我が家の日記

★タンゴとワルツの調べ★

フェスティバル♪(長文付き)

2006年11月18日 | 子供たち
今日はたんの通う小学校でフェスティバルがありました。
いわゆる文化祭みたいなものです^^

朝のオープニングセレモニーでたんは舞台の上で何人かのお友達とフェスティバルのスローガンをみんなの前で手振り身振りつきで発表してくれました。。
声もしっかり出ていてとっても上手でした。

また、たんのクラスはリサイクルであそぼう!という内容でした^^
来ていただいた方には、学校でいらなくなった紙で紙ひこうきを作ったり、牛乳パックを使って

紙コプターを作ってもらったり

空き缶で作った

カン馬に乗って楽しんでもらったり・・・と、なかなかの賑わいぶりでした

色々楽しんだあとは

手作りの賞状までいただけます^^

たんも「ありがとうございま~す」と言いながら、賞状を渡す係りをしっかりとやっていました。

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実はこの日記を書いているときに、ちょっとした事件がありました。
たんが学校から帰ってこなかったのです!

先に書きますが無事に帰ってきていますので、ご安心ください。。。


もう帰ってくる時間なのに遅いなぁ~と思って、まずは近所の同じ学年のお友達のところに電話を入れてみました。
「たんくん、10分くらい前にスグそこ(家から50mくらいのところ)まで付かず離れずで一緒に帰ってきていたよ!まだ帰ってきてないなんておかしいよ~」とのこと。

もしかして途中で誰かに会って、その子の家に行ってしまったのかな?
それとも忘れ物か何かをして、学校に戻ったのだろうか・・?
と色々考えながら近所の辺りを捜したのですがいないのです。
たんには仲のよいお友達もいませんが、いくつか近所のお家もあたってみましたがいません。

それだけで20分くらい経過していたでしょうか・・・。

とりあえず学校に電話を入れてみました。
もう心臓がバクバクしていましたが、落ち着いてたんが帰ってこないことを担任の先生に伝えていると・・・
「カチャッ」と玄関の開く音がして、たんが帰ってきたのです!
でも、玄関に倒れこんで号泣していたので、一旦電話は切ってズルズルと抱っこして家に入れました。

別に怪我とかもしていそうにないし、どこか痛いわけでもなさそうでしたが、「どうしたの?どこへ行っていたの?」と聞いても泣くばかり・・・。

40分くらいしてやっと落ち着いてきたので聞いたところ、彼はこう言いました。。。。
もう、学校がつまんないから・・・

私も最初は意味が分からなかったのですが、よくよく聞いてみるとこういうことでした。
解説すると・・・

とにかく今回のフェスティバルで、たんはものすごーく色んなことを頑張ったわけです。
セレモニーの舞台(係りの仕事)のために朝練もやったりしていたわけで、大変だったけどやりがいがあって、自分の存在をみんなに認めてもらえて、とにかく嬉しかったし楽しかったのでしょう。

でも今日この行事が終わってしまって、自分の楽しみというか目標というか・・がなくなってしまって、まるでもぬけのから状態になって、何だか寂しくなってひとりで物思いにふけりたくなって、なんと家の車の中(鍵は開いていた)でゴロゴロしているうちに疲れもあってか(多分)寝てしまっていたようです・・・・。

障がい児とはいえ、このところシッカリしてきて安心しきっていた私も深く反省。。。
普段はそうでうもないですが、やはりこういった行事関係になると、彼なりの思いや考えがあったのですね。

今日このことがあって、またひとつたんの気持ちを少しですが理解することができました。
とにかく何があっても家には一旦帰ってこようねということだけは、約束してもらいました^^
心配して一緒に近所を捜してくださったHさんにも感謝です。

長文を読んでくださりありがとうございます。