぎり号で乗車済)ので小田急経由で松田駅へ。

乗っての感想は…まぁ区間も短いし、そんなに環境に変化があるワケじゃないですね。身延線の富士宮辺りと似た印象を受けました。



そんなこんなで国府津まで出て、ひたすら西へ。

そしてン年ぶりにヤマハスタジアム。(磐田市は2ヵ月ぶりですが)

サッカーでは2度来たことがあるけど、ラグビーでは初めてです。
コヨーテさんがラグビーをちょいちょい見に行っていることは当ブログを読んでいる方ならおわかりでしょうが、今年からコヨーテさんはヤマハのファンクラブに入ったので、タダ券を持っているが故にこうして磐田まで行ったのです。

くれぐれも言っておきますが、コヨーテさんは今年からラグビーを見始めたニワカ共とは違う。それだけはわかっておいてください。ルールもある程度はわかります。



この人(?)も、サッカーでは敵ですが今日は味方です。来年はサッカーではまた同じカテゴリーになるので、コヨーテさんはこの人(?)にサッカーの試合でも会うかもしれませんね。



流行語になっちゃったなぁ~。


で、試合は本当に序盤はドコモペースで進んで、「いくら全勝のヤマハとはいえ今日は厳しいか!?」という展開でしたが、前半の中盤にあったスクラムトライから一気にヤマハペース。あれよあれよという間に逆転して大差で勝つ、圧巻の試合内容でした。

去年見ていた身としては、「ラグビーの試合で9700人も入るとは…!」と非常に驚いたもんです。ただそれゆえニワカがほとんどで、セットプレーの時は絶対に音・声を出したり、フラッシュ撮影はしちゃいけないのにそれを守らないヤツがいるのがダメですねぇ。


とにもかくにも、今年のヤマハの勢いは相当なもんです。どこまで続くのでしょうか…。















【蛇足】

しっぺい君。
今年のグランプリで総合12位だったそうです。
地元磐田市のキャラクターなのに、しっぺい君を知らない人からは「ソフトバンクのお父さんがいるよ!」って言われてしまっていたのが哀愁。

動きであざとさを狙っています。
ああ^~















【さらに蛇足】
今沼津のホテルで宿泊中ですが、明日はタダバスで伊東競輪に言ってひと旗あげてくる予定。

感謝してもらいたかったけど

2015年12月06日 | 旅行
「Honda Racing THANKS DAY 2015」に行ってきたのですが…。




久しぶりの「スイカ電車」。茂木駅からバスでツインリンクもてぎへ行きました。



ちなみに今、期間限定で「真岡鐵道プレミアム全線フリーきっぷ(オリジナルグッズ付き)」を販売しています(780円引らしい)。オリジナルグッズにつられて買いましたが、キーホルダーとシャープペンだけ(しかもシャープペンはロゴもなんにも入っていないヤツなので実質オリジナルグッズはキーホルダーだけ)というアレ。
まあきっぷだけでも下館⇔茂木の往復で元が取れるけどね。


そんなこんなでツインリンクに到着。


初めてのイベントなのでいろいろ事前に情報を仕入れていったのに全然役に立たなかったな…。


ホンダの乗用車・バイクが展示されていたり、

自転車のデモンストレーションをやっていたり、

レーシングマシンの展示があったり…と、いろいろあったのですが、コヨーテさん的には「待たされ過ぎ」だと思うことがしょっちゅう。挙げ句「さんざん待たせたくせにこの有り様かよ」って思うこともいくつか…。

スタッフの対応もイマイチ…。事前説明がない(あったとしても看板が見づらい位置にあったり)ので並んだはいいが直前でアレになったりなど、ちょっと嫌な思いをしました。



レーサー・ドライバーのイベントにもイマイチ気が入らず。


気分転換に今まで行ったことのなかった「ハローウッズ」の方へ。

森の中を歩くといろいろなモノが見えてきます。今は冬だからそんなに「動き」はないけど、暖かくなればもっといろいろな生き物が見られるのでしょうね。


森の奥にレーシングコースがある、なんだか不思議な光景でした。



ひこうきもあるんだー



手塚プロのみなさんのショーもありまして…、

「コレクションホール」も見てきましたが3度目なので真新しい発見はなし。



来年もまたこのイベントに来るか って訊かれたら「来ない」って言うだろうな。レースを見るためにはここに来るだろうけど。

渦巻く踊りの国

2015年12月01日 | 鉄道
11月30日から12月1日まで徳島県旅行に行っていました。コヨーテさんにとって四国初上陸です。

しかし前日に突然携帯電話が利用できなくなり、Twitter等でのリアルタイムの報告ができませんでしたのでここで改めて。






早朝に羽田を発ち、徳島空港に到着。

ここからバスで鳴門市へ向かいます。



平日だけあってそんなに乗客はいない中、鳴門の渦潮観察船乗り場に到着。

ここの観察船は2種類あって、

大型で遠くまで見渡せるちょっと安い船「わんだーなると」と、

船底がガラス張りになっていて、水中の様子を観察できるちょっと高い小型の船「アクアエディ」(完全予約制)とがあります。

コヨーテさんは「せっかく来たのだから」と予約して高い方の船に乗りました。
高い方だけあって乗客はコヨーテさんと知らんおっさんの二人だけ。

そんなこんなで出発です。

船底の様子。船底だから揺れがモロに来るから船酔いするし、座席も「河川敷球場の座席」ってくらい粗末でいまいち居心地が悪い…。

ガラスの向こうの景色もあんまり代わり映えしないのでちょっと退屈…。

しばらくすると係のおねぇちゃんから「渦潮見えてきました」って言われたんですが、

ちょっと微妙だね。いちおう泡が渦潮ってことなんですが…。

「甲板に上がって見てみてください」とのことだったので行ってみると、

上からだと微妙に渦が巻く様子がわかりました。遠くの方を見ると潮の流れが違っている箇所をはっきり見てとれました。


しばらくすると、四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋が見えてきました。絶景。

船底よりも甲板で見ている方がより楽しめました。よって当ブログでは、この場所で乗る船はわんだーなるとにすることをおすすめします。


めちゃめちゃ船酔いした




なおこの施設にある遊具では、ワカメをUFOキャッチできます。隣接の売店でワカメ売っているのでそっちで買う方が安上がりなんじゃないでしょうか。


船を後にして鳴門駅へ。

どうやら県内を走る普通電車はこの形式の電車ばかりのようです(一部例外あり)。


次のお目当ての場所の最寄り駅の、

地蔵橋駅で降ります。
目的の場所に向かいたいのだけれど、駅の周りにはその場所へのアクセス方法を書いたチラシ的なモノはどこにもなく、さらに先述の通り携帯がオシャカになってしまったので情報を手に入れられず、完全に「記憶とカン」だけを頼りにしなければなりません。



しばらく歩くと「地蔵橋」の名前の由来とおぼしきお地蔵さまが。(逆光で見づらい!)

右に曲がってしばらく行くと、ありました!


わずかに盛り上がった丘のようですが、じつはれっきとした山なんです。ちゃんと国土地理院で認められた山。「日本一低い山」です。6.1m。
しかしながら但し書きがあって、「自然にできた山」としては日本一低いそうですが、「人工的に造られた山」(盛り土とか)でもっと低い山はあるそうです。それでもすごいことには違いありません。


階段がわずか20段あるかないかで山頂まで登山できちゃいます。上の画像の奥に見える赤い鳥居が登山口の出発地点です。

山頂にはこぢんまりとした神社が。
画像の左側に写っているBOXの中には「登山者ノート」があってコヨーテさんも一筆したためてきました。
「キンタロー。来訪記念!」ってでかでかとポスターが貼ってあったのはアレでしたが。
さらに登山者ノートに「東京都 福山雅治」って書いてあったのをいちいち拡大コピーして貼ってあったのですが「本人の字か?」と疑いの目を向けたコヨーテさんでありました。

ちなみにここの近くのラーメン屋で「登頂証明書(10円ナリ)」を発行してくれるらしいのですがコヨーテさんが行った時間は昼過ぎに関わらず店が閉まっていました。残念。



徳島市に戻ってきて、徳島市のシンボルである眉山(びざん)へのロープウェイ乗り場である「阿波おどり会館」へ。
ちょっと遅い時間だったので、阿波おどりミュージアムも眉山へも行けなかったのですが、一階のおみやげ売り場は午後9時まで開いているそうなのでしこたまみやげ物を買い込みました。

徳島市は今まで行った旅行先とはちょっと異質な感じがしたのですが、それは「街のど真ん中に山がある」ってことなんです。眉山(へのロープウェイ乗り場)は徳島駅からわずか徒歩10分の場所にあり、本当に街の中心から近い場所にあります。


でっかいすだちくんがいました。
けっこうすだちくんは露出が多いので皆さんも見かける機会はあるんじゃないでしょうか。


駅を挟んで眉山とは反対側に、城跡を利用した公園があります。

(後ろ姿ですが)城跡公園にSLが静態保存されているのは富山と同じですね。
その脇に天守閣があった場所へ通じる石段があります。

けっこう登ってきました。

いつまで続くのでしょうか。息が切れ始めてきた頃、

ようやく頂上。やはり佐倉と同じで天守閣がないと寂しいですな。でも、

市内を一望できました。


徳島市を後にして、徳島線で鴨島駅へ。
これで一日目の行程は終了。


二日目。


鴨島駅近くのホテルで一泊し、駅の始発が来る前に駅に向かいます。

そう。12月1日。青春18きっぷの発売開始日であります。
以前富山県で「赤い青春18きっぷ」を入手した時は非常に激しい争奪戦だったので、それに備えて早めに駅に到着しておこう という魂胆でした。
コヨーテさんにとってこの旅一番のイベントと言ってもいいでしょう。

駅に到着。

…あれ?

全然窓口に張り付いてるヤツがいない…。水橋駅ではコヨーテさんが始発で着いた時にはすでに並んでいるヤツがいたのに…。

上下線、それぞれの始発が来ても全然それっぽい客はいません。

あれ?あれ?


そんなこんなで窓口が開く時間になりました。
駅員のおっさんは「んー?今日発売日やったっけ?」的な顔で発売日の確認に行きました。

なんだかんだあって、コヨーテさんが最初で「赤い18きっぷ」を買えました。

めちゃめちゃ身構えていたのに拍子抜け。後から仕入れた情報ですが、JR西日本地区では発売日に完売となる駅が多いそうですが、JR四国ではけっこう残っている場合が多いらしいのです。



なお宿泊したホテルは結婚式場としても使われているのでめちゃめちゃきれいでした。



鴨島駅。ホテルから駅までの「よろず屋」っぽい店に干し柿がたくさん吊るしてあるのが印象的でした。


駅併設のコンビニでニッカンを買って水木御大の訃報を知る。境港に二度行ったけどあそこもどうなるのかなーと心配しながら、再び徳島駅に戻って、

「阿佐海岸きっぷ」を買いました。
牟岐(むぎ)線とその先の阿佐海岸鉄道の往復に便利なきっぷです。特急の自由席に乗れるのでこれを使う時は特急に乗るのをオススメします(つーか、特急を使わないと本来の金額より高くなる)。



そんなこんなで特急「むろと」が来ました。

一路南へ。

海が見えてきました。


かと思えばお城が見えたり…。


牟岐線はコヨーテさんが今まで乗った路線では、日南線に近いですかね。県内を南北に走り、沿線の風景とか、置かれている状況とかがなんとなく似ているんですよね。違う点は「特急が毎日走っているか否か」ってことだけですかねぇ。



そんなこんなで終点の牟岐駅。ここから先は普通列車です。


海部(かいふ)駅。こちらはJRのホーム。

ここから先は阿佐海岸鉄道です。

阿佐海岸鉄道の駅は3つだけで、基本的にその時間に走っている電車は一つだけなので、交換可能駅はありません。

12月に入ったので、今日から「イルミネーション電車」ってことで、車内がピカピカしていました。



終着駅の甲浦(かんのうら)駅です。駅舎では近所のおばちゃん達が手作りのおみやげ品やおやつ、さらには電車のきっぷを売っています。

もうここから先に線路が伸びることはないでしょう。

実はここはもう高知県。ホームには「ようこそ高知県 ここは高知県で一番東にある駅」と書いてありました。


15分程歩くと、

いい感じの海岸です。


道の駅が傍にあります。

昼飯の時間なので地元の漁港で取れたシラス丼をいただきました。うまかった!


さて、
腹も満ちたので、歩いて海部駅と甲浦駅の中間で、阿佐海岸鉄道の中心駅である宍喰(ししくい)駅に向かいます。(けっこう遠い)



いいなぁ。
海はいつ見ても飽きません。




トンビ(ライオンズナイターの解説で「なんちゅーか、その」が口癖の元ライオンズ監督ではない)がくるりと輪を描いていました。海ならではの光景。
何度か書きましたが、コヨーテさんは海のない山梨県出身だし、今は海沿いの品川区在住ですが、普段見る海は「海」っていうより「埠頭」なので、こういう海岸がある風景は新鮮なんですよ。




やがて県境に差し掛かりました。高知県、わずかですがお世話になりました。



徳島県に戻っても美しい海の風景は続きます。海は広いな大きいな。


この辺はサーフィンの本場らしく、そういうレンタルショップが並んでいました。



近くには道の駅。なんと温泉があります。
隣接したショップ&食堂には、

地元出身のジャンボ尾崎と、

上田監督の記念品が。コヨーテさんは勉強不足で、上田監督は本当に「監督」としてしか知らないので阪急出身というのは初めて知りました。
どちらも野球に縁のあるお方ですね。



20分程歩いてやっと宍喰駅。阿佐海岸鉄道は全線高架なので、宍喰駅も高架なのですが、周りには高い建物が一切なく、けっこう浮いた景観になってしまっています。
ちなみに宍喰駅の向かいには先述の上田監督の母校があります。



伊勢ぇび駅長(原文ママ)がいらっしゃいます。


電車に乗るだけではわからない、歩いてこそわかるいろいろなことがあります…。



徳島市に戻るとすっかり暗くなっていました。イルミネーションが輝いています。


そして旅のシメはなんといっても…、

徳島ラーメン!

初めて食べましたが細麺に濃厚な醤油とんこつのスープがうまいこと絡み付いて(玉子かけごはんみたい)美味!

腹も心も満たされて帰京しました…。





徳島県、まだまだ奥の深そうな場所ですね。大歩危の方とか、ウミガメ博物館とか、金長大明神とかもまだ見ていないですし、ぜひまた行きたいですね!