米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの機体に放射性物質の劣化ウランとトリチウムが使われていることが21日までに分かった。
米国防研究所(IDA)でオスプレイの主任分析官を務めたレックス・リボロ氏は本紙の取材に対し、オスプレイに使われている劣化ウランの放射能値が自然界の20~300倍に上ると説明した。
オスプレイは重大事故率が高く、沖縄県内で頻繁に訓練しているが機体の整備計画が大幅に遅れており、安全性が懸念されている。墜落など重大事故の場合について専門家は「物質が燃焼すれば人体に影響を及ぼす」「ウランは毒性が非常に強く、危険だ」などと指摘している。
リボロ氏によると、オスプレイの機体のバランスを取る重りとして1キログラム当たり7万8千ベクレルの放射性物質を持つ劣化ウランが数キログラム使われている。
リボロ氏は、オスプレイを通常運用する際は「長時間人体に接触させておかない限り、危険はない」と説明した。墜落した場合には「最悪の場合、金属ウランが融ける」と説明したが、蒸発することは考えにくいとした。
劣化ウランは原子炉や核兵器の燃料を生産する際にウランを濃縮する過程で副産物として生まれる。劣化ウラン弾や戦車の材料として軍事兵器に利用されることが多い。航空機のバランスを取る重りとして、民間機でも使われている。
一方、米海兵隊は本紙の取材に対し、オスプレイの機体に氷が付着しないようにする装置と救命ボートにトリチウムが使用されていることを明らかにした。「量が非常に少ないため、安全だと考えられる」とコメントしている。
オスプレイは普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備された2012年以降、24機のうち2機が名護市安部とオーストラリアでそれぞれ墜落している。
04年に同市の沖縄国際大学に墜落したCH53D大型輸送ヘリコプターはプロペラの亀裂を感知する装置にストロンチウム90が使用されており、問題となった。米海兵隊やリボロ氏によると、同様の装置はオスプレイに搭載されていないという。
(明真南斗、嶋岡すみれ)
(琉球新報)
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わかり切ってたことですが、改めて確認できたという感じですね。
墜落事故が起きれば、その場所を広い範囲で封鎖し、事故処理に当たっている米軍兵士は防護服とガスマスクで作業をしている。
その状況を目にすれば、いくら米軍が否定しようが、その機体に放射性物質が使われていることは、容易に想像できる。
何もかもが秘密主義で誠意のかけらも感じられない。
えっ?
軍事機密だから当然?
だから出てけ!! って言われるんですよ。
軍事機密だから民間人に知られたら困るんだろ?
しかも、沖縄は米国民でもないから、他国に機密情報を知られたくない?
なら、こんなにわんさか人が住んでる所に基地なんか置くなよ!
こんなにゴチャゴチャ人の住む所で訓練なんかするなよ!
そして、
民間人の住む場所に落ちてくんな!!
隣合わせで住むからには、隣人に配慮するのが当たり前だろが。
民間人に危険を及ぼすものがあれば、その説明をするのは当たり前だろが!!
それが出来ないから、共存出来ないって言われんだよ!!
そういうゴーマンな態度が、沖縄の人たちの怒りを買ってんだよ!!!
もう、
いいかげん本国に帰れよ!!