皆さんからご心配頂いていた
モナカの血液検査とレントゲンの結果ですが
先日先生からお話を伺ってきました
万が一急を要するような問題があった場合には
検査当日に連絡しますがそうでなければ都合のよい時に
ということだったので
検査から帰って寛ぐモナカを見ながらも
私はなかなか寛ぐ気分になれずにいましたが(・・;)
幸いその日は連絡がなく後日改めて病院へ行くことに
そしてこちらが血液検査の結果
一昨年受けた健康診断の際の結果と並べて表にし
比較して見れるようにして下さいました
白血球・赤血球ともに特に問題はなく
肝臓に関しても全く問題なし
総蛋白が少し高いけれど
元気も食欲も変わっていないのであれば
現時点ではさほど気にする必要はない感じ
あとコレステロール値が前回も今回も高めなものの
ネコの場合ヒトのように動脈硬化に繋がることはないので
それほど気にしなくてもいいそうです
(このことについてはこちらに詳しくありました)
で 今回注意すべき点は赤い丸の付いたところ
尿素窒素の値が基準値を超えたことです
同じく腎臓の機能を測るクレアチニンの方は殆ど変化ないので
これくらいであれば物凄く深刻というわけではないけれど
クレアチニンの数値に異常が出たときには
既に腎臓の機能の75%が失われていることも多く
今までの検査では腎臓機能の衰えなどを
早期発見するのは難しいとされていたそうです
ただ新しい検査(SDMA)だともっと初期の段階で
腎臓の現在の状態を確認することが出来るようになったため
今後また肥満細胞腫のしこりのチェックの時にでも
ついでにSDMAをやってみると安心かもしれない
というお話でした
また腎臓に関して日頃から気を付ける点としては
お水を飲みに行く回数が増えたりしていないか
おしっこの量が今までより多くなるようなことはないか
そういうことに少し目を配ってみるようにとのことでした
次にレントゲン結果ですが
レントゲン写真のコピーはないので
恐らくこういう状態で撮ったのでは?という猫拓写真を(^^;)
モナカがレントゲンを撮ったのは初めてで
私も猫さんのレントゲン写真を見るのは初めてだったので
先生が一つ一つ臓器の場所や形を説明して下さったのですが
いや~面白かった!
自分のレントゲン写真なんて見ても何とも思いませんが(笑)
12年間毎日毎日撫で回しているモナカの体の中って
こんな風になってるんだぁ・・・
小さな体の中はこんな仕組みになってるのかぁ・・・
などと思いながら見ていたら
ちょっと不思議な一種の感動のようなものを覚えました
で まず胸部
モナカの心臓は今のところ形も大きさも問題なく
肺の状態も綺麗で気道の太さも均一で綺麗
ただレントゲンで確認できるしこりのようなものは
直径5mm以下だとはっきりはわからないし
肥満細胞腫の場合
肥満細胞自体血液の中を流れてどこにでも行く可能性があるし
細胞レベルの話なので
今レントゲンで何もないから確実に内臓に転移がない
とは言い切れないのが辛い部分ではありますが・・・(-_-)
腹部に関しても
腎臓や肝臓も肥満細胞腫が出やすいと言われている脾臓も
腫れたりしているようなことはなさそうです
ということで
血液検査とレントゲンを併せてみて
今わかっている肥満細胞腫以外の箇所で
もう少し詳しく調べた方がよさそうなものは
今回は見つかりませんでした
とは言え肥満細胞腫は放置しても全く平気な場合と
そうでない場合の見極めがとても難しいので
今見つかっているものに関しては何か変化がないか
またそれ以外で触れてわかるようなものが出来ていないか
注意してチェックしていくことと
腫瘍があるというとそのことばかり気になってしまい
他の病気の兆候を見逃してしまうこともあるので
そういうことがないように気を付けていきましょうということでした
レントゲン写真を見て妙に感動できたのも
特に問題が見つからなかったからであって
もしそうでなかったらとてもそんな気分にはなれなかっただろうし
今回の結果は結果としてこれからも
モナカに負担のない範囲で
定期的に調べてもらおうと思っています
モナちんには
まだまだ長生きしてもらわないと困りますからね~(^.^)