今日も昨日に引き続きハープとフルートのプロムナードコンサート開催。
カンナでは、演奏者やアーティストがホテルに宿泊して行う「アーティスト イン レジデンス」を行っています。普段は大きなホールで開催されるコンサートの演奏者が身近で演奏してくれるミニコンサート。演奏者のジョークや普段の何気ない会話などを楽しみながら、楽曲を演奏する際の気遣いなどを楽しく聞くことが出来ます。
今回のグランドハープ奏者の大木理恵さんは身長150センチくらいの小さな体に大きな約50㎏もあるハープの移動の時の悩みや笑い話が皆さんを和ませてくれました。ハープ奏者は白鳥と同じ。水面下では、ペダルを足で忙しく踏みながら表面では優雅に奏でるハープを白鳥にたとえてくれました。私が白鳥といっているのではないのですが・・・と笑いが起こる場面もありました。普段着のコンサートは、演奏者の方々の素顔が見えてとても楽しい雰囲気に包まれました。また、フルート奏者の渡久地さんとの会話の掛け合いはまるで漫才のようなテンポでこれまた心が弾む会話でした。
カルメンを主題とした演奏は、普段聴きなれた楽曲ですがハープとフルートで聴くと上品な中に力強さも感じ入られて、偶然ランチにお越しになった若いカップルのお客様にはとっても喜ばれました。