

体に異常がでたときには、肝臓に転移して、余命6ヶ月の診断でした。
彼女はアメリカに住んでいたので、毎日、電話とFAXで、楽しかった頃の話をたくさんしました。
私と話をすると、落ち着くと言って、いつもうれしそうに言ってくれました。
彼女は頑張ってくれました。
6ヶ月の命だったのが、1年頑張ってくれました。
彼女は、大学を卒業してから、アメリカに行ってしまったので、ほとんど、会うこともなく、
そのまま、天国に行きました。

2年前、くも膜下出血で倒れ、亡くなりました。
彼女は、一番身近にいてくれていたので、悲しくて、今でも忘れることの出来ない
存在の人です。
母が痴呆になってから、時々様子を見に来てくれた、とてもやさしい人でした。
2ヶ月に一度、父と兄のお墓に母を、連れて行ってくれたり、
我が家に来てもすぐに帰らずに、私がお風呂に入ってる間、
母の様子を見てくれていたり、とても助けられました。
介護疲れの愚痴など、話を聞いてくれました。
どんなにつらいことがあっても、彼女がいつも聞いてくれていたので、
介護の辛さなど、どこかへ飛んでいってしまったような気分になれました。
兄が亡くなったとき、あまりにも早すぎるなんて言ってた人が、
兄と同じ年で亡くなるなんて・・・・
あまりにも、悲しい現実です。
倒れる数年前から、頭痛がすると、内科で薬をもらって飲んでいたようでした。
亡くなる3ヶ月前、私の家で、激しい頭痛を起こしました。
どうしてこの時に、気がついてあげられなかったのか、とても後悔しました。
今でも、忘れることの出来ない生涯の苦しみです。
彼女のお姉さんから、聞いたことですが、
CTでは発見されないところに動脈瘤が3箇所あったそうです。
MRIでなければ、発見するのは難しい場所だったそうです。
ほとんどの人は頭痛がしても、あまり脳外科に行かないと思います。
私も頭痛がすると鎮痛剤を飲んで、ごまかしています。
人間ドックには行っても、脳ドックにはほとんどの人が行かないと思います。
体は健康だったのに、頭の方に病気があるなんて、考えられなかったことです。
二人とも子供がいるのに、早すぎます。
二人とも天国から、私を見てくれているのでしょう
きっと、天国で綺麗な花になっているのでしょう
この記事は、朝から書いていたのですが、
途中で涙がでて、何度も中断しながらの、書き込みで、とうとうお昼を過ぎてしまいました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
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