アルツハイマー(当初)と、診断されて、6年以上の歳月が過ぎましたが、
診断される1年ぐらい前から、兆候は見え始めていました。
物忘れが始まったり、何度も同じことを言ったり聞いたり、料理を作っても、とんでもない味になっていたり、
それは、年齢からくる物忘れだと思っていました。
当初(8月5日)の「発症のきっかけ」に記したようなことがあって、初めておかしいと気がつきました。
それまで、元気で社交的だった母は、ご近所の皆さんと仲良く、買い物に行ったり、食事に行ったり、
孫の面倒を見たり、充実した日々を送っていました。
兄が亡くなってから、母の人生が大きく変わってしまいました。
何事にもやる気がなくなり、人との接触もなくなり、家に閉じこもってしまいました。
アルツハイマーと診断されてから、人の見る目が変わってきました。
初めの頃は、ご近所さんたちも、何かあった時には、助けてくれましたが、いつの日か
徐々に仲良くしていた人達が、距離を置くようになっていきました。
痴呆になった人間は、相手にされなくなりました。
今は元気でも、先のことはわかりません。
母も私も、兄があの若さで死ぬとは、思ってもいませんでした。
このブログは、アルツハイマーと診断されたその日から、現在と過去を交えながら、書いています。
私は、過去に起きた出来事を、昨日のことのように覚えています。
その記憶を元に書いています。
他の方のブログを見ていると、認知症の介護で心がけていることは、
笑顔で対応していると、書かれていました。
母と私の1対1の向き合った介護で、毎日イライラすることが多く、
心の余裕がない、私には笑顔で対応することは出来ません。
いつも思うことは、
もう一人誰かいてくれたら・・・・・
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