口笛吹いて〜空き地へ行った〜♫でお馴染みの『みんななかよし』という教育番組。
この歳になると捻くれて、必ずみんなと仲良くせにゃならんのかい？(いじめは論外)と思ってしまいますが、それはさて置きアラフィフ世代には懐かしい道徳番組です。小学生の頃、道徳の授業でよく観せられてたっけ。今は道徳という科目はないみたいだけどね。…
その頃、道徳だったか国語の教科書だったか覚えていませんが、『かわいそうなぞう』を読みました。平和を考える際に使われる戦時中の上野動物園のお話です。
あれは自分が生まれる前の遠い遠い昔話だったはずでした。なのに、今回ネットで不安に怯えるキエフ動物園の動物達のことを目にする悲しさ。そして、一生懸命にお世話をする飼育員の方々。
でも考えてみれば、第二次世界大戦以降今日まで戦火が絶えることはなかったんですよね。いつだって戦争は地球のどこかで起こっていた訳で…。自分が鈍感になっていただけ、あるいは見て見ぬふりをしていただけなのですから。
人間だけでなく、犬や猫、その他多くの動物も犠牲になっていると思うと心が痛くて仕方ありません。
友人の２歳の娘さんは、ニュース番組でロシア軍の砲撃を受けたウクライナの建物が細かく砕け散り煙る様を見て、
「雪！」
と言ったそうです。友人は直ぐにTVを消したと話してました。こんな酷い光景を我が子に見せたくなかったから、と。
こんなニュースは流れない世の中になって欲しいと願うばかりです。
