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日本は米国などとともに化石賞を「受賞」

2023-12-04 07:46:41 | ニュース
国連気候変動会議(COP28)の会場で、日本は米国などとともに化石賞を「受賞」した=2023年12月3日、ドバイ、竹野内崇宏撮影© 朝日新聞社
 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれている国連の気候変動会議(COP28)で、温暖化対策に後ろ向きな国に贈られる「化石賞」に3日、日本が選ばれた。

化石燃料への執着が透けて見え、見せかけの環境配慮の「グリーンウォッシュ」だと認定された。

 日本の「受賞」は4年連続。今回のCOPではこの日が初発表で、化石燃料回帰を強めるニュージーランドや、途上国支援基金への拠出が少ない米国とともに、環境NGOの国際ネットワーク「気候行動ネットワーク」(CAN)が選んだ。

 授賞理由は、石炭や、ガスも含む化石燃料での発電を続けようとする日本政府の姿勢だ。
 政府は、アンモニアや水素を燃やしても二酸化炭素を出さないとして、石炭やガスに混ぜて発電する方式で火力発電の排出削減を進めるとしている。

一方で、削減効果やコスト、燃料調達に不透明な要素が多い。CANは「石炭とガス(発電)の寿命を延ばそうとのくわだてが、透けて見える」と批判した。

朝日新聞デジタルのサイトを見る【COP28詳報】原発・再エネ、宣言が次々 自治体の首長らも活躍原発容量3倍「賛同しない理由ない」 乗った日本政府、安全へ懸念も日本、脱炭素は「多様な道筋」 アンモニア混焼に批判も COP28



「首相、旧統一教会系トップと面会」19年に党本部で関係者証言

2023-12-04 07:41:01 | ニュース
「首相、旧統一教会系トップと面会」 19年に党本部で 関係者証言
2023/12/04 05:00

(朝日新聞)
 岸田文雄首相が自民党政調会長だった2019年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体のトップと自民党本部で面会していたと、複数の関係者が朝日新聞の取材に証言した。

 岸田氏はこれまで教団との関係について「知る限り関係はない」とし、閣僚や党所属国会議員に点検や説明、関係の見直しを求めていた。自身の説明責任が問われることになる。

 関係者によると、岸田氏は党政調会長だった19年10月4日、党本部で来日中のニュート・ギングリッチ元米下院議長らと面談した。この場に、教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」のトップである梶栗正義議長が同席していたという。梶栗氏の父は教団の元会長で、梶栗氏は別の教団関連団体のトップも務める。UPFは教団創始者の故・文鮮明(ムンソンミョン)氏と妻で教団総裁の韓鶴子(ハンハクチャ)氏が創設した団体だ。

 党本部では、主に岸田氏とギングリッチ氏が米大統領選の情勢などを語り合った。面談は30分以上にわたり、梶栗氏は岸田氏に名刺を渡して自己紹介したという。

 朝日新聞はギングリッチ氏に面談の経緯や内容を取材したところ「プライベートな会話だった」とコメントした。UPFジャパンを通じて梶栗氏にも文書で事実関係をたずねたが、回答はない。

 岸田氏の事務所にも梶栗氏との面会について複数回たずねたが「ギングリッチ氏との面談であるとの認識だった」という回答で、梶栗氏についての説明はなかった。(編集委員・沢伸也、高島曜介)