周りから叩かれるとすぐ「言論の自由」「表現の自由」と言い放つ人たちが多くなってきているのが昨今の我が国なのだが、ある意味マスターベーション効果で自分たちだけが気持ちよくなれば他人はどうでもいいという考え方なんだろうと容易に想像はつく。
それが都知事選にまで影響を及ぼすとは日本という国は終わりつつあるのかもしれないね。
さらにやったもの勝ちで取り締まることもできないのはもう末期症状だ。
さて、今回は「表現の自由」について語らせてもらうが、古今の映画やドラマ、はたまたアニメやマンガにおいても行き過ぎた性的表現の作品が増えてきているのも情け無い話だと感じる。
もちろんストーリー上の演出で必要だという言い分も理解できるし全て否定する気もサラサラない。
しかし、社会常識的に「これはアウトだろ」というものが多くなってきてるのも事実。
まるで同人誌やエロ本まがいの描写ではいくら深夜の時間帯であろうとも「全く問題がない」とは言えないだろう。
世間ではそんな作品を「低俗」と言うわけだし原作者や制作会社、あるいは放映局のガバナンスを疑ってしまう。
ひとつ例題として紹介したいのだが、深夜時間帯のアニメでスポーツものの新番組が放映されるようで予告の映像の中に女の子の股間のアップが表現されていたのを見かけたのだがちょっと見るに耐えなかった。
今は女性アスリートから性的表現による写真などがネットに流出しているとの訴えも記憶に新しい話題ではあるが、これはそういった興味をひくものの一因になりはしないか?と危惧してしまう。
しかも、地上波の局の放映だから上の人間は承知してるのかはなはだ疑問だ。
なんでも自由の世の中になったとはいえ行き過ぎのような気がする。
いや、そういった作品が見たいのならブルーレイでもDVDでも個人趣味として見ればすむことだが、いくら深夜時間帯であろうが地上波局で流す作品ではないと思うのだがどうだろう?
まあ、私は予告編しか見てないからあまり強くは言えないし、もしかするとたまたまアップ表現があったのかもしれない。
昔から性的嗜好は人の数だけあるワケだが、昔だって入手するのに手間やカネがかかるのがこの手の作品だと思うので、それを公共の電波で流す意味を関係者はよく考えるべきなんじゃないの?ってオジサンは感じるね。
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