NPO法人あきた菜の花ネットワーク

NPO法人あきた菜の花ネットワークからのお知らせです。

【活動報告】 由利原高原の菜の花が満開です!

2009-05-22 09:57:30 | 活動報告
お久しぶりです!あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日は、ネットワークで育てている由利原高原の菜の花畑の様子を紹介します。

もともとこの土地は大根畑ということで開拓された所だそうですが、近年は土壌性質やアクセスの不便さから耕作放棄が進んでいました。

一昨年の菜の花フォーラム2007を開催した時に本荘市の方から
「何とかできないか?」
と、相談された菜の花ネットワーク。

で、やっちゃったんですよ。
一昨年・去年と菜の花を作付けてるんです。
写真は5/8現在の写真です。
咲き始めたばかりの写真ですが、そこそこ綺麗でしょ?

難しいと言われていた地域なのになぜ栽培をするのかが不思議でした。
で、その理由をネットワーク某理事に聞いたら、
「鳥海山をバックに菜の花が咲いたら奇麗だろうな」
だそうです。いやはや…
中年男性のロマンほど、活動の動力源に勝るものはなし。と思った瞬間でした。


そして、今後は本荘にある長田建設さんが由利原高原に菜の花を栽培するようで…。
良いことだなぁ。なんて思っている私…

ここで私の考えを述べるのってどうかと思うんですけど、地域の人が地域の問題に向き合って解決しようと動くときが最も活動に芯ができるんじゃないかな?って思うんです。
なぜ?と聞かれたら、自分の生活・地域のために頑張るから。
もちろん、地域外の方々には頼もしい人が多く、その地域が欲する力・知恵・様々なものを持っているでしょう。
しかし、地域外の人って窮地に立たされた時、いざとなればその問題を放棄することもできるんじゃないかな?って思うんです。
うーん…
そんな人ばかりではないのですが、どちらにしてもやっぱり地域の中に必ず活動の中核者がいる必要があると思うんです。

だから、地域の方も参加してくださるとお話を伺って嬉しかったです。
NPOあきた菜の花ネットワークが活動を通して発信している「意識改革のキッカケ」、「ともに活動するキッカケ」、もっとたくさんのキッカケ…
それを拾ってくださった長田建設さんに感謝です。



ちなみに、由利原高原の菜の花は今が見ごろです。
たぶん、本州で一番最後に咲く菜の花なのではないかな?
土日の天気が心配ですが、是非見に行ってくださいね